今日は中学の時からの憧れのBANDである「TOTO」のLiveを見てきた。
場所はB.B.King Blues Clubである。
実は今日が最終日だったらしい。
チケットを買いに行くと
既に1stのステージはSold Outになっており
最後の2ndのステージのチケットを購入した。
その後で、時間があるので夕食をどこかで取ろうという事になり
これもまたTVなどで良く特集されていた
Grand Central Stationの中のOyster Barに足を運んだ。
メニューを見ると、なんとも20種類以上の牡蠣が置いてある。
Gaku氏にお願いして、適当に見繕って頼んでもらった。
値段はだいたい一つ$2前後である。
非常にアメリカっぽい雰囲気の良いBarであった。
仕事帰りの人々がちょっと寄って、ガッと食べて飲んで話して
みな帰ってゆく。
日本と違って、Barには時計がまず無い。
それだけ、時間を気にせずにゆっくりしてもらいたいという
心遣いであろう。素晴らしい。
一通り食事を済ませてからLive Houseに向かった。
このLive Houseは大きさは日本のBlueNoteTokyoとほぼ同じである。
席はステージに向かって右サイドであった。
音響的に、少々心配していたのだが、Liveが始まって驚いた。
まず音が凄く良い。
普通なら正面の中央よりも気持ち後ろの場所が一番音が良い。
なのに、このLive Houseでは右サイドでも
十分にバランスが取れているのである。
そして、距離も少しあるかと思っていたのだが
思ったよりもずっと近かった。
目の前でスティーブ・ルカサーを見ることなど
滅多に出来ないことである。
日本でTOTOのLiveを聞こうと思ったら8000円は堅い。
しかし、ここではたった$35である。
有り得ない。
Drumsのサイモン・フィリップスも凄く良い。
ジェフのDrumsとはまた違った良さがある。
また、演奏がとにかくタイトであり、余計な音が全く出ていない。
ちょっと遊びの音を入れても、とても重みのある音が出てくる。
とにかく感動しまくりである。
曲は最初からいきなり名曲メドレーである。
もう全曲知っている。というかCDに穴が開くほど聞いた曲である。
最近は聞いてもあまり感動しなかったのにLiveで聞くと
ここまで違うモノになるのかと実感させられた。
有名なAfricaやRosana、Georgy Porgyを始め
本当に涙が出てしまった。
日本のBlue Note Tokyoで見たハイラム・ブロック以来である。
NYに来て、いきなり感涙してしまった。
明日はリンカーンセンターへマイケル・ブレッカーや
ウィントン・マルサリスを見に行く予定である。