素晴らしい1日であった。
明日行われるリハゴデニールのリハを終えて
少し遅れていつもの様にLantern Sessionへ参加した。
第2週と言う事で、相変わらず大御所の方々の
強力な演奏が炸裂していたのだが
そこへ、円道一成氏が深町純氏と登場したのである。
これには驚いた。
SBC Sessionに参加する若手プロミュージシャンも交えて
最高のSessionが繰り広げられたのである。
途中、深町純氏の即興作曲コーナーなど
度肝を抜かれるパフォーマンスも含め
何とも刺激的なSessionとなった。
しかし、これだけではない。
既に深町純氏との再びの共演は果たしたが
それ以上の事が待っていた。
このSession終了後、今度は駒沢にある
深町純氏の経営するLive House型の
バーにお邪魔したのである。
車ではなかったので、少し遅れて到着したのだが
そこで円道一成氏に最高のお膳立てをして頂いた。
私がFusionオタクだった事を知っており
深町氏とデュオで何か演奏をと言って頂いたのである。
そこはもう早速楽器を取り出し、大御所の方々の見守る中
深町氏とのデュオSessionへ。
Keyだけを決めて、それ以外何も決めず
何が起こるか全く予想もつかないSessionの始まりである。
まずは1曲テンポの早めの雰囲気でやらせて頂いた。
しかしこの時点で驚異的な深町氏の実力に感嘆した。
私が行きたい方向を察し、それを理解した上で
それ以上のプレイで支えてくれるのである。
もう言葉では表しようのない感動である。
そして1曲終わった後、円道一成氏がスローなバラードを
私達にリクエストしたのである。
同席したGuitarの関氏も交えての2曲目である。
先程感動したばかりだったが、このバラードでまたも
驚異的な実力を目の当たりにした。
バラードと言う事で、Lanternで目の当たりにした
深町氏の即興作曲に挑戦しようと
私はメロディーを即興で作りつつ進んだのだが
そのメロディーにピッタリと合うコードが
次から次へと生み出されてくるのである。
感嘆しつつも、この貴重な時間を大いに楽しみ
そして刻みつけさせて頂いた。
この事は今後の大きな私の力になる事だろう。
素晴らしい1日であった。