apple社のコンピュータG5が世界最速最強のパソコンと
銘打ってCMを展開しているのに対して文句をつけてきた団体がある。
制限なしに最速最強と銘打つのはおかしいというのである。
私からしてみれば、その団体こそ頭が固く、おかしい。
実際に64bitのCPUを世界で最初に搭載して
しかもそのCPUが2機搭載されているのである。
そんな馬鹿みたいなスピードのパソコンはない。
この文句は、他のパソコンのインチキを差し置いて
ものをいっているのである。
実際のクロック数は今Windowsが3Gを越えてTopだが
Windowsでは3Gを越えようが、大したスピードは出ない。
何故か?
それは命令数の違いである。
話を簡単に説明すれば、Macは「1+1=」という命令に対して
ABCという3つの段階を踏んで答えを出すのに
WinではABCDEFGHIJと言うように10の段階を踏まないと答えがでない。
クロック数というのは、このAからBというような
命令の一段階の間の計算スピードを示す数値なのである。
つまり、アルファベットから次のアルファベットへ移る
スピードがクロック数というわけである。
ここで、からくりに気付くことだろう。
WindowsでMacintoshと同じ体感速度を得たかったら
少なくとも3倍くらいのスピードがなければ無理なのである。
現に、Windowsを使用している私から見ても
最新のWindowsのスピードは遅すぎて、話にならない。
もしこのコンピュータで音楽をやれと言われたら
逃げ出したくなる程である。
しかも、WindowsはDosというOSの上に更にWindowsというOSを
二重に搭載している為、余計に遅くなるのである。
また、Macは対応している周辺機器が使用できない事はまずないが
Winでは対応していると明記されている周辺機器でも
機械の相性により使用できない事が多々あるのである。
しかも、販売店ではあまりにこの相性による問題が多いため
店によっては相性が原因の返品は受け付けていない所もある。
これでは消費者は何を頼りに商品を購入すれば良いのか
全く解らないのである。
素晴らしい商品のCMに文句をつけるくらいなら
消費者を騙しているコンピュータ企業に文句をつけた方が
よっぽど消費者の為になると思われるのだが・・・。