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日本対ブラジル

ついに日本の決戦の時がやって来た。
ドイツワールドカップグループリーグ
日本の最終戦となるブラジル戦である。
この試合に2点差以上つけて勝たなければ
日本はグループリーグ敗退が決定する。
安全に行くなら3点差以上。
しかしながらブラジルに対して
今まで3点差もの大差をつけて勝った国は
ほとんどないのである。
もし日本が勝ったとしても、オーストラリアが
クロアチアに勝ってしまえば、意味がない。
何とも運任せな試合だが、WBCの奇跡が
もう一度サッカーでも起きることを信じるしかないだろう。

この試合両チームとも大きく布陣を変更しており
まず日本はFWに玉田と巻、MFには稲本を投入。
宮本の代わりには坪井が入っている。
また、ブラジルの方は完全な調整試合の布陣。
ロベルト・カルロスやエメルソン、アドリアーノといったメンバーが
控えに回っており、魔法のカルテットは不在である。
これがどういう結果をもたらすか、楽しみである。

試合開始から日本は積極的に攻めて点を取りにいく。
そして裏の試合のクロアチア対オーストラリアでは
スルナが強烈なフリーキックでいきなりのゴール。
先制点がクロアチアに入った。
このまま1-0でクロアチアが逃げ切れば日本としては
大いに嬉しい結果となる。
最悪の結果としてはオーストラリアが勝ってしまう事。
それだけに、早い時間でのクロアチアの得点は
一次の安心材料と言えるだろう。

前半6分、ロナウジーニョの芸術的なパスから
ロナウドが日本ゴールを狙うが、これを神・川口が好セーブ。
スピードの鈍いロナウドで良かったと、胸をなで下ろす瞬間である。
やはりクロアチア戦同様に、ディフェンスの弱さは
克服できていないのかも知れない。
この試合も神・川口の奇跡にすがるしかないのだろうか。

攻撃では玉田、稲本が非常に良い活躍をし
日本が攻撃で良い流れを掴んでいる。
しかし、問題はゴール出来るかどうか。
この試合では経過ではなく、結果が全て。
それだけに良い結果を期待したい。

前半15分、ブラジルのロビーニョが素晴らしいドリブルで
日本の中央から突破し、シュート。
これをまたも守護神・川口がはじいて危機を脱した。
その直後の前半20分にはまたもロナウドのシュートを
左手一本ではじき、その後の前半22分にも
ジュニーニョ・ペルナンブカーノの無回転で不規則な動きをする
強力なシュートをもはじいており、素晴らしいプレーの連続である。
今大会でのNo.1GKは、川口と言っても過言ではないだろう。

日本は玉田や稲本を中心に良い攻めを見せるが
ブラジルのようにシュートまで持って行く機会が少ない。
その上、神・川口が全て防いでいるが
ブラジルのシュートのほとんどは日本の枠を捉えており
一方日本は枠を捉えたシュートが少ない。
このあたりが日本の決定力の無さを露呈しているのだろうか。

しかしこの試合でのロナウジーニョのテクニックは恐ろしい。
日本のディフェンス数人を相手に、簡単に抜いてみせる。
しかもその抜き方が芸術的であり、まるで一人でリフティングを
しているようにしか見えないのである。
これが世界一のボールテクニックなのだろう。

そしてついに試合が動いた。
前半34分に左サイドの三都主の突破から玉田へ。
相手GKの位置から非常に難しい角度だったが
これを強烈なシュートでゴール左上隅にたたき込む。
日本についに先制点である。
この玉田のゴールにはAsian Cup以来の涙が出てしまった。
本当に素晴らしいゴールである。
ブラジルにとっては今大会初めての失点であった。

日本としてはここからが一番集中しなければならない時間帯。
先制点で浮き足だったところに、ブラジルが一気に攻めかかり
あっという間に同点、そして逆転というのが一番イヤな展開である。

一方のクロアチア対オーストラリアの試合がここで動いた。
クロアチアがペナルティーエリア内でのハンドを取られ
オーストラリアがPKを得て、これをムーアが決めて1-1と同点。
振り出しに戻ったわけである。

ブラジルの猛攻を防いでいるのは川口だけではない。
この試合大きく攻守において活躍しているのが稲本。
危険な時にはほとんどカバーに入っており
素晴らしいディフェンスで日本を救っている。

しかし、前半ロスタイムに悪夢がやって来た。
これまで鈍い動きに救われていたが
そのロナウドのヘッドで1-1と同点に追いつかれてしまう。
中澤が完全にロナウドから目を離し、ボールを見てしまったため
マークが外れ、ドンピシャでロナウドの頭へ。
目の前からのヘディングに、さすがの川口も
ここを防ぐことは難しかった。
非常に良い形だっただけに、大いに残念である。
どうにか後半に期待したい。

ハーフタイムに入り、ようやく気がついたのだが
この試合でも気になるポイントが1つ。
やはりNHKのアナウンサーがやってくれた。
ブラジルのカカを呼ぶときに「カカァー」である。
いや、さすがにそれは・・・・・。
どうしてそう言う呼び方になるのか質問したい。
ツッコミどころ満載である。
声を大にして言いたいが、彼は「カカ」である。
スペルも「KAKA」であり、「カカァー」とは読まない。
先日も書いたが、私はNHKが嫌いなわけではない。

さて、冗談を入れてリフレッシュしたところで後半開始である。
両チーム共に交代はない。
後半も開始早々から、日本ディフェンスの目はボールに行っており
前半のロスタイムの悪夢同様に、ブラジルにチャンスが訪れる。
ハーフタイムでツッコミを入れたカカがシュートを放つが
これは枠を捉えず、まずは一安心。
しかしブラジルは前半と違い、攻めに来ており
日本の今のディフェンスでは非常に危険である。
ただ、逆に日本のカウンターのチャンスもあるわけで
そちらに期待したい。

しかしそれは甘い考えだった。
日本があまりにディフェンスラインを下げすぎた。
後半9分、ジュニーニョ・ペルナンブカーノの前を空けた為
その無回転で不規則な動きをする強烈なミドルシュートが
日本のゴールに突き刺さる。
打ってくださいとばかりに、完全にフリーにしてしまっており
日本のディフェンスの悪さがますます露呈する。

日本はここで小笠原に代えて中田浩二を投入。
中田を一列上げて攻撃に参加させる戦術である。
そして、ここでクロアチア対オーストラリアの試合が動いており
ニコ・コバチによる強烈なミドルシュートで
クロアチアが1点を追加し、2-1とリード。
もし前半のスコアのままだったら、ここは両手を挙げて
喜ぶところであり、本当に残念である。

そして後半14分、日本にとっては絶望の追加点が入ってしまう。
左サイドから上がってきたロベルト・カルロスの代役の
ジウベルトがそのまま豪快なシュート。
マークが外れており、これもフリーで打たせてしまいゴール。
これで1-3と、絶望的なスコアになってしまう。

日本は直後に巻に代えて高原を投入。
この試合初出場で浮き足立っていただけに正解かも知れない。
しかしこの高原が交代した直後に痛めていた膝を負傷。
とりあえず担架で運ばれ、ピッチの外で治療を施す。
高原がピッチの外にいる間も、ブラジルの猛攻は続き
もう完全に川口の練習かと思われる程に
ブラジルがフリーでシュートを放っている。

高原が一度はピッチに戻るが、やはりすぐに退場。
代わって大黒が急遽ピッチに入る。
これで日本は全てのカードを切り終わり
あとは選手に任せるしかない。
それに引き替えブラジルには本来のスタメンである
エメルソン、アドリアーノ、ゼ・ロベルト、ロベルト・カルロス、カフーなど
強力なメンバーが控えており、日本は完全に遊ばれてしまっている。

ブラジルはここで2人のメンバー交代。
カカを下げて、ゼ・ロベルト。
もう一人は驚くべき事にロナウジーニョに代えて
リカルジーニョを投入。
ブラジルは本当に調整試合にしか思っていないようである。

後半も残すところ10分となっており
裏の試合であるクロアチア対オーストラリアは
またも試合が動き、オーストラリアのキューウェルが
クロスで上がったボールがこぼれたところを押し込み
オーストラリアが追加点で2-2とし
日本はますます不利な状況になった。

その直後、日本にとどめを刺すかのような追加点が入る。
数では圧倒的に勝っていたのにもかかわらず
やはりロナウドのマークを完全に外し、そこへパスが入って
ロナウドがフリーで思い切りシュート。
これで4-1と完全に日本が突き放された。
この瞬間の玉田の顔を、私は一生忘れないだろう。
本当にやるせない表情で、見ているこちらも心が痛い。

そしてその直後、ブラジルは3人目の交代を
GKで使い、前大会までレギュラーだったセニに交代し
完全に消化試合扱いである。
この交代を見て、日本代表の顔が一気に落ち込んでゆく。

既に後半中盤あたりから、日本代表の足は止まっており
完全にブラジルペース。
中田英寿や玉田、そして後半から入ったメンバー以外は
もう棒立ち状態で、プレーになっていない。
前半から仕掛けた疲労もあると思うが、心が折れている。

試合時間は虚しく経過し、ついにロスタイム。
この時間帯がサッカーで一番点の入る時間帯なだけに
とにかくあと1点でよいので取って欲しいところだが
ピッチにホイッスルが響き渡る。

残念と言うよりも、力が入らない。
もし、前半1-0で折り返せていれば
試合結果はもう少し変わったかも知れない。
裏のクロアチア対オーストラリアの試合は
2-2の引き分けだったため
日本はブラジルに3点差つけて勝たなければならなかった。
ただ、決勝トーナメント進出よりも
この試合が惨劇と変わった事が辛い。
同点や僅差での負けなら納得が行くのかも知れないが
これは本当に心が痛い。

試合終了後、ピッチでショックを隠しきれず
横たわったままタオルを顔に掛けたまま
泣き続ける中田英寿の姿は本当に痛々しく
その心情が切々とこちらに伝わってくる。
これから先、ずっと心に残る事だろう。

試合終了後のインタビューでも選手一同言葉が無く
インタビューアーも困り果てると言った状況であった。

日本代表の次の課題であるAsian Cup、そして北京五輪に
大きく期待しつつ、健闘をたたえたい。
本当にお疲れ様である。

さて、湿っぽく締めるのも辛いので
裏の試合であるクロアチア対オーストラリアの試合だが
こちらは終わってみれば合計11枚のイエローカードが飛び交い
クロアチアが8枚、オーストラリアが3枚。
そしてクロアチアは2人、オーストラリアは1人の
合計3人の退場者が出ており、最後は9人対10人という
およそサッカーとは思えない状態で試合をしていたようである。
クロアチアも、勝てば決勝トーナメント進出だっただけに
必死だったのだと思うが、さすがにやり過ぎな感は否めない。
今大会からラフプレイには厳しくなった事もあるが
さすがにこんな試合は見た事がない。
この組の最終戦はどちらもある意味惨劇だったようである。

明日は六本木Morphにて、SolaのLiveに参加する。
Solaの星野ゆうた氏は、大のサッカーファンであり
自身も選手として大学で優秀選手に選ばれ
現在もアマチュアでサッカーを楽しんでいるだけに
明日の空き時間の話題がどうなるか興味深い。

また急遽決定したのだが、明後日六本木にて
円道一成氏がプロデュースしている円道氏のオリジナルバンドに
ゲスト出演する運びとなった。
メンバーには先日の平井光一氏や中村健治氏、ロベルト小山氏に加えて
Drumsには奥田やすひろ氏、Bassにはダウンタウン・ブギウギバンドの
新井武士氏が名を連ねており、素晴らしいLiveとなる事だろう。
もし時間のある方は、いらしてみてはいかがだろうか。