少々時間が空いてしまったが予想通り
Apple社がCPUをIBMからIntelに
乗り換える事を決めた。
この話は今月の頭に決まった事だが
今回の乗り換えによって、ソフトウェアのプログラムの
書き換えの問題が大きな焦点となっていた。
しかし、Apple社は今回は異例とも言うべき措置を執った。
というのも、既にIntel製のチップで作成されたMacintoshを
今月から999ドルで開発者向けに発売する事になっている。
これは本当に異例で、Appleがここまでするのは初めてである。
来年から徐々に乗り換えを開始するとの事で
パワーユーザ向けのデスクトップマシンは2007年頃には
全て乗り換えを済ませるとの事である。
今回の乗り換えはIBMが3GHzの壁を越える事が出来なかったなどの
様々な原因を挙げており、致し方ないと言ったところだろう。
しかしながら、この乗り換えで今まで問題視されてきたWindows関連の
PCとの単純なCPUのクロック数の差は全くなくなった。
WindowsもIntel、MacintoshもIntelとなればCPUでのスタート地点は同じ。
つまりあとは個々のOSなどのソフトウェアの出来不出来が優劣を決める。
ただ御存知の通り、MacintoshのOSはWindowsのOSを大きく引き離しており
この点では大分有利な立場に立っているのは間違いない。
後はこの乗り換えがいかにスムーズに進むかが焦点になるだろう。
今後のAppleに期待したい。