ワールドカップ最終予選に向けて
日本対カザフスタンの親善試合が行われた。
日本代表は海外組なしでの布陣。
今度日本に戻ってくる守護神の川口を除いて
ほとんどJリーグ出身の選手である。
一方カザフスタンは若手中心の布陣である。
カザフスタンは調整の雰囲気もあり若手中心と言う事で
力不足な部分が多くあった。
結果は日本が4-0で完全勝利である。
この勝利はただ勝っただけでなく、非常に内容が良い。
前半5分という異例のスピードで先取点を取り
その後前半10分にも得点。
前半が終わってみれば3-0の大量得点である。
この前半の早い時間に得点したと言うのが素晴らしい。
日本はいつも早い時間に得点される事はあっても
得点する事は非常に少なく、いつもペースを
相手サイドに奪われ、立ち上がりが悪かった。
そして点の取り方も申し分ない。
センタリングから飛び出してのシュートや
早いパス回しなどはもちろんの事だが
特筆すべきは、選手全員が常に前を向いてプレーしている。
いつもはパスをもらう時は後ろ向きで受ける事が多く
その間にマークに入られ、前を向く事が出来なかった。
前を向けなければシュートまで持って行く事も出来ない。
しかしこの試合の日本は素晴らしかった。
海外組を欠いての試合でここまで出来れば
完全な状態の日本代表は素晴らしいモノになるだろう。
次の試合も是非快勝して欲しいものである。