最近出た新譜を幾つか試聴した。
BBSの書き込みにもあるので、最初に渡辺貞夫氏の新譜を聴いてみた。
何が良いってリチャード・ボナが凄い。
田伏氏ご推薦だけあって、良いGrooveが出ていて
なんとも心地の良いモノであった。
続いてジャコである。
未発表の作品を幾つか含んだアルバムだった。
最初のスタジオバージョンのチキンは新鮮であった。
どうもチキンというとお決まりのベースパターンから始まってしまうが
このバージョンはちょっと違った感じで良かった。
そして、鈴木重子の新譜を聴いてみる。
実は曲目に大好きなスティービー・ワンダーのOverjoyedが入っていたので
聴いてみたかったのである。
結果は、、、普通だった。
いっその事、思いっきり変えて欲しい所だったのだが
そうでは無かった。
最後に今井美樹のカバーアルバムがJazzコーナーにあったので
気になって聴いてみた。
この手のアルバムは非常に微妙な事が多い。
しかし、このアルバムは彼女の曲をBossaやJazzでカバーしていて
これまた良いのである。
良く考えてみれば、彼女の楽曲は武部聡氏、坂本龍一氏
久石譲氏と言った私の好きな作曲家ばかり。
となれば、彼等の曲を本場の方々が遊び心満載で演奏するとなれば
面白いのは当然である。
と言うわけで、この新譜はGoodである。
他にも沢山試聴したのだが、めぼしいモノはこんな感じであった。
しかしながら、非常に刺激のある試聴だったので
嬉しい限りである。