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« ポルトガル対ドイツ | メイン | ワールドカップ後記 »

フランス対イタリア

ワールドカップもついに最終戦。
今夜は決勝戦、フランス対イタリアである。
両チーム共にディフェンスに非常に定評のあるチーム。
それだけにこの試合は得点を取ったチームが
大いに有利になると思われる。

フランスはもちろんジダンを中心に
最強の布陣で試合に臨んでおり
イタリアもケガでネスタを欠いてはいるが
それでも考え得る最強の布陣である。
ワールドカップの最後を飾るに相応しい試合を
繰り広げてくれることだろう。

試合開始から両チーム良い攻防を繰り返し
しばらくはゴールがないと見ていたところ
前半6分、フランスのマルーダがペナルティーエリア内で
マテラッツィに倒され、フランスがいきなりPKを獲得。
これをジダンがしっかりと決めて
フランスが前半早々から1-0とリードする。
これは大いに期待できる展開である。

しかしイタリアも負けておらず、ここから大いに攻めに転じる。
そして前半19分、イタリアが逆襲に成功する。
コーナーキックからピルロが芸術的なクロスをあげ
これが先ほど大失態を犯したマテラッツィの頭上に。
それを今度はしっかりとマテラッツィが仕事をして
正確なヘッドでゴール。
これでミスを自ら帳消しにし、1-1とイタリアが同点に追いついた。

このままイタリアペースとなり、イタリアはピルロを中心に
幾度となくフランスゴールを脅かす。
フランスもジダンを中心に攻め上がるが
イタリアのカテナチオを崩せず、前半は完全なイタリアペースで終了。

迎えた後半、フランスも少々息を吹き返し
両チーム共に非常に積極的にゴールを狙う展開となった。
後半序盤はフランスペースかと思われたが
後半11分、フランスのMFのビエイラが負傷により交代。
代わりにディアラが入る。
この直後の後半16分、イタリアもペロッタに代えてイアキンタ。
トッティに代えてデロッシを投入しリフレッシュを図る。
その直後、イタリアがフリーキックからヘディングを決めるが
これがオフサイドの判定となりノーゴール。

そのまま試合は両チーム共に非常に面白くなっていく。
フランスも大いに攻めるが、イタリアもトッティを外したあたりから
中盤が機能し始め、こちらも強力である。

そして後半も終盤になり、イタリアはついにデルピエロを投入。
このデルピエロが入った後のイタリアは強い。
しかし、これでイタリアはカードを全て切り終え
フランスはまだ2枚カードを残している。
それだけにこのまま延長戦に突入すれば
フランスが有利かもしれない。

試合はこのまま同点のまま後半が終了。
決勝戦に相応しい一進一退の攻防を繰り広げつつ
延長戦に突入する。

延長戦前半、序盤からフランスはマルーダの
ドリブル突破で積極的に攻めていく。
さすがのイタリアもそろそろ疲れが見えたのか
延長戦前半はあまり攻められない。
フランスはマルーダの突破だけでなく
アンリ、ジダン、リベリーと多種多様な攻撃を見せる。

延長戦前半9分、疲れの見えるリベリーを下げ
フランスはFWのトレゼゲを投入。
攻撃的に布陣を変更し、得点を狙う。
このあたりからイタリアは防戦一方。
既にカードを切り終え、疲れた選手を下げるすべもなく
動きの鈍い選手も見られる。

しかしこのイタリアの危機を救ったのがGKのブッフォン。
ジダンの強烈な枠を捉えたヘディングを始め
数々の危機を好セーブで防いでいる。

そのまま延長戦前半は終了。
得点は動かず、延長戦後半に突入する。
イタリアは94年の記憶に新しいブラジルとの決勝戦での
悪夢のPK戦があり、またPK戦にもつれ込んで
勝ったことがなく、何とか延長戦で決着をつけたいところ。
しかしながら、フランスのこの勢いを止めるのは難しいだろう。

迎えた延長戦後半、開始早々にフランスはついにアンリを下げた。
こうれは体力的なものではなく、足を気にしての交代である。
代わりに入ったのはヴィルトール。
リヨンで非常に活躍している選手であり
ここは大いに期待したい。

そしてその直後、完全に審判の死角で
なんとジダンがマテラッツィに頭突き。
主審が見てはいなかったが、これをイタリアが猛抗議し
認められてジダンが一発レッドで退場。
おそらくこれまで見えないところで
マテラッツィと再三やりあっていたのだと思うが
これは弁解の余地もなく、フランスは一気にピンチに立たされた。
よもや、あのジダンがこんな形でワールドカップを終えるとは
何とも物悲しいものである。

この退場劇からイタリアが復活。
試合が一気にヒートアップし
会場も物凄い歓声で、アナウンスが聞こえないほどである。
選手も今までの疲れが嘘のように燃え上がり
両チームとも強引なラフプレーが多く
紳士的な攻防から、一転してワイルドな何が起きるか分からない
試合に移り変わっていく。

ジダンが不在と言っても、イタリアは守備的な布陣となっており
攻撃に人数をかけられない状態。
そのため、フランスが10人で戦っているとは言え
攻守のバランスは保たれている。
逆に、フランスはジダンが退場させられたことで
FWのトレゼゲとヴィルトールが奮戦し、しっかりジダンの穴を埋めている。

延長戦後半もついにロスタイムへ突入。
両チーム良く戦ったが、ロスタイムも試合は動かず
試合はついにPK戦へ突入する。

イタリアにとってPK戦は縁起の悪いもので
フランスに何とか勝ってもらいたいところ。
しかしながら、ブッフォンは非常に強力なGKであり
全く油断ならない。

PK戦先攻はイタリア。
最初のキッカーはピルロ。
このプレッシャーのかかる場面だが
さすがに落ち着いてゴール中央にきっちりと決めた。

フランスのキッカーはヴィルトール。
これもブッフォンの逆を突き、ゴール右隅へ決める。

2人目のイタリアのキッカーはマテラッツィ。
フランスのGKバルテズが反応するも
ゴール右隅へ突き刺さる。

フランスの2人目はトレゼゲ。
しかし、これがブッフォンの逆を突きながら
ゴールバーにあたり、外れてしまう。

そしてイタリア3番手デロッシは
トレゼゲと同じコースへ蹴り、ゴールを決める。

対するフランスはアビダル。
これも落ち着いてゴール左隅へ決める。

そして4人目、イタリアはデルピエロ。
これもバルテズの逆を突き左上隅へゴール。

フランスの4人目はサニョル。
ブッフォンの逆を綺麗に突いて右隅へゴール。

そしてついに運命の5人目。
イタリアが入れれば勝利である。
キッカーはグロッソ。
これをバルデスの逆を突いて右隅へゴール。
この瞬間、イタリアが24年ぶりにワールドカップで
栄光の優勝を手にした。

もう私としては言葉もない。。。
応援した全てのチームが敗戦を喫し
ただただ、うなだれるばかりである。
しかも私の周りの優勝予想がことごとく当たっているのも
どうにも悔しい限り。
このドイツ大会、素晴らしい試合が多く
大いに楽しませてもらったが
個人的には本当に残念な結果に終わった。
ここまで予想が外れると、言葉もない。
特に決勝トーナメントはボロボロであり
残念で仕方がない。
次のワールドカップに期待しつつ
イタリアの優勝を讃える事にしたい。