アテネオリンピック女子バレーボール並びに
男子サッカーの予選リーグで日本代表が
それぞれ初勝利を納めた。
女子バレーの方はホームのギリシャ相手に
ようやく調子を取り戻しつつあり、3-1で
ギリシャを下した。
吉原を中心に攻め、栗原なども元気が出てきたように見える。
やはりベテランのメリットなのか吉原の攻撃は非常に落ち着いており
安心して任せることが出来る。
ただ、気になるのは大山と杉山をあまり起用していない事である。
ワールドグランプリやオリンピック予選などを見ていると
彼女等の力は非常に大きく、大山のパワー溢れるスパイクや
杉山の世界トップクラスのスピードのブロードなど
十分に有効な攻撃方法だと思っていたのだが
ほとんど起用されない。
もしかしたら韓国戦に向けて温存しているのだろうか。
だとしてもブラジル、イタリア戦に出ていないのは変である。
柳本監督の采配次第と言ったところであろうか。
この後全勝すれば十分に決勝リーグ進出の可能性は残されており
また、この後のチームは全て格下なので良いゲームが期待できる。
サッカーの方はこれまでの2試合を全て早い時間に先制され
勢いに飲まれたまま、力を出し切れずに負けていた試合だったが
今回の試合は大久保の素晴らしい技ありヘディングで先制し
そのままガンガンに攻めながらガーナに勝利し、予選敗退ながらも
ガーナの決勝リーグへの道を断ち、最後に一矢報いた。
また、ガーナはオリンピックでは非常に強いアフリカのチームであり
前回、前々回とカメルーン、ナイジェリアのアフリカのチームが
サッカーで金メダルを獲得している事から、非常に強いチームであった。
それだけに、予選敗退とはいえガーナに勝利した日本代表の功績は大きい。
これでフル代表、つまりワールドカップへの日本サッカーの強化に
より一層大きな進歩が見られたと言えるだろう。
有り難う&お疲れ様、U-23日本代表。