既に数日前の事になるが、Apple社の新しいOSの
MacOSX Pantherが発売された。
私はこういう新製品はすぐに試したいと思う方なのだが
実際には少しタイムラグを空けてから使用する事にしている。
いかにひいきしているApple社と言えど、プログラムというものは
基本的に最初は大なり小なりBugが幾つか見つかるもので
それは個人個人の環境によって現れる場合もあり
ある種のマシン全てに現れる場合もある。
特にOSのメジャーバージョンアップとなれば
各アプリケーションとの連携や、CPUとの相性など
さまざまな障壁が行く手を阻むものである。
その為、新しい物好きなコンピュータ愛好家に毒見をさせて
彼らの反応を十分に観察してから
自分も試すことにしている。
既に幾つかの特徴が現れており
G3などの処理能力の遅いマシンほど、Pantherの恩恵を受けやすい。
というのも、前のバージョンと比べて
非常に軽快に動作するのである。
それに引き換え、G5などのマシンでは逆に処理能力が劣る場合もある。
つまり、個々の使い方によってはバージョンアップを
行わない方が良い場合もあるということである。
とはいえ、今回のOSには素晴らしい新機能が満載であり
いくら多少処理能力が落ちるといっても
もの凄いストレスに感じるわけではないからである。
Windowsとの連携やメールソフトのスピードアップ
コンピュータから直接FAXが送受信できる機能など
素晴らしい進化を遂げている。
私も、周りの状況を見ながらバージョンアップする予定なので
その時は、この場を借りて発表したいと思う。