Tower of PowerのLiveに行けなかった。
何とも残念無念である。
このLiveに限って当日券というモノは存在しないそうな。
また、キャンセルもギリギリまで待ったのだが、無かった。
非常に残念である。
昨日が非常に良い一日だったため、そのツケが回ったのだろうか。
しかし、転んでもただでは起きないこの性格の為
少しでもNYを満喫しようと歩きまくる事にした。
最初に行ったのは、小さいのだが非常にマニアックな
中古レコード店であった。
店内も歴史のある店の雰囲気である。
中を見ると、どうもパンク系を主に取り扱う店のようである。
しかし、店内はそんな雰囲気ではなく
いかにもJazzを置いていますという感じだった。
このギャップがまた面白い。
Blue Note NYやVillege UndergroundがあるW3rd St.の近辺は
面白いCafeやCiger Shopが軒を連ねている。
外からは普通のアパートにしか見えないCafeもあり
絶対に誰かに連れて行かれないと解らない。
それでも成り立っていると言うことは
良い店の証拠である。
私が煙草が嫌いであるが、箱を見るのは結構好きである。
こちらの煙草や葉巻は、非常にユニークな箱のモノが多く
それだけでも家にオブジェとして成り立つモノが多い。
最後に、この地域ではちょっと大きな雑貨屋さんに入った。
そこで、ついにとある人に頼まれたメジャーを発見。
二つあったが、安いので両方とも購入。
この雑貨屋はなかなか趣味が良い。
もしこちらに住むとしたら、ここのモノで揃えたいと思うほどである。
中には「毎日香」もあった。
日本の線香がこちらでは癒し系の道具として
広まっているようである。
露店の香を売っているお店も、日本の線香っぽい香りを
漂わせているお店が多かった。
NYの街には所々に、いきなりバスケットコートが現れる。
それも、ハーフコートではなくフルコートである。
時には二面、三面ある所もあった。
さすがに本場なだけあって、みんな熱心に練習や試合をしている。
ちょっと足を止めて見ていても非常に面白いものである。
それと、自動販売機が無いことにやっと気付いた。
やはり治安の関係からであろうか。
その代わりといっては何だが、街のいたるところに
HotDogやNutsを売っている屋台があり
そこに飲み物が売っているのである。
しかしながら、NYの街や店は基本的に汚い。
なのに、それが良い雰囲気に映ってしまう。
最初は始めての土地だから、目が色眼鏡になっているのかと思っていたが
どうやらそうでは無いのである。
看板や店構え、オブジェ、どれをとってもセンスの良いモノを置いていて
その為に、汚く見えないのである。
一歩間違えれば、見窄らしい場所になりかねないが
そこがまた面白いところである。
こんな感じで一日を終えた。
明日はAlecの所へ二度目のレッスンに行く予定である。