最近凹み気味である。
今の私には経験が足りない。
今日、3/23のリハにて二本柳さんを見ていた。
彼は「アーティスト・ビレッジ」という音楽学校で講師をしている。
私より年上だし、この世界に入っての期間が長いので
当然と言えば当然だが、慣れている。
特に譜面に関しては相当強い。
私は今まで自分の個性とか表現力、リズム、音程などの
演奏の基礎的な事はやって来て
用意をしっかりすれば相当な自信を持っていた。
ただ、弱点が少々譜面に弱い。
もちろん、少し練習すれば相当難しいパッセージでも
楽に吹ける自信はある。
しかし、その少しの時間が無いケースもある。
彼はリハの進め方や指示の出し方。完璧である。
決して相手を傷つけない言い方で的確な表現をする。
そして自分の思う通りの方向にすんなりとまとめて行く。
本当に勉強になると共に、自分の経験の無さに愕然としてしまう。
まぁ、こんな事は今後も当たり前のようにあるだろう。
今までは、一人のPerformerとしてプレイをしてきたが
ここに来て、「必殺仕事人」にもなれる必要がある事を実感できた。
しっかし、本当に良い人である。
あのように、物腰を柔らかく、スムーズにBANDをディレクションされたら
どんな事でも協力して、最大限の力を出そうと思ってしまう。
まだまだ勉強することは多い。