ようやく待ちに待った番号ポータビリティーが開始された。
これにより携帯業界の力関係が大きく変わる可能性がある。
そして、そんな開始初日からニュースである。
昨日のソフトバンクの発表を受け
auが早速次の一手を打ち出しつつある。
と言うのも、au間での通話定額やポータビリティーでの
他社からの乗り換え時の長期割引の引き継ぎなど
昨日のソフトバンクのサービスをほぼそのままauでも
検討中との事である。
やはりDocomoのシェアを奪う為に
大分前から用意していたのだろう。
このauの一手にDocomoがいつ追随するかが
大きな分かれ目となってくるだろう。
と言うのも、番号ポータビリティーでキャリアを
変更したユーザがまたすぐに他のキャリアに
乗り換えするというのは考えにくい。
料金の問題よりも面倒だからである。
そうなると、この番号ポータビリティー開始によって
動いたユーザはそのままその携帯会社にしばらく留まる。
つまり、先手を打った方が勝ちなのである。
後からサービスを打ち出したとしても
それまでに番号ポータビリティーを使用して
キャリアの変更を考えているユーザが変更した後では
どうにもならないのである。
その点でauは1日違いとは言え、しっかりと今後の展望を
発表している為、既に持っているリードも含めると
Docomoよりも大分有利と言えるだろう。
さて、今後の動向が大いに気になるところである。