日本女子バレーのワールドグランプリ予選で
日本は世界ランク6位のキューバと対戦した。
世界に通用するかを試す意味でも興味深い試合である。
しかし、世界の壁は厚かった。
残念ながらストレート負けを喫してしまった。
ただ、今回の負けは個人的にはチームで負けていた気がしてならない。
というのも、小さなミスや連携ミスなどの
チームとしての力が落ちていた気がする。
つまり、本来の日本の本来の実力が出ていないのである。
ただでさえ身体能力の高いキューバとの対戦なだけに
チーム力が落ち着かない状態では勝てるはずもない。
キューバというプレッシャーから気持ちの面でも
少々気後れがあった様にも見える。
しかしながら、収穫もあったのではないだろうか。
特に栗原が未だ不調のなかで、今日のベテラン吉原の
相手を見透かした巧みなフェイントや
杉山のブロード、木村のアタックなど、有効な攻撃のバリエーションに
ますます磨きがかかっている気がする。
これで一次予選敗退が決定してしまったが
この負けは次につながる良い試合であったと考えて良いかも知れない。
是非とも次の韓国戦に期待したい。