トリノ冬季五輪で、ついに日本がメダルを手にした。
しかも金メダルである。
女子フィギュアシングルで荒川が第1位になったのである。
他の選手のミスが多かった事もあるが、荒川の調子が非常に良く
飛びぬけて演技に人間味と艶が感じられた。
もし荒川がいつもの調子だとしても、この環境であれば確実に
メダルには手が届いたと思われるが、金メダルとは驚きである。
期待の安藤は残念ながら4回転に失敗し、順位が上がらなかったが
それでも攻めた結果でならば見ている方は納得だろう。
精神的にも肉体的にも非常に厳しい状況だった様子で
とにかく終わった事に安堵しているのではないだろうか。
これで弾みをつけて、次のアルペンでの佐々木の滑りに
大いに期待したいところである。
50年ぶりのメダルを是非ともとって頂きたい。