私はスケジュール管理をPalmというPDAを使用して行っている。
実はこれが4月に見事壊れてしまい、電池を換えてもウンともスンとも言わない。
やっと自分の周辺も落ち着いてきて、今後の予定を立てようと考えたのと
MacintoshをOSXに換えた事もあり、そろそろどうにかしようと考えた。
最近はどうやらSonyのCLIEが非常に人気が高い。
Macintoshとシンクさせるミッシングシンクというソフトもあり
どうやら取りあえず使えるようである。
しかしながら、相手はSonyである。
とてもじゃないがSonyには良い印象が全くない。
まず融通が利かないし、消費者の事は考えない。
目を引く機能を取り付けて、高い値段で売り払い
その後の他の会社との互換性は全く保証しないから
結局ユーザーは泣き寝入りすることになる。
私はVAIOなどのコンピューター関係の製品において
痛いほどこの手の譚を聞いている。
また、問い合わせでも非常に失礼な対応を受けた事があり微妙な所であった。
調べに調べてみるとCLIEの性能は確かにずば抜けている。
Windowsで使うという事を前提にすれば結構な機能が搭載されている。
ただ、私のメインはMacintoshなので、どうにも踏み出せない。
と、家で頭を抱えていると、ふと壊れた前のPDAが目に入った。
どうせなら中をみて、今後のために把握しておこう・・・。
と考えてしまった。
そう、私のガキっぽい精神がフル稼働してしまったのである。
早速、精密ドライバーを取りだし分解する。
ついでに故障の原因まで探ってやろうかと思ったが
やはりさっぱり分からなかった。
分かったのは開け方とケースの構造だけであった。
ガッカリしながらフタを閉めた。
一度触ったら、取りあえず電源を容れてみたくなるのが世の常である。
たまたま電池があったのでスイッチを入れてみると・・・・・・・。
・・・・・ピ!
をぉ、、、入ったではないか。
なんとこともあろうか直ってしまった。
素晴らしい。
これでSonyに屈服する事なく、今後の予定を管理できる。
神の手だ。
などと喜びながらPDAに新しくセットアップする事1時間。
セットアップの時間というのは、本来あまり好きではないのだが
なんとも幸せな一時であった。