アメリカのTexas Instruments社が新たに新しい規格を生み出した。
現在のうんざりするほど遅いADSLと互換性を持つ新しい通信規格である。
ADSLよりも基地局からの距離による損失が少なく
しかも通信速度も最大で200Mbpsと光ファイバーよりも速い。
そして、更に良いことには現在のADSLや
VDSLといった規格とも互換性があるため
電話会社はコストを最低限に抑えてこの新しい規格を導入できる。
この新しい規格はUDSLという名前で、今現在は製品化には至っていない。
製品化して、電話会社が導入できるようになるのは2006年頃の予定だという。
携帯番号のポータビリティーとならんで、数年後には身の回りの
通信環境が激変しそうな雰囲気である。
大いに期待したい。