バレーボールグランドチャンピオンズカップで
女子日本代表は五輪王者の中国と対戦した。
昨日ブラジルに負けを喫してしまった事で
優勝を消えてしまったが、残り2試合を勝てば
銀メダルの取得は可能となっている。
前回のグランドチャンピオンズカップでは
銅メダルだっただけに、それを越えて欲しいところである。
日本はスタメンから大山を外し、宝来を投入している。
第1セットは出だしから中国の3連続得点などでリードを奪われる。
昨日のブラジル戦同様に、やはり相手のジャンプサーブにやられ
リードは広がるばかりである。
期待された木村も、ミスが多く安定性に欠ける所が多く
攻撃で調子が良いのは菅山、杉山、宝来の3選手くらいである。
守りは櫻井の安定したレシーブがあるが
それに加えて菅山の正リベロの櫻井顔負けの守備や
杉山の強力なブロックも心強い。
サッカーと同じく決定力不足は否めない。
第1セットは15-25で大差で負けてしまう。
第2セットだが相手のミスもあり、リードで最初のタイムアウトを迎える。
しかし中国を引き離すことは出来ずシーソーゲームのまま
試合は後半へ展開する。
そして着かず離れずだった試合も24-21とついに日本がリードし
セットポイントを迎え、そのまま第2セットを取る。
その流れで行きたい第3セットだが、やはり中国が盛り返し
途中大山を投入したがかなわずに第3セットは落としてしまう。
迎えた第4セットはリードを奪われるも、竹下のブロックや
宝来のアタック、杉山のサービスエースなどで
何とか日本が食い下がっている。
この試合で本当に光るのが宝来と櫻井である。
櫻井は安定したレシーブで定評があるが
このシリーズで宝来をここまで出さなかったのは失敗かもしれない。
そしてシリーズ通して全く良いところの無いのが木村と大友である。
前評判が高いだけに大いに残念である。
後半になり中国の4連続ポイントで引き離されたところで
日本は大山を投入し流れを変えにかかる。
この直後に大山の強打が炸裂するが、そこからが続かない。
そのまま試合は18-24と中国のセットポイントを迎える
最後は大友のアタックがブロックされて第4セットを落とし
この試合も日本は負けてしまう。
ここまで来たからには明日の試合は絶対に勝って欲しいものである。