ワールドカップ最終予選の初戦に向けて
日本代表が最後の親善試合を行った。
今回の相手はシリアである。
FIFAランキングでは圧倒的に日本の方が上だが
シリアは二次予選で日本の宿敵バーレーンと
同グループであり、しかもホームでは勝っている。
また、今回はその時の代表メンバーがほとんどで
戦力も申し分ない。
となれば日本の調整相手としてはうってつけである。
結果としては攻撃面では非常に良い結果が得られた。
鈴木、宮本、小笠原、つまりFW・MF・DFと
バランスの良い点の取り方で3-0と快勝である。
攻撃面では前回同様素晴らしい結果を得たのだが
前回の試合から改善されると思っていたDF面が危うい。
DFの面でいくら守護神川口能活がいるとはいえ
日本の陣地でのミスが多く、そこから再三危ない場面があった。
ワールドカップ本戦に残ってくる様なチームなら
まず得点されているだろう。
それがフランスやイタリア、ブラジルなどの強豪国なら尚更である。
逆に、攻撃面も今は相手が自分と同等か格下の相手だが
この攻撃が強豪国相手にどれだけ通じるかは未知数である。
もし攻撃面で通じるのなら点の取り合いとなり
日本にも可能性は十分に残されているが
個人的見解としてはDF面でしっかりしない事にはおそらく無理だろう。
是非とも今後の課題として修正して欲しいものである。