業界が震撼する出来事である。
WebSiteを作る上で欠かせない2つの
大企業が1つになってしまった。
Adobeと言えばPhotoshopやIllustrator
そしてGoliveなどのソフトで有名であり
Macromediaと言えばFlashやDreamweaver
そしてFireworksなどのソフトで有名である。
どちらもWeb Siteを作る際には
重要な部分を握っており
良く「Adobe派?」「Macromedia派?」という
会話も聞かれるほどの2大会社である。
この会社がこの度AdobeにMacromediaが
買収される形で1つになる。
個人的には良い方に行けば素晴らしい事である。
私はAdobe派であるが特にMacromediaが
嫌いというわけではなく、最初の入り口が
たまたまAdobeだっただけで、Flashも多少使用する。
しかしながらAdobeのソフトでFlashを組み込む際には
多少なりとも面倒であった。
これが1つの会社にまとまった事で
小さな技術的な障壁がなくなり
一気に統合化される事が予想される。
Illustratorで作ったイラストをPhotoshopで加工し
それをFlashに組み込んでGoliveで作成するという
夢のような作業が流れるように進むのである。
何とも素晴らしい光景であろうか。
ただ、心配な点も1つある。
今まではお互いに良きライバルとして競争してきた。
しかし、今回この2社が1つになった事で
競争相手がいなくなってしまったと言っても
過言ではない状態が出来上がった。
こうなってしまうと製品開発のスピードや
サポートなどの質が悪くなる可能性がある。
この点がクリアされれば非常に素晴らしい事である。
今後の新生Web Toolには大いに期待が持てそうである。