和泉多摩川にある沖縄料理屋「うりずん」にて
9.11のチャリティーイベントにみゃあ氏のサポートで参加した。
毎年行われているようなのだが、私は今回が初参加となる。
非常に良い雰囲気のお店で、私もいつも以上に
良い演奏が出来たと思われる。
Liveも大いに盛り上がり、大盛況で幕を閉じた。
さて、女子バレーボールワールドグランプリ決勝ラウンドで
日本は5位決定戦、中国と対戦した。
この決勝ラウンドで、残念ながら日本はロシアとブラジルに2連敗。
ブラジルからは念願の1セットを先取したが、その後3連続で
セットを取られて敗北してしまった。
そしてこの5位決定戦だが、日本には非常に幸いな事に中国が来たのである。
中国のグループはイタリアとキューバだったのだが
現在世界ランク1位の中国が最下位でこの5位決定戦に回ってくるとは
思いもよらない展開である。
しかし、日本にとっては世界ランク1位のチームと戦えることは
大きな経験値を得ることが出来る。
その上、決勝ラウンドに進出した6ヶ国のうち、日本が予選ラウンドで
対戦していない国は中国のみ。
それを考えれば最高のお膳立てだと考えられる。
日本のスタメンはブラジル戦と同じく竹下、高橋、小山、荒木、石川、木村
そしてリベロに菅山と変わっていない。
第1セット、中国のポイントから始まり
序盤からリードを奪われる展開となる。
ここまで日本が負けている試合のほとんどは
レシーブが悪く、日本の攻撃の形が出せないまま
終わってしまう展開となっており
その問題点を修正してくれている事を祈るばかりである。
一時は3点のリードを取られたが、6-5と日本が逆転。
最初のテクニカルタイムアウトは8-7とリードして迎える。
日本はスパイクレシーブ世界一の高橋がいるにも関わらず
サーブレシーブが悪いため、良い形に持って行く事が出来ない。
そのため、木村などの狙われるメンバーの
サーブレシーブに全てがかかってくるだろう。
その後中国が立て直し、2回目のテクニカルタイムアウトは
12-16と引き離されて迎える事になる。
しかし小山のバックアタックや石川のブロックなどで
日本は連続ポイントを奪い1点差に詰め寄り
そのままセット終盤に突入する。
ところがここに来て中国が4連続ポイントで
19-24と中国のセットポイント。
最後は中国のスパイクが決まり、20-25で最初のセットは
中国に軍配があがった。
第2セットも中国のポイントで始まり、いきなりの3連続ポイント。
調子が悪いとは言え、さすが世界ランク1位のチームである。
しかし小山、石川、木村の活躍で一気に詰め寄り
最初のテクニカルタイムアウトは7-8で迎える。
このテクニカルタイムアウトの後で、またも中国が爆発。
2回目のテクニカルタイムアウトは一気に引き離されて
10-16で迎える事になってしまう。
この中国の勢いがこの後も止まらず、13-24と
またも中国のセットポイント。
そのまま押されて、第2セットは13-25と大差で敗れている。
このセットは日本のミスもあり、この大差になってしまった。
迎えた第3セットも中国の強力なスパイクで始まる。
序盤は一進一退の展開だが、中国が頭1つ抜けだし
最初のテクニカルタイムアウトは6-8で迎える。
その流れは変わらず、2回目のテクニカルタイムアウトも
中国リードで13-16で迎える事となる。
このテクニカルタイムアウトの後で中国はまたも爆発し
18-24とマッチポイントを握り、そのまま18-25で
中国にストレートで負けを喫してしまった。
決勝ラウンドに残ったとは言え、やはり世界レベルに達しただけで
世界トップレベルで戦っていくだけの力はない。
ただ、その差は大きなものではなく、課題は多いとは言え
修正できる範囲だと思われる。
それだけに、次の日本代表の試合に大きく期待したいところである。