渋谷Selmer Japanにて、バンドーレン社の
新製品紹介のレセプションが行われた。
幸いにも私の所にも招待状が来た。
行ってみると、最後列になんと渡辺貞夫氏が座っていた。
非常に恐縮ながらその一つ前の列にて話を聞いていた。
今回はバンドーレン社が新しく発表したリードの「ZZ」と
マウスピースの「オプティマム」の説明であった。
マウスピースの方は、私には関係の薄い商品だったが
リードの方は興味深い商品であった。
実は、一週間くらい前に既にチェックはしていたが
説明を聞くと、これまた興味が沸くものである。
私の場合はTenorに使うリードとして試行錯誤の途中である。
何事もなくレセプションは終わり、その後の懇親会である。
始まる直前に来たので解らなかったのだが
マンディ満ちる氏のバックのSax奏者である木村佳代子氏がいた。
以前から交流があり、久しぶりに逢ったので非常に楽しく話させて頂いた。
彼女のHome Pageは一番下にリンクがあるので
是非一度遊びに行ってみて頂きたい。
そして懇親会も大分落ち着いた所で、一度外に出ていた渡辺氏が
帰ってきたのである。
そして、開口一番「何かやろうよ。」である。
言うが早いか、早速Pianoを弾き始めた。
と言うわけで、セッションである。
今日はレセプションが目的なので、楽器を持ってきている人が少ない。
私は偶然にも楽器を持っていたのである。
これはまたとないチャンスである。
一番で飛び入りしてみる。
渡辺氏に伴奏を弾いてもらって演奏するなど
滅多にない経験である。
そのうち、渡辺氏が楽器を手にして吹き出した。
そして、私の方を見てバトルを仕掛けて来てくれたのである。
もうこちらとしては何を吹いているのか良く解ってないが
とにかく意味のある音を出そうと必死である。
まさか渡辺貞夫氏と共演出来るとは思わなんだ。
何とも、今年一番の得をしてしまった。
その後も何曲かセッションして、今度は宴会になっていた。。
やはり、彼ほどになるとオーラが出ていて
こちらとしては何とも近寄り難いのである。
別に彼は非常にフレンドリーな方なのだが緊張してしまう。
貴重な体験であった。