イタリアでミネラルウォーターに注射器で漂白剤などを
混入する事件が多発している。
犯人の主張は水を売るというのは、けしからんと言うのである。
確かに気持ちは解らないでもない。
結局、工業排水や生活排水から水が汚染されて
薬物による消毒が進められて、その水が不味いという理由で
ミネラルウォーターが売れているわけである。
と言う事は、最初から排水に対してしっかりと対策を打っていれば
ここまで深刻な問題にならなかったのである。
元々、水はほとんど無料で手に入ったわけで
昔のレベルの水を手に入れるには料金を払わなければならない。
という事は、政府がなんらかの対策を打たなかった為に
今、税金のようなモノを払って水を購入しているのと
同等の意味があるわけである。
なんとも嘆かわしい。
行動としては間違ってはいるのだが、主張内容は
賛否両論を呼びそうである。