いきなりだが、ブレーカーが落ちた。
そのため外付けのハードディスクの一つが昇天してしまったのである。
電源をつけてもランプはつくのだが、肝心のHDDが回転していない。
しかたなく初めてではあるが、市販の外付けのHDDの箱を開けることにした。
HDD自体は保証期間内なのだが、修理に出すと多くの会社は
ドライブごと交換してデータの保証はほとんど無い。
つまり、無償とはいえデータは失ってしまう。
ここの所の数ヶ月のデータが事実上消えてしまう。
これはまずいということで、調べてみるとHDD本体は熱を帯びることから
おそらくHDDの基盤の電源部分の故障と思われる。
そこで非常に冒険ではあるが中のHDDと全く同じHDDを購入し
そのHDDの基盤を故障しているHDDの基盤に移植し
データのバックアップを取ってから再度元の基盤に戻して
修理に出すという方法をとることにした。
数時間による格闘の結果・・・・・。
成功したのである。
これでデータを失わずにすんだわけである。
皆さんもHDDの故障の際にはまず電源が来ている状態で
HDDが熱を帯びるか調べてみて頂きたい。
もし、熱を帯びるのに回転しない場合は全く同じHDDの基盤か
その会社の同じラインのHDDの基盤を移し替えれば
もしかしたらデータが回復するかも知れない。
また、もし失敗してもその購入したHDDは手元に残るので
ある意味で損はないのである。
これに懲りて、近いうちに電源対策を施したいと思う。