携帯電話の番号ポータビリティーに向けて、FOMAとVodafoneは
既に面白い戦線を展開しているようである。
実は加藤氏が携帯を変えて、その携帯をみて知ったのだが
FOMA及び、Vodafoneの第3世代の
携帯電話ではICチップを抜き差しするだけで
手続きを取らなくても機種変更が行えるのである。
つまり、例えば出先で携帯電話の充電が切れて、近くに電話がなく
緊急で電話をかけなければならない場合には
今までならば誰かの携帯電話を拝借し
その携帯電話の持ち主が通話料を負担する。
しかし、このチップがあれば、その拝借する人の携帯電話に
自分のチップを挿入し、携帯電話を使用すれば
携帯電話を拝借している人が通話料金を負担するのである。
携帯を貸した人は電池が少々減るだけなのである。
また、他にも気分次第で以前の携帯電話を
私用することもできるのである。
普段は小さな携帯で、必要なときには
多機能で少々大きな携帯電話を私用するといった
カバンの様な感覚で携帯が使用できる。
このICチップが普及すれば番号ポータビリティーが
開始された時には非常に便利なモノとなりうる。
おそらく、そのうちauなどの他の会社も導入すると思われる。
個人的にはこの機能をPHSにまで広げてくれればデータ通信など
さまざまな機能を使い分けることが出来るので非常に便利なのだが・・・。
是非とも今後の携帯電話業界に期待したい所である。