これまで私は熱烈なApple社の支持者として
ここでのコメントを書いてきたが
今回は全く逆の立場でこのコメントを書くことにしよう。
実は今までのMacOSXにおいて20近くのセキュリティーホールなどの
欠陥が発見された。
しかしながら、Apple社はこの問題に対するパッチを
発表しない方針らしい。
なぜなら、新しいOSであるPantherならば
これらの問題は解決されているからである。
あの悪質なMicrosoft社でさえ、OSの問題に対するパッチは
すぐに配布される。
以前より、私はApple社に対して幾つかの不満を持っている。
確かに製品の斬新さやユーザのニーズに応えた製品を
発表し続けている。
しかしながら、その反面で保障などのサポートや
新製品を出した後の、旧製品への対応など
とにかく最低のものである。
つまり、Apple社は新しい機能を使いたかったり
保証期間の切れた製品が故障した場合は
最新の機器を購入しなさい、と公言しているようなものなのである。
新商品が出た場合、普通は旧商品でも実現可能な機能を
あえてアップデートせずに、強制的に新製品への移行を進める。
また、保証期間に関してはもっと酷い。
Appleの保証期間はとにかく短い。
普通ならば最低でも1年間は保証期間を取るものだが
Appleは短いとたった3ヶ月しか保証してくれない。
保証期間が短いだけなら、まだましなのだが
保証期間が切れた製品が何らかの原因で故障し
その原因が解らない事態に陥った時に
Appleのサポートセンターに電話をかけると
保証期間が切れている製品の故障部分を
限定する調査をする方法をユーザに教えるのに
5000円という大金を取るのである。
ユーザとしてはハードの故障なのか
ソフトの故障なのか全く解らないのである。
もしソフト的な部分の故障ならば
Apple社に修理を出す必要はない。
また、ハード的な故障の場合は
どこが壊れているか限定しなければ
Appleに修理を出しても故障していないと言われて
そのまま帰ってくる。
最悪の場合は他の故障していない部分を交換されて
帰ってきてしまう場合もある。
これでは余りにユーザを馬鹿にしすぎている。
この酷いサポートは日本ではまだましな方である。
それはオペレータも日本人だからである。
こちらが多少強い態度で交渉すると
少々の融通が利く場合があるのからである。
しかし、これがアメリカなど国ならば
きっぱりと「No!」と言われて、電話を叩ききられてしまう。
とにかく、いつまでもこの酷い態度を取っていれば
いずれはユーザからの批判が出るだろう。
今回のOSの問題に関しては既にユーザから
多くの批判の声が挙がっている。
Apple社の製品は一度使うと、根強いファンになる可能性が高く
一度製品を購入させてしまえば
その後に離れることはあまりない。
「釣った魚に餌はやらない」酷いサポートはいつまで続くのだろうか。
でも、Apple社の製品は非常に面白く興味深いモノであるのに
全く変わりはない。
Microsoftの的外れな製品と比べれば一目瞭然である。
私はこれからもAppleを支援するだろう。
一日も早く良い会社になるように祈るばかりである。