新種のウイルスが出回っているようである。
その名も「My Doom」である。
自分のコンピュータに大きな障害はないが2月1日にSCO Groupという会社の
ウェブサーバを一斉に攻撃するように設定されている。
なぜこのSCOという会社が狙われるのか。
それはLinuxというOSの重要な部分をこの会社が
同社の持つ著作権で保護するようになっており
そのためLinuxというOSの使い勝手が
非常に悪いモノとなっているからである。
この会社に対してIBMを始めとする多くの会社が異議を唱えている。
そもそもUnixやLinuxというのは学術の分野から出てきたOSで
コアの部分は、ほとんど著作権というモノがなく
非常に自由なOSとして親しまれてきたのである。
それをこの会社がこの様な非常識な行動を取れば
ユーザーは間違いなく怒り狂うだろう。
このSCOへの攻撃は今回が初めてではなく
昨年も攻撃され、一時ネットから切り離された事もあった。
個人的にはこのウイルスならウイルス対策ソフト会社は
ワクチンを作らなくても良いのでは???
などと少し思ってしまう。