アメリカのタワーレコードが廃業になってしまった。
以前からなくなるという話は聞いていたが
アメリカの他の清算会社に受け渡し、全て白紙になるようである。
iPodを始めとするデジタルの波や様々な業界の荒波に
ついて行けなかったのだろう。
しかしながら大手であるタワーレコードが
つぶれてしまうというのは少々驚きであった。
日本のタワーレコードはアメリカのそれとは
既に別会社となっている為、何ら問題はないが
この大きな事実には少し考えさせられてしまう。
確かに最近街のCDショップというのは少なく
CDを購入する為にはTSUTAYAやHMV、タワレコなどの
大きな都市にしか存在しない大きなCDショップに行くか
iTunes StoreやAmazonなどを使用して
ネット経由で購入するしかないだろう。
iPodなどの恩恵によってCDショップというものが
なくなりつつある現状は理解出来るが
CDやレコードと言った現実に存在する実物を手にして
初めて喜べるという点もある。
音楽人としては音楽というモノが廃れない限り
大きな影響はないのかも知れないが
あまりにバーチャル化してしまうというのも
少々寂しい気がしなくもない。
さて、今後の音楽メディアの行く先は?