なぜだろう。
寝るときの布団と言うのは過度に誉めるほどの
効力は無いと思う。
しかし、、、
妙に無造作に丸めて置かれた布団には神秘の力を感じるのである。
あの丸めて置かれた布団の上に自分も無造作に横たわると
何とも言えない睡魔が襲ってくるのである。
私は不眠症と言うわけではないが、異常に寝つきが悪い。
基本的には自分が極度に疲労するまで起きていて
自然と気絶に近い形で眠くなった時を逃さず
一気に倒れこんで寝る。
しかしそんな私がこの無造作な丸い布の上に横たわるだけで
なぜか眠くなる。
そうかと言って、それを狙って夜にわざと布団を丸めて
その上に横たわっても眠れないのである。
これぞ布団の神秘なり。