バスケットボール世界選手権2006の
グループリーグ最終戦、日本対スペインが行われた。
昨日のニュージーランドとの試合で痛すぎる負けを喫してしまい
もう後の無い日本。
とにかく良いスコアで勝つことしか道は残されていない。
日本のスタメンには節政、山田とスタメンを変更し
それ以外は折茂、網野、竹内で臨む。
第1クォータはスペインのポイントで始まるが
直後、すぐに折茂の3ポイントでやり返す。
スペインの身長は非常に高く
日本はその身長差をどう埋めるかがポイントになる。
日本はこの試合パス回しが良く、パス回しと
スピードでの攻撃が上手く行けば化けるかも知れない。
しかしスペインのフィジカルの強さの前に
第1クォータは14-27で終了する。
続く第2クォータは日本ボールからのスタートだが
スペインは日本が最初のボールをパス出来ないほどに
プレッシャーをかけており、とにかく強い。
日本はインサイドでやられており
アウトサイドからの攻撃やスピードに乗ったカットインなどが
上手く行かないと難しい状況となる。
日本は途中から竹内弟、五十嵐、桜井を投入するが
リードを広げられ、第2クォータは27-47で折り返す。
迎えた第3クォータもスペインポイントで始まり
完全なスペインペースで試合が展開される。
良いようにスペインにやられ、あっという間に30点以上の
リードを取られ、しかも日本は第3クォータが始まってから
6分30秒の間、無得点に抑えられている。
そしてようやく得点したと思った時には
29-66と完全に突き放されている。
結局第3クォータは36-78と40点以上のリードを取られて
最終クォータへと試合は進む。
最終クォータである第4クォータも日本は完全に抑えられるが
折茂が3ポイントなどで大いに奮戦し
何とかダブルスコアを防ぎ、55-104で試合を終えた。
あまりに厳しい試合であったが
今後につながる経験値という面では非常に大きな
経験をした大会だったと思われる。
サッカーと違い、バスケットはまだまだ日本は格下であり
負けて当然と言われても仕方ない。
しかし、この世界バスケのグループリーグでの1勝は
日本にとって歴史的な1勝と言えるわけで
今後の日本に大いに期待して次の試合を待つことにしたい。