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日本対ラトビア

サッカー日本代表はワールドカップへ向けて
ヨーロッパ遠征での第1戦、ラトビアと対戦した。
日本は海外組を9人取り入れた布陣で
中田をキャプテンに起用している。
残念ながら小野は前日の練習で足首に不安を抱えているため
ベンチのスタートとなった。
前半開始早々に高原の素晴らしい相手GKの意表をつくシュートで
日本は1-0と先制する。
前回のホンジュラス戦で勝ちはしたものの、4失点という
少々情けない成績となり、この試合の布陣は非常に攻撃的なだけに
ディフェンスにも注目したいところである。
前半はそのまま終了したが、やはり少々格下相手に危ないディフェンスが見える。
そして迎えた後半だが、7分に柳沢の突破からPKを取り
それを中村がきっちり決めて2-0とする。
この早い立ち上がりでの得点は評価するべきだろう。
しかし後半22分、大久保がピッチに入った直後にコーナーから
圧倒的な高さを生かした攻撃でラトビアに得点を許し2-1とされる。
このあたりは、中沢や三都主などの身体能力の高い選手が
ディフェンスにいなかったためだとも考えられる。
そして試合は進み、後半44分という時間帯に
集中力が切れた為か、中田・中村が交代した為か
とんでもないミスで2-2とラトビアに追いつかれてしまう。
ロスタイムは3分だったが、大久保の渾身のシュートも入らず
試合は終了してしまう。
ここへ来て何とも言えない結果となってしまった。
攻撃面の調子が良いだけに、ディフェンスを修正して次戦に期待したい。