我が家にiPod Photoがやってきた。
先日の停電の際にどうやら電源異常で壊れてしまい
東京電力の迅速な対応のお陰で
破損したHDDを含めて、全て元通りとなった。
iPodだけは私の所有するモノは既に生産終了となっているので
現行のiPod Photoの60GBのモノに変更となった。
つまりバージョンアップである。
私が購入した当時のiPodよりも価格が下がっており
値段的にはiPod Photoの方が安いが機能は上という
非常に面白い結果となってしまった。
さて、実際に使ってみた感想だが、やはり素晴らしい。
薄くなり、軽量化されたのは知っていたが
やはり実際に使ってみると本当に良い。
また機能も追加されており、今後も私の強い戦力となってくれるだろう。
これが1台あるだけで、ボイスメモなどで作曲のスケッチを録音したり
音楽教室での仕事用の曲を入れておいたり
場合によってはクリックを録音したモノを入れておけば
簡易メトロノームにもなる。
このような事は普通のMP3プレーヤーでも出来るのだが
問題はこれらの再生の仕方にある。
プレイリストと呼ばれるファイル分類の方法で
これが他のMP3プレーヤーとは大きく異なる。
普通は同じフォルダに入っているファイルで再生が可能となる。
例えば洋楽のFusion、Funk、Soulと言った具合である。
しかし、これらのジャンルでFunkにもSoulにも分類される曲は
非常に数多くあるわけで、それらをどちらのフォルダでも聴く為には
同じファイルをそれぞれのフォルダに入れなければならない。
つまり、FunkとSoulのフォルダにそれぞれ同じファイルを入れるので
その曲のファイルの容量は倍に膨れあがってしまう。
これが多ジャンルに渡る作品だった場合はその容量は数倍になってしまう。
しかしiPodの強いところはここなのである。
iPodはプレイリストと呼ばれるファイルを使用して
iPodの中に入っているどの曲をどのプレイリストで再生するかを決めている。
このプレイリストが普通のMP3プレーヤーのフォルダに相当するのである。
つまり、同じ曲で複数のジャンルに渡っている曲でも
このプレイリストという概念がある限り、ファイル自体は1つで良い。
この機能がある為、私はどうしてもiPodから離れる事が出来ない。
また、iTunesという楽曲管理ソフトも非常に魅力的であり
普段から曲の仕分けが多い私としては重宝する。
最近は日本企業のMP3プレーヤーの反撃もあるが
やはりiPodが一番お薦めである。
是非とも自分に合った1台を持って欲しいものである。