最近、明らかに変わったことがある。
それは高速道路の料金所のおじさんの態度である。
ハイウェイカードというプリペイドカードがあるのだが
今まで種類が三種類あって、一万円・三万円・五万円であった。
しかし、来年くらいには三万円と五万円のカードが使えなくなる事になった。
既に、カードの発売は一万円だけだそうだ。
で、このハイウェイカードの高額のカードが廃止される事が
決まったくらいから、料金所の雰囲気が変わったのである。
近年、ETCや年度末集中工事などで何かと賛否両論で
揉めていただけに、せめてもの改善という事なのであろうか。
それまでは、高速道路の料金所と言えば酷いもので
挨拶もなければ、挨拶しても何も答えない。
中には「通してやっているだけ有り難いと思え!」的な
態度を取る人間もいた。
それが一転して、最近はほぼ全ての料金所で
何も言わなくても、向こうから挨拶をしてくる。
どんなに無愛想でも必ず「どーもー」とか「有り難うございます」などの
言葉をこちらにかけてくるのである。
まぁ、普通のお店であればそれは当然の事で
むしろ挨拶もしないような店では客足が遠のいて当たり前である。
しかし高速道路となると、嫌でも通らなければならないため
少しずつ無愛想になり、やりたい放題になっていったのだろう。
中には気さくな人もいたが、圧倒的に無愛想な人間が多かった。
やっと、普通の企業と同じような姿勢になったと言うべきであろうか。
少々時間がかかってはしまったが、長い時間移動する私にとっては
気持ち良く料金所が通れるようになり
より安全運転もしやすいので、気分が良いことこの上ない。