ボブ・サップ対レイ・セフォーの試合は2RKOでサップの敗北に終わった。
サップは直前まで点滴を打っていたそうである。
しかしながら、体調管理はプロとしての当然の仕事であり
その仕事の中でも初歩の初歩である。
個人的にはこのような話を外に漏らすことで同情の余地は全くない。
試合の方は色々と攻撃のバリエーションが増えていたのに驚いた。
しかも、両手を顔の前でガードに使い、突進していく様は
往年のマイク・タイソンのPeeKaBooスタイルに似ているようにも思える。
やはり野獣は進化している。。。
と思いたかったのだが、少々腰が引けている様に見えた。
前傾姿勢を取っているつもりだと思うが、傍目からはそう見えないかもしれない。
また、スタミナが全くない。
前半のラッシュですっかり力を使い果たし、息が切れ切れでどうにもならない。
いくらラッシュとはいえ2Rも持たないとは少々情けない。
ただ、今回の試合で彼の弱点ははっきりし、その対処法も容易に思いつくだけに
次回のサップは期待できるかもしれない。