ドイツワールドカップ本日の見所は
スペイン対ウクライナの試合だろう。
ドイツやサウジアラビアの試合もなかなかだが
ここはレアルのラウールやリバプールのルイス・ガルシアなど
素晴らしいプレーヤが勢揃いしているスペインだと思われる。
対するウクライナはワールドカップ本戦には初出場だが
シェフチェンコを始め、こちらも強力な選手が揃っている。
スペインはスタメンでラウール、ホアキンを外しており
その戦術も気になるところである。
試合開始からスペインお得意のサイドからの
フェルナンド・トーレスとルイス・ガルシアの2人による
強力な突破からの攻撃が炸裂する。
ウクライナも良いチャンスを手にする事もあるが
やはりスペインの方に分があるようである。
そして前半13分、やはり試合が動いた。
シャビのコーナーキックからクロスが入り
それをシャビ・アロンソが倒れ込むように
狭いスペースでヘッド。
これがゴールとなり、1-0とスペインが先制した。
その直後の前半17分。
またもスペインは相手ゴール正面からのフリーキックを
ビジャが綺麗に沈めて2-0とリードを広げる。
この時点で完全なスペインペースとなり
ウクライナは全く良いところがない。
シェフチェンコがどうにか奮戦するが
この調子付いたスペインを止めるのは難しい。
そのまま前半は終了。
後半もやはりスペインが圧倒的な強さを見せる。
そして後半3分、早速試合が動く。
フェルナンド・トーレスの突破をファウルで止めたウクライナの
ワシュクがレッドカードで一発退場。
それがPKとなり、ビジャが綺麗に決めて3-0とし
ウクライナを一気に引き離す。
これで人数的にも点数的にも圧倒的不利となったウクライナ。
ここからどう対処するか考え深いものがある。
その後の後半10分、そのビジャに代えてついにラウールを投入。
いよいよスペインの至宝の登場である。
スペインは3点のリードを奪い、このあたりからあまり攻め立てず
しっかりと守る状態になっており、試合は終盤へ。
そのまま試合が終了すると思っていたが
後半36分、フェルナンド・トーレスがパスカットから
一気に突破し美しいシュートでゴール。
これで4-0とウクライナを置き去りにした。
競技場のスペインのファンはお祭り騒ぎである。
日本もこんな試合をしてくれれば嬉しいのだが。。。
スペインの完全勝利で試合終了。
終わってみれば圧倒的な強さをスペインが見せつけた。
今大会ではもしかしたらスペインが強いかも知れない。
もちろん、「優勝は日本!」と言いたいが
それはさておき、今大会で栄光を掴むのはどのチームだろうか。