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嬉しい事×2 & 日本対中国

非常に嬉しい出来事が2つあった。
1つ目はヘッドホンである。
先日14日に購入したAKGのK240Studioの
エージングがようやく終了し、使用開始となった。
エージングと言うのは新しいヘッドホンや
スピーカーなどを本来の鳴りのポイントに
持って行く為の慣らし運転の事で
これが実に50時間かかる。
ヘッドホンによってもまちまちだが、このK240Studioは
私の近辺では50時間と言う話だったので
それがようやく終了し、使える状態になったのである。
エージング前に軽く試聴しておいたのだが
印象が大分変わったのに驚いた。
分離が少々悪い気がしたのだが、エージングが終わったモノは
空間がはっきりと掴める上に、分離もしっかりしていて
ミックスにも、長時間の制作活動にも良い。
もう一つ使っているSonyの900STが攻撃的なら
こちらは守備的な感じで、両方を使い分ければ
なお、良い結果が出る事だろう。

そしてもう一つ嬉しい出来事は、本日リハゴデニールの
リハーサルだったのだが、そこで誕生日を祝って頂いたのである。
リハゴのメンバーとは10月末のLive以来会っていなかったのだが
リハで突然ケーキと共にお祝いの言葉。
何とも嬉しいモノである。
祝ってもらったからと言うのではなく、本当にこのBANDは暖かく
素晴らしいBANDだとリハの度につくづく感じてしまう。
今度のLiveは12月9日なので、お暇な方は是非ともいらして頂きたい。


さて、世界バレー2006で男子日本代表は中国と対戦した。
昨日、エジプトとの初戦に辛うじて勝利して白星発進となった。
この世界バレーで、日本は並々ならぬ意気込みを入れているだけに
この後の試合も是非勝利して欲しいものである。
実はあまり人気がない事もあり、知られていないが
日本は世界ランク10位と結構高い位置にランクインしており
それを考えればこの世界バレーでも十分に良い成績を
残すことが出来る可能性があるのである。

日本のスタメンは昨日と同じく荻野、阿部、山本、石島
齋藤、山村そしてリベロに津曲が入っている。

第1セット、まずは中国のアタックが決まり
中国ポイントで試合が始まり
そのまま中国は連続ポイントで序盤からリードを取る。
日本は山本や阿部の活躍で切り返すが
荻野のサーブミスや中国の勢いにおされ
最初のテクニカルタイムアウトは5-8とリードされて迎える。
個人的な話なので微妙だが、どうも荻野が好きになれない。
キャプテンなのは解るのだが、女子日本代表で言う
大友のような雰囲気が出ているのである。
ちなみに植田監督に関しても同じである。
女子の方は監督も含め、非常に素晴らしい選手が集まり
雰囲気も良いのだが、この差は何なのだろうか。
そのままシーソーゲームで2回目のテクニカルタイムアウトも
13-16と中国のリードで迎える事となる。
この中国は先のアテネ五輪出場をかけた試合で
日本からアテネ五輪出場を奪ったチーム。
山本はその時の手痛い結果に今も苦しい思いをしており
この試合にだけは確実に勝ちたいところだろう。
それにはまず最初のセットを取って欲しいものである。
その思いが通じたのか、山村の強打を皮切りに
石島のサーブポイント、千葉のスパイクで3連続ポイントを取り
19-18とセット終盤に来て逆転に成功する。
この日本の勢いが中国にプレッシャーをもたらしたのか
その後、中国がミスを連発し、22-19と日本が3ポイントリード。
そしてそこで齋藤のブロックポイントで23-19。
ここに来て中国も連続ポイントで23-21と追いすがるが
大事な場面でサーブミスをして24-22と日本のセットポイント。
そのまま最後は中国がまたもサーブミスで25-22で
大事な第1セットを日本が先取した。
やはり今回の男子日本代表は一味違う。

続く第2セット、齋藤のスパイクが決まり日本のポイントで始まる。
ところが中国が序盤から5連続ポイントで1-5と
日本はいきなり大きく引き離される。
しかし日本も3連続ポイントなどでやり返しリードを詰める。
そして僅かに差を縮めて、最初のテクニカルタイムアウトは
5-8で中国リードで迎え、その後はまたも中国に話される展開。
ところが、その後日本は朝長、千葉の活躍と
齋藤の驚異の2連続ブロックポイントなどで
6連続ポイントで11-11と一気に同点に持ち込む。
しかし今度は中国が切り返し、2回目のテクニカルタイムアウトは
13-16で中国リードで迎える事となる。
そのまま一進一退の攻防が続いたが、終盤に来て
山村のブロックポイントなどで21-21とまたも同点に追いつく。
しかしここで中国も連続ポイントで引き離しにかかり21-23とされる。
その後22-24で中国がセットポイントを握り
そのまま日本は中国のサーブポイントで22-25で
第2セットは敗れてしまう。

迎えた第3セット、まずは石島のスパイクで
日本のポイントから始まる。
そのまま日本はサーブポイントなどで
いきなりの3連続ポイント。
そして気がつけば荻野がいない。
やはり私と同じ感情を皆持っているのだろうか?
そのまま序盤からリードを保ち、荻野の代わりに入った
越川の活躍などもあり8-6と日本リードで
最初のテクニカルタイムアウトを迎える。
その後も山村や石島の活躍で日本は好調だったのだが
中盤に来て13-13と中国に捕まる。
しかし日本は何とか踏ん張って16-15で
リードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎える事となった。
ところが終盤に来て、日本は中国の逆襲と自らのミスで
19-21と中国に逆転される。
そして中国の連続ポイントもあり20-24と
中国にセットポイントを取られ、そのまま20-25で
第3セットも中国に敗れてしまう。

そして後がない第4セット、まずは千葉のスパイクで
日本のポイントから始まる。
序盤、中国に僅かなリードを許したまま試合を展開するが
最初のテクニカルタイムアウトの直前に逆転に成功し
8-7で迎える事となった。
そのままタイムアウト後も千葉のブロックで連続ポイントで
9-7とリードを広げる。
日本はリードを保っていたがその後12-12と
中国に同点にされそのまま逆転。
2回目のテクニカルタイムアウトは13-16で
中国にリードされて迎える展開となる。
その後、日本は山本、越川の活躍もあり
セット終盤に来てようやく22-22と同点に持ち込む。
そして両チーム共にポイントを取り23-23となったところで
日本のエース山本の強力なスパイクで24-23と
日本が大事な場面でセットポイントを取り
そのまま最後は中国のミスで25-23で
第4セットを日本が取り、試合はファイナルセットへ。

迎えたファイナルセット、まずは山本のスパイクで
日本は幸先の良いスタートを切った。
その後も日本は山本の活躍もあり
最初は中国からリードを奪う。
しかし中国もここで逆襲し逆転。
ただ、点差が大きく開く事はなく
7-8と中国リードでコートチェンジを迎える。
このコートチェンジの後、中国がサーブポイントを取り
そのまま一進一退の攻防が続きセット終盤へ。
11-13となったセット終盤で日本は越川を投入し
強力な攻めのサーブを打つ選択。
しかしこの越川のサーブは惜しくもネットにかかり
11-14と中国のマッチポイントとなってしまった。
ところがここで中国もサーブミスで12-14。
そしてそれに続き中国のスパイクがアウトとなり13-14と
日本が必死に追い上げていく展開。
しかし最後は中国にクイックをやられて13-15と
フルセットの末、中国に再び敗れてしまった。
残念ではあるが、まだ大会は始まったばかり。
次のプエルトリコ戦に期待する事にしたい。