ドイツで世界最古の楽器と思われるモノが見つかった。
マンモスの牙で制作されたフルートである。
象牙をつなぎ合わせてあり、約19cmくらいの大きさだという。
また、音の方も変化に富んだモノで非常に興味深い。
やはり音楽というモノは本当に古くから人間の生活に
結びつき、必要不可欠なものだったのだろう。
簡単に考えてしまうと、生活の中に音楽が無くても
人間は生きていける。
極論を言えば、食料と水、そして睡眠さえ取れれば
人間が生きていく上では問題ない。
しかしながら、現代のようなストレスの多い環境でなく
古い時代の人間でさえ、音というモノを生活の中に
取り込んでいる事を考えれば、深く考えれば必要不可欠なのだろう。
音楽というと、楽曲と短絡的に考えてしまうが
本来ならば、言葉のコミュニケーションでさえも
音を使って楽しむわけである。
そう考えると、楽器を使用していなくても、楽曲でなくても
言葉を使用して日常的に人間は音楽と深く結びついている事になる。
何とも奥深い事だろうか。
原点に立ち戻って考えさせられるニュースである。