ジェフユナイテッド市原対レアルマドリードの試合が行われた。
レアルはスペインリーグがもうすぐ始まるため
いわゆる調整もかねて日本にやってきている。
ベッカムが言うには、この高温多湿の気候が
調整には持ってこいなのだそうだ。
さて、試合であるが、なんとジェフが先制したのである。
FKでのゴールだが、見事であった。
しかしながら、その後同点に追いつかれ
後半にはラウルに見事にやられ、ロスタイムにも決められて
結局1-3で負けてしまった。
ただ、この試合で気づいたことが一つ。
Jリーグのチームはあくまで代表予備軍であり
日本代表の試合と比べると見劣りするものだと
個人的に思っていたのだが、そうでもない。
この所Jリーグの人気が落ちてきて
日本サッカー界を危ぶむ声もあるが、レベルは益々向上している。
今回のジェフが良い例だろう。
ジェフは代表級の選手が沢山いるとはお世辞にも言えない。
しかしながら、レアルはほとんどが各国の代表選手である。
いわゆるスタープレーヤーばかり。
ラウルやベッカム、非常に多くの代表選手が当たり前の様に在籍している。
そのチームを相手に、後半はやられたモノの
そのやられ方は見事なものだった。
というのも、2-1になった所でジェフは攻めに転じたのである。
思い切り点を取りに行って薄くなった所をやられたのだが
非常に気持ちの良い試合だったように思われる。
また、ディフェンス陣もレアル相手に失点は沢山あるものの
本来ならもっと取られても変ではなかった。
つまり、日本のクラブチームのレベルそのものが上がってきている。
普段はJリーグをテレビであまり放映しないため
見る機会が少ないが、これはプロ野球などよりも
格段に期待が出来るスポーツになりつつある。
おそらく、いわゆる野球世代の中年以上の世代が終われば
サッカーに日本が傾く日が来てもおかしくない。
次は東京ヴェルディとレアルの試合だが非常に楽しみである。