桜木町にあるJazz Live House Dolphyのセッションに初参加した。
実はこのお店は私に取って非常に思い出深いモノである。
生まれて初めてLiveを見に行ったLive Houseがここなのである。
といっても中学の時である。
今更ながら良く考えると、中学でこんな所でJazzのLiveを見ていたと思うと
何とも変なやつだと自分で思う。
今月の6日に演奏したウルセイダースのメンバーにDolphyのセッションを
薦めて頂いたのだが、正直言って不安であった。
なぜなら、いわゆるドジャズというものから離れて久しいからである。
まず、スタンダードのコード進行などなど、すぐに思い出せない。
そのうえ、テーマをソラで吹くなど大変である。
何とか記憶を戻し、準備をしてから行ったのだがやはり不安である。
LanternのようなHomeではなく、気持ちは完全にアウェーとなっていた。
しかしながら、行ってみるとマスターは気持ちの良い方で
店の雰囲気も、音も思ったよりずっと良い。
中学の記憶では怖いおじさんが大勢いた記憶しかないので
恐怖感から、Live Houseにあまり良い印象がなかったのだろう。
いきなり最初から演奏となり
逆に感じをつかんで波に上手く乗ることが出来た。
そのため、終始平均的に良い感じで終わることが出来て
ボロボロという事がなく、ひとまず安心である。
終わった後でマスターから声をかけて頂き、すっかり話し込んで
次回からも非常に行きやすくなった。
Jazzの勉強には本当に良い場所を発見できたと思われる。
来週の月曜にはLanternの第2週の様なプロセッションがあるのだが
そちらにも顔を出すことを約束して、帰ってきた。
なかなか冷や汗モノではあるが、良い収穫だったと思う。