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メーカーとユーザのギャップ

最近のノートパソコンは非常に多機能になっている。
テレビを録画するのは勿論のこと、その他にも
様々な機能が数多く搭載されており
その為、値段もあまり下がっていない。
メーカーとしては絢爛豪華な商品でユーザの
財布のひもをゆるめたいのだろうが
実はこの両者の間にギャップがあるのである。
メーカーの思惑とは裏腹に、ユーザに人気があるのは
しっかりとした処理能力を持った堅実なノートなのである。
テレビはテレビで見るし、録画もビデオがある。
となればパソコンにそれをシフトするメリットが無ければならない。
他にも最近のノートに搭載されている機能やソフトは
どれも中途半端なモノばかり。
本当にやろうと思っても、痒いところに手は届かない。
となれば、自分がいつ何をしようとしても、しっかりと対応出来る
基本性能のしっかりとしたノートが売れるのは当然である。
今現在の技術ならば、ノートの値段は大分下がっても良いはず。
しかしながら、ノートは数年前と変わらない値段編成である。
デスクトップならば、メーカーによっては基本性能のみを充実させた
非常に安価なモノが数多く出ている。
最近はノートも少々出始めてはいるが、いかんせん数が少なすぎる。
ノートの売り上げを伸ばそうと思うならば、このユーザとのギャップを
まず最初に埋めなければならないようである。
今後のノートの値下がりに期待したい所である。