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Live! & 日本対ブラジル

横浜みなとみらいランドマークタワーの
ロイヤルパークホテルにて里村美和氏の
BANDのLiveを行った。
嬉しいことに今回のLiveは私がサウンド関連の統括を
任されており、是非とも成功させたいLiveでもあった。
テーマはLatin。
Bossaを基本としながらも、Salsaなどのフレーバーを取り込み
非常にバラエティーに富んだ雰囲気に持っていった。
里村氏はやはり百戦錬磨の大御所の貫禄があり
私が予想したサウンドよりも数段上のGrooveを打ち出し
BANDのGrooveをまとめて頂いた。
また第3ステージでは私が急遽Vocalも担当し
第4ステージでは今日ダンサーとして参加していた
RIKO氏、藤谷美里氏、にしやん氏の3名が
Vocal・Saxで参戦し、本当に楽しいLiveとなった。
藤谷氏とにしやん氏とは久々の共演であり
私としても嬉しい限りであった。
2人とも素晴らしい人格で控え室・ステージ共に
里村氏やRIKO氏と共に良いムードを作り出している。
そしてGtの瀧澤氏とBassの川端氏は
このところ良く御一緒させて頂いているており
本当に良い雰囲気の中でのLiveで
私も良いプレーをする事が出来たと思われる。
勉強になると共に、リフレッシュも出来た良い一日であった。

さて、いよいよバレーボールワールドグランプリで
女子日本代表は王者ブラジルとの対戦である。
日本はここまでストレート勝ちで来ているだけに
これは期待の出来る試合だと思われる。
まずは第1セットで日本は宝来のブロックや
杉山のブロード、菅山・大友・高橋の強打を武器に
相手をスピードで掻き回し、なんとブラジル相手に
ブロックポイントを1つも与えずに25-17で
第1セットを先取した。
続く第2セットでブラジルは浮き足立っており
序盤からミスを連発し、完全な日本ペース。
とにかく素晴らしい出来なのが菅山である。
パワーだけでなく、脅威のテクニックも披露し
守りでも難しいボールをレシーブし
そして場面によってはセッターのように素晴らしいトス。
攻守共に大活躍で第2セットもブラジルを圧倒し
途中連続ポイントを許す場面もあったが
ついに王者ブラジル相手に25-17で第2セットも連取。
このまま波に乗って一気に決めたい所である。
しかしブラジルもここで意地を見せ第3セットは
17-25でブラジルに奪われてしまう。
このあたりは王者の風格もあり、自らの悪い部分を
しっかりと修正してくるのが怖いところである。
そして迎えた第4セットだが、ブラジルは第3セットに引き続き
なおも修正を施しており、なおも日本を攻め立てる。
序盤からリードを許し、点差を詰められないまま試合が進む。
中盤になり点差を縮めつつも大事な場所で
ブラジルに押さえられていたが、ついに14-14まで追いつき
なんと竹下のブロックでついにリードを奪う。
しかしブラジルもそこで引かず、またリードを奪い返し
また少しずつ離されてしまう。
そしてそのまま21-25でこのセットもブラジルに奪われる。
これで2-2のタイとなり、ついに最終セットまでもつれ込む。
さすがに楽には勝てる相手ではないようである。
最終セットは最初のポイントは日本が取ったが
リードを奪いつつも引き離せずにシーソーゲームが続く。
最終セットは15点先取なので集中力を
一瞬でも切らしたらそこで負けてしまう。
それだけに是非とも集中した場所である。
しかしブラジルもジャンプサーブやアタックで波に乗っており
非常に難しい試合展開である。
2点差を埋められないままコートチェンジ
そしてついに3点差まで引き離される。
しかし大友の強打、菅山のレシーブ、高橋のフェイントなどで
何とか食いつき、ついに1点差まで追撃する。
王者ブラジルもここでたまらずタイムアウト。
しかし日本の流れは止まらずついに日本は12-11と
リードを奪い、ここでブラジルがまたもタイムアウト。
ブラジルもここで気持ちを引き締め、同点に追いつかれる。
それでも大友の上手いプレーでリードを奪い返し
そしてここで宝来のブロックでついに2点差のリードを奪う。
ついに日本のマッチポイントである。
しかし、ブラジルの選手の入れ替えで時間を稼がれ
流れを切られてブラジルに追いつかれ、14-14。
これで2点差を奪った方の勝ちとなる。
ここで菅山の流れを引き寄せるパワフルなアタックで
またもマッチポイント。
しかしまたもブラジルに追いつかれてしまう。
そして今度はブラジルのマッチポイントとなる。
そこでそのブラジルの流れを断ち切るのが、またも菅山。
しかしまたもブラジルがマッチポイントとしシーソーゲームが続く。
そして最後の最後まで喰らいついた日本だが
最後で18-20でブラジルに最終セットを取られて
ついに初めての負けを喫してしまう。
しかしこの試合でサッカー同様に日本のバレーを
世界に知らしめる形となり、日本も大いに自信を持って
今後の予選ラウンドを戦っていけるのではないだろうか。
是非とも仙台で行われる最終ラウンドに残り
北京への第一歩として欲しいものである。