この時期、クリスマスも控えているが
そろそろ年賀状の準備なども皆さん考えている事だろう。
私は年賀状は数年前かほぼ完全にE-mailに切り替えてしまった。
本当に必要な場合のみ、年賀ハガキを使用している。
と言ってもハガキは、ほんの2?3枚である。
さて、E-mailによる年賀状には一昔前なら賛否両論あった時代もある。
しかし、今はどうだろうか。
実は今年の調査によると、7割以上の人がE-mailによる年賀状に対して
非常に肯定的な考えを持っている。
否定的なのはほんの一握りなのである。
やはり自筆の文字から無機質な画面での文字に切り替わる事に
少々の抵抗を感じるのだろう。
ただ、近年の年賀状のほとんどは印刷であり
自筆の文字もないモノが多い。
「あけましておめでとうございます」「今年も宜しく」
などの決まり文句が印刷されているだけで
暖かみも何もあったモノではない。
これの理由のほとんどは文字数である。
色々と書きたくても、ハガキではバランス的に限定される。
その点、BCCなどで送信しても、E-mailには文字制限は無い。
決まり文句の後に、オリジナルなちょっとした文章を
簡単に付け加えられるし、返事もすぐである。
また、書面でないので返事も返信ボタンを押すだけ。
ハガキでのやりとりにおいては残りの年賀ハガキの枚数で
返信するかしないかを決める人もいるだろう。
そんな事で左右される人間関係に気づいてしまう事も
非常に寂しい気がする。
また返信するとしても、ハガキが切れてしまっていては
いちいち購入しなければならないし、その分負担もある。
個人的には年末年始の慌ただしい時期に
みんなして、苦労を背負う事はないと思うのである。
それぞれが出来る範囲で、失礼のない様に挨拶を済ませれば
それで万事上手く行く。
年賀状自体をなくすという考えに関しては
何とも寂しい感じがするので私としては反対であるが
年賀状というモノを、どのメディアを使用して出すかは
もっと自由に考えても良いと思われる。
皆さんはいかがだろうか。