バレーボールグランドチャンピオンズカップで
男子日本代表は王者ブラジルと対戦した。
ブラジルのプレイスタイルは日本が目指すモノであり
この試合の勝敗はそういった意味でも重みがある。
第1セットはブラジルの不調と日本の好調が重なり
日本リードで最初のタイムアウトを迎える。
しかしそれも束の間、中盤でついにブラジルに追いつかれ
終盤になるにつれてブラジルに大きく引き離されていく。
終わってみれば22-25で第1セットを落としてしまう。
続いて第2セットもエースのジバの活躍で
結局20-25でリードされたまま
どうにもならずに連続で落としてしまう。
第3セットでシーソーゲームとなるも、中盤でリードに成功し
20-18でリードを奪いながらセット終盤へ。
そしてついに24-22で日本のセットポイント。
最後は甲斐が決めて念願のブラジルからの1セットを取った。
第4セットは第3セットの流れからか良いリズムで日本が攻める。
序盤、少しのリードを奪っていたがブラジルも黙っておらず
中盤ではブラジルリードの試合展開となる。
そしてここからブラジルの連続得点などで終盤を迎え
17-24とついにブラジルのマッチポイントとなる。
日本も越川が攻めに攻めた強烈なサーブを見せるが
惜しくもアウトとなり、敗戦となってしまった。
しかし最後の攻めのサーブは非常に気持ちの良いものであり
次につながるプレイだったように思える。
次戦に期待したい。