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2007年08月 アーカイブ

2007年08月01日

日本対北朝鮮

北京五輪最終予選に向けてサッカーU-22日本代表は
4ヶ国対抗の親善試合に臨んだ。
初戦は北朝鮮である。

北朝鮮と言えばワールドカップでの最悪の愚行が有名であるが
今回はそれを考えないことにしたい。
と言うのも、ワールドカップで愚行を犯したのはその時のA代表。
今回はU-22のメンバーではない。
その時のA代表のメンバーの名前を覚えているわけではないので
ここは違うチームとして考えたいのである。

先日のA代表が出場したAFCアジアカップは非常に残念だったが
あの激戦を経験した選手は確実にU-22で
良い結果を残してくれるだろう。
と、思っていた。
ところがA代表のメンバーだけでなく
大幅にメンバーが変わっているのである。

注目の日本代表のスタメンは
GKに西川。
DFに一柳、千葉、河本、U-20の安田。
MFに谷口、枝村、上田、そしてU-20から梅崎。
FWには岡崎とU-20の森島が入っている。
サブには増田、平山、カレン・ロバートなどがいるが
この大幅なメンバー変更には驚いた。
A代表にいたメンバーは恐らく疲労なども考えて
出場を見合わせたのだと考えるが
本田圭佑や梶山、李、水本などまでいないとは驚きである。
詳しい事情は解らないが、このメンバーでどこまで行けるか
試すというのも面白いだろう。
個人的には今までの主力がいない事よりも
梅崎、森島、安田などの若い世代からの選手の活躍に注目したい。

日本のキックオフで試合開始。
日本は立ち上がりからドリブルで縦に切り裂き
ファウルを貰うなど、積極的に攻めていく。
しかし攻撃は面白いのだが、ディフェンスに大いに問題がある。
やはり水本などがいないと非常に厳しい。
簡単にペナルティーエリアへボールが上がったり
進入されたりと、A代表ではあり得ない状態が多い。
特にクロスを入れられた時に相手選手をフリーにしている場合が多く
相手も枠を外すなど、上手くないので助かっているが
この相手がクリスティアーノ・ロナウドやメッシ、ルーニーなどなら
絶対に決められており、前半10分までに
3点は入れられているほどディフェンスが雑である。

逆に日本の攻撃はまだまだ粗雑だが、安田が非常に興味深い。
家長に匹敵するドリブル突破力とスピードで
相手を抜き去り、そこから素早くクロスを上げるなど
とにかく良い動きが目立つ。
これは確実に今後のU-22で重要な存在になる事は間違いない。

そして前半22分、ついに日本のゴールが生まれた。
コーナーキックからU-20の梅崎のボールを
同じくU-20の森島が落とし、これを河本がシュート。
U-20のメンバーが中心となった非常に興味深いゴールであった。
今回のスタメンのU-20の3人はとにかく面白い。

スコアでは1-0と日本が勝っているが
ここまでの試合の流れは圧倒的に北朝鮮が握っているだけに
早い段階でディフェンスをどうにかしないと
逆転されかねない状態である。

しかし、そんな心配をよそに
またも日本のゴールが。
1-0となった後も、北朝鮮に猛攻を仕掛けられていたのだが
それをあざ笑うかのように、またもU-20の選手が得点に絡む。
前半29分梅崎がドリブル突破から谷口にワンツーを出し
谷口はヒールで梅崎へボールを返す。
完全に梅崎の計算通りになり、そのボールを難なく
北朝鮮ゴールへ流し込んだ。
これで2-0と攻められているにも関わらず、日本がリードを広げる。

その後も相変わらずのディフェンスだが
日本はどうにか切り抜け、2-0で前半を終了する。
前半終わっての状態は2-0とリードしているが
試合内容としては賛否両論だろう。
U-20からのフレッシュな選手達の活躍で
一見良い状態に見えるが、とにかくディフェンスが甘い。
マークがしっかりしておらず、先日まで代表の試合を
見ていると言うこともあるが、あまりに酷い。
同じU-22の水野なら、こんな動き方はしない。
水本などもいない事から、やはりディフェンスには
大きな課題が残りそうである。
この問題を反町監督がハーフタイムでどう修正するかが
反町監督の指揮能力の見せ所だろう。

北朝鮮のキックオフで後半開始。
日本の選手交代はない。
日本は立ち上がりから森島が
思い切ってシュートを放っていくなど
非常に面白い攻撃を仕掛けるが
やはり守備はザルと言わざるを得ない。
また、実況からの情報だけを聞く限り
反町監督の修正案も今ひとつで
オシム監督と比べてしまうと、圧倒的に劣る感は否めない。
この反町監督に関しては非常に否定的な見方が多く
監督に疑問を抱く選手も多いと言う。
個人的には変更しても良いのではないかと
思ってしまう一瞬である。

後半中盤になってもやはり北朝鮮の猛攻は変わらず。
それを必死に防いでいるのは守護神の西川。
川口に匹敵する素晴らしい飛び出しや判断で
北朝鮮の攻撃の芽をしっかりと摘んでいる。
本来なは西川の所にボールが来る前に
DFが抑えなければならないのだが、こういう展開になった場合は
GKの西川がしっかりするしかない。
神・川口の次の守護神は彼になりそうである。
後は神技である「神の手」を取得すれば完璧なのだが
この辺りはPKにならないと解らない。

実況で解ったのだが、このメンバー構成は
日本でJリーグのオールスターゲームがあり
それに出場している選手がごっそりと抜け落ちているとの事。
反町監督が大なたを振るったのかとも心配したが
これで一安心である。

攻撃面ではU-20の3人が、守備では西川が奮戦し
北朝鮮の猛攻を防いでいたが
ついに北朝鮮の攻撃が通ってしまった。
後半21分、北朝鮮の選手をペナルティーエリア内で
これまで活躍していた安田た倒してしまいPKとなる。
さすがの西川もまだ神技を会得しておらず
残念ながら失点となり、2-1と北朝鮮にゴールされてしまう。
しかしながら、反応はしているので今後が楽しみだろう。

ここで日本は岡崎に代えてカレン・ロバート
枝村に代えて増田を投入し、チームを
今までの主力選手へと変更していく。

その後も後半終了間際に平山などを投入するが
最後まで北朝鮮に押され気味のまま
日本はリードを守りきって2-1で初戦を白星で飾った。

しかし、試合内容には大きな問題点が残る。
特にディフェンスは大きな穴があり
これではこの先、勝ち続けていくのは厳しいだろう。
新たな戦力が手に入った事は非常に喜ばしい事だが
今後、オリンピックで勝利するためには
ディフェンスの課題だけでなく、戦術も考えなければならない。
現在の日本の戦い方はオシム監督が展開するような
チームでの動きを考えるものではなく
個人技に頼った部分が多い。
チームで動きつつ個人技をチームのために活かすと言う
ワンランク上の戦い方をしなければ難しいだろう。
その上で、ようやく世界の強豪国と戦う準備が
完成したと言えるのである。
日本の今後は課題が山積みだが、まずはこの4ヶ国対抗戦を
全戦白星で終えて欲しいものである。

2007年08月02日

新たなiPod nano?

非常に興味深い情報が手に入った。
近日中にApple社が新たなiPod nanoを
発表する可能性があるとの事である。
今回のiPodはnanoと言うよりも
nanoの別バージョンと言った感じの
位置付けで、小さく丸い形状のようである。
また、この新たなiPodはShuffle同様に
フラッシュメモリを使用しているらしく
実に面白いことになりそうである。
真実はApple社の発表を待たなければ解らないが
楽しみに待ちたいところである。

2007年08月03日

Live! & 日本対カザフスタン & 日本対中国

金沢文庫Blue Moonにて
3回目となる私のSoul Session Liveを行った。
今回も前回と同じメンバーでお送りしたのだが
やはりこのメンバーは素晴らしい。
その場に流れる音の雰囲気で全てを理解し
それが即座に音になる。
なんともやりやすい素晴らしいLiveである。
今回のSet Listは下記の通り。
1st Stage
Brazilian Rhyme
Fantasy(SP Arr. Ver.)
If Only For One Night
Black Friday
I'll Be There
What A Fool Believes

2nd Stage
Georgy Porgy(Paris Live Ver.)
Isn't She Lovely(SP Arr. Ver.)
Lately
Peg
Every Breath You Take(SP Arr. Ver.)
Together(K.Ice's Original)
Knocks Me Off My Feet

Chicken(High Speed Funk Ver.)

Steely DanやDoobie Brothersなど
新曲を織り交ぜ、前回人気の高かったEW&Fや
私の尊敬するStevie Wonderなど
既にSoulの枠を超えているが、面白いステージになった。
今回もBassの松本央氏に色々と相談に乗って頂き
このようなSet Listを組むことが出来た。
大いに感謝する限りである。
また、私が御一緒したい一心で
少々遠方から来て頂いたMASA小浜氏や
いつも私のわがままに付き合って頂いている田中誠氏や
稲田一朗氏にも感謝である。
そしてLiveに来て頂いた方々がいなければ
ステージは成立しない。
お越し頂き、感謝である。
次回はまだ決定していないが
決まり次第Live Scheduleにてお知らせするので
楽しみにお待ち頂きたい。

さて、本日はスポーツ2本立て。
まずは女子バレーボールワールドグランプリ2007。
日本は柳本監督率いる新たなチームで
初戦をカザフスタンと対決した。
先ほど知ったのだが、先日大活躍だった落合が
なんと膝の具合が相当悪いらしく現役引退。
素晴らしいプレーヤーだっただけに本当に残念である。
菅山も怪我の調子が思わしくなく欠場。
また、以前はその長身から素晴らしいブロックを
叩き出していた宝来などもいない。
この新しいチームがどのような実力を発揮するのか
大いに楽しみである。

日本のスタメンは先日の世界バレーでMVPを獲得した
世界最小最強セッターの竹下を筆頭に
高橋、栗原、荒木、木村、庄司
そしてリベロに佐野が入る。
注目点は3点。
栗原が久々の復帰と言う事で、その実力。
新戦力の庄司の高さを活かした攻撃が通用するか。
新たなリベロ、佐野は菅山以上の逸材なのか。
この3点が今回のワールドグランプリの運命を握るポイントだろう。
前回の世界バレーでは6位。
今回はその上を目指したい。

対するカザフスタンは今回ワールドグランプリ初出場。
ソビエト時代に培った力は健在だが
日本もそうそう新参者に負けるわけにいかない。
この試合、初戦から日本の快勝を見せて欲しい。
ポイントとしては相手のエースパブロアを
日本がどうやって防ぐかだろう。


第1セット、まずはカザフスタンのポイントで試合が始まる。
日本は庄司のファーストタッチが得点となる好発進。
序盤はカザフスタンがリードするが、相手のミスや
荒木、栗原のアタックが決まって盛り返し
最後は竹下のツーアタックで最初のテクニカルタイムアウトは
8-7と日本リードで迎える。
その後も日本は竹下のツーアタック、木村の絶妙なスパイク
栗原のバックアタックなどが次々と決まり
徐々にカザフスタンを引き離す。
2回目のテクニカルタイムアウトは16-11と
最初のセットから日本は軽快にとばしていく。
しかしながらセット終盤に入りカザフスタンが猛追を仕掛ける。
ここで驚いたのは日本の栗原が要所で
しっかりと相手の連続ポイントを切っている事。
剛柔緩急を使い分け、素晴らしい活躍で
結局第1セットは25-23で日本が先取した。
気になるのは今のところ木村や高橋が
大きな活躍を見せないところである。
現状は新たな戦力で戦っているが
まだ微妙と言わざるを得ない。

続く第2セット、やはり高橋や木村の調子が出ていない。
リベロの佐野も菅山の代わりをするにはまだ心許なく
このワールドグランプリ、少々心配が残る。
しかしながら相手のミスや竹下、荒木のブロックなどで
最初のテクニカルタイムアウトは8-4で
連続ポイントを重ねた日本がリードして迎える。
このテクニカルタイムアウト以降、カザフスタンは
タッチネットを何度も犯し、2回目のテクニカルタイムアウトは
16-10で完全な日本ペース。
ところが、第1セット同様に第2セットも終盤に来て
カザフスタンが一気に大爆発。
しかしこの流れを切ったのは栗原。
高橋や木村の調子が上がらない今は栗原に頼るしかない。
結局25-25-21で、第2セットも日本が連取。
高橋、木村などの今までの戦力が
まだ機能していないのが気になるが2セットを連取した。

迎えた第3セット、このまま連取して
一気にストレート勝ちと行きたいところである。
このセットから日本は荒木を下げ先野を投入し様子を見る。
カザフスタンのポイントで始まり、ここにきて一気に猛攻を
仕掛けられるが、日本もようやく高橋がブレイクし始め
加えて栗原も安定して点を稼いだため
最初のテクニカルタイムアウトは8-3と
いきなり5ポイントのリードを奪って
日本が有利に試合を展開していく。
そのまま2回目のテクニカルタイムアウトも
日本は16-10とリードを守って戦い
核の差を見せつける。
これまでのセット同様に終盤でカザフスタンに
猛追を受け、高橋や木村が不調ながらも
最後はカザフスタンのエース、パブロアの
スパイクミスで25-20とストレートで
日本がカザフスタンを下した。
初戦を白星スタート出来た事は非常に良いが
高橋や木村の調子が出ないのは気になるところ。
特にこの両名は全日本において重要な選手。
どうやらチームとしての練習が少ないようだが
どうにかこの大会中に修正して欲しいモノである。
次戦は明日のドミニカ戦。
非常に強いチームなだけに、この試合で新生全日本の
本当の力が試されることになりそうである。
今後の全日本に大いに期待したい。


さて、次はサッカーU-22日本代表が中国で行っている
日本、中国、ボツワナ、北朝鮮の4ヶ国対抗戦で
地元中国と対戦した。
今回の中国戦は先日の北朝鮮戦とは大分違う。
と言うのも全ての審判が中国人。
そして場所は中国。
日本にとってはあり得ないほどの大アウェーである。
この酷い環境でどのような試合になるのか注目したい。

日本のスタメンはGKに西川。
DFに河本、安田、福元、田中。
MFに菅沼、上田、谷口、青山。
FWには李と平山が入っている。
なんと梅崎の名前がない。
おそらく色々な選手の状態を試したいと言う判断だろう。

さて、会場は日本国歌斉唱の時点で
既に大ブーイングともの凄いアウェー環境。
地域的な事情もあり、反日感情が高い部分も
少々厳しい試合になる要素となりそうである。

試合開始の笛がなり、前半開始。
果たしてどのような試合になるのだろうか。
立ち上がりは超チーム共に白熱した試合を展開するが
前半14分、ついに嫌な意味で試合が動いた。
北朝鮮戦同様に安田のドリブル突破が有効だったため
安田がドリブル突破を仕掛けたところで
中国選手が後ろからタックル。
これはファウルとなり、日本にFKが与えられたが
安田にイエローの判定。
どうやら安田がタックルされた後、相手を押し
これがイエローとなったのだが
そんな大した事ではない。
小競り合いにもならない小さな事である。
これがイエローとは考えられない。
試合開始早々から嫌なムードがピッチに漂う。

その後も何かと日本はファウルを取られ
もうこれは試合ではなく、中国のわがままに
各国が付き合っているだけと言う状態に。
前半21分にも河本にイエローが出され
審判はイエローを日本に対して
出し惜しみする気は毛頭無いようである。

前半終了間際に日本は菅沼、田中、李などが
決定的なチャンスを得るがゴールならず。
結局試合とは言えない最低の状態のまま
0-0のまま、後半へと試合は続く。

前半を終えて、と言うより先日の北朝鮮戦も含め
今の日本代表に足りない事は第一にシュートの精度。
とにかくシュートの精度が悪すぎる。
完全に枠を外していたり、GKの真正面だったりと
あれでは絶対に入らない。
特に枠を外すと言うのが多すぎる。
シュート数が幾ら多くても得点出来なければ意味が無く
シュート数が少なくても得点出来れば問題ない。
さて、後半どう動くか。

後半が始まっても、やはり中国有利は変わりない。
日本はただ耐えるだけで、中国は猛攻を仕掛けるだけ。
中国の公開攻撃練習と言っても全く過言ではない。
それほど酷い試合なのである。

その後も日本は谷口にイエローが出され谷口は次戦出場停止。
もう怒る気にもなれない。

日本は岡崎、そして先日素晴らしいゴールを披露した梅崎、枝村を
次々と投入するが、審判が相手では試合の流れもあったものではない。
田中や梅崎など、日本選手が一方的に削られる中
GKの西川が試合の切れ目を狙って
後半35分に審判へ抗議に行ったところ
なんと西川にイエローカード。
バカバカし過ぎてあきれてしまう。

結局試合は日本が大人になり、淡々と時間を使って終了。
この試合での収穫は3つ。
まず最初に日本の決定力不足。
特にシュートの精度は悪く、あれでは厳しい。
シュートの精度が悪いと言う事は
基本的にはクロスの精度も悪い。
シュートがしっかりと打てないのに
クロスが打てるはずもなく、修正が必要だろう。

次に中国は弱すぎると言う事。
あれだけ猛攻を仕掛けながら得点出来ないのだから
大したチームではなく、北京五輪でも大恥をかく事だろう。

最後にU-22と言う若さにも関わらず
日本選手が意外にも冷静だった事。
確かに苛ついている場面も見受けられたが
私が予想していたよりも大人で、紳士的なモノであった。
この事はアウェーでの精神力があると言う事で
今後の国際試合では大きな武器となる事は間違いない。

とにかく酷い試合で、解説するまでもないような
スポーツとは言えない代物だったが
日本選手に怪我が無い事を前提に考えると
やらないよりはマシと言ったところだろう。
実際に日本の決定力不足などがより目立った試合となり
少ないチャンスを活かさなければ
勝ち残れないオリンピックではチャンスを活かす事が全て。
今後の日本代表の進化に期待と言ったところだろう。
次はこの4ヶ国対抗戦の最終戦、ボツワナと対戦。
完全な格下であるため、大勝は当然ながら
日本の現在のウィークポイントを
しっかりと修正した試合を見たいものである。

2007年08月04日

Live! & 日本対ドミニカ共和国

沼津の鹿野川にて行われている
ぬまづサマーガーデン2007に出演するため
沼津に来ている。
初日の今日はHEYSKE氏からのお誘いで
HEYSKE氏の所属するDannyのLiveに出演した。
このぬまづサマーガーデンは鹿野川に特設水上ステージを作り
その上での盛大なLiveとなる。
野外でのLiveでここまで大きなステージは私も初めてで
しかも水上ステージとは非常に嬉しい限りである。

到着後、まずは14時くらいからリハーサルとなったが
・・・・暑い。。。
真夏に野外で、しかも水上ステージのため照り返しが強い。
おそらく今日明日と私は3つのLiveに出演予定のため
大いに焼けこげる事だろう。
リハーサル自体は猛暑の中問題なく終わり、後は本番を待つのみ。
リハーサルの時点でとにかく最高のGrooveが繰り広げられ
私は前日のLiveの疲れなどは吹っ飛んでしまい
体調もテンションも最高である。

そしていよいよ本番。
日も落ちて多くの観客が訪れ、最高のシチュエーション。
と言うわけで水上ステージへと続く桟橋を通り
ステージに上がると、、、、揺れる。。。
日中は風が少なくあまり揺れなかったが
夜になって風が出て来たことにより水上ステージならではの
揺れを楽しみながらのLiveとなる。
と、思っていたがそんなことはなかった。
と言うのも私は途中からの出演なのだが
あまりの素晴らしいステージに
ステージ脇で見ているだけで
居ても立ってもいられなくなり、ガンガンに動いていたら
揺れなど全く感じないのである。
そしてついに呼び込まれて私も参戦。
当初2曲だけの出演のはずが、ステージ上で
このままステイして最後まで出演する事に。
結局7〜8曲プレイし、最後のアンコールまで御一緒させて頂いた。
本当に素晴らしい演奏だったのでステージ上で飛び跳ね
散々動き回っていた為、Live終了後に一気に疲れが。
放心状態となったが、何とも心地良い脱力感。
言葉では言い表せないほどの最高のStageに
私を呼んで頂いたHEYSKE氏には本当に感謝あるのみである。
そして終わってみると、案の定焦げ色がつき始めており
明日のLive終了後はもっとしっかり焼けていると思われる。
もし東京でお暇な方は沼津へちょっと足を伸ばして
明日のLiveに遊びに来てみてはいかがだろうか。
明日はHEYSKE氏プロデュースのRH+Summer DIVASと
Oh! God Show Revolutionsに出演する。
RH+の方は女性Vocal4人が豪快なステージを繰り広げる
Soul FunkなLiveを予定しており
Oh! God Showは御存知、円道一成氏率いる大御所が
一堂に会したSuper Live。
1月の約束通り、ジョー・山中氏も出演するので
大変な盛り上がりを見せるのは間違いない。
大いに楽しみである。


さて、女子バレーワールドグランプリ2007で
日本は第2戦、ドミニカと対戦した。
初戦白星で発進しているだけに
このまま一気に突っ切りたいところ。

気になる日本のスタメンは昨日と変化はなく
竹下、栗原、荒木、庄司、木村、高橋
そしてリベロに佐野が入る布陣。

第1セット、序盤から両チーム共に
非常に白熱した試合を展開し
最初のテクニカルタイムアウト
そして2回目のテクニカルタイムアウトと
どちらも崩れない非常に面白い試合展開。
やはり昨日のカザフスタン戦のようには
楽勝とはいかないようである。
昨日の試合で肩を故障した木村も
何とか試合をこなし、役目を果たす。
また栗原などは相変わらずの好調ぶりで
高橋、木村の代役を果たし
スパイク、バックアタック、ブロックと
とにかく大車輪の活躍を見せる。
2回目のテクニカルタイムアウトは14-16と
少々リードされたのだが
2回目のテクニカルタイムアウトの後
やはり栗原の活躍で日本はついに均衡を破り
一気に5連続ポイントで引き離し
高橋のブロックポイントなども出て
第1セット終わってみれば25-19で勝利。
もたついた時間帯があったが、中盤以降一気に
試合の流れを引き込みまずは第1セット先取した。

続く第2セット、まずは相手のスパイクミスで
日本の連続ポイントから始まる。
そのままドミニカのミスなどが続き
日本も本調子とは言い難いが、栗原や荒木などが奮戦。
最初のテクニカルタイムアウトは8-4で迎える。
タイムアウト明けも荒木のブロックポイントや
木村のダイレクトアタックなどで連続ポイントを取り
日本は流れに乗って得点を重ね、圧倒的な強さで
2回目のテクニカルタイムアウトは16-6で
大量のリードを奪って迎える事となる。
その後も荒木がブロックにアタックにと止まらない。
完全に流れを引き寄せたまま、最後は栗原のブロックで
第2セットは25-11と圧勝。

迎えた第3セット、庄司のクイックが決まり
日本のポイントから始まる。
相手も即座にクイックで対抗するが、タッチネットの反則。
このセットも日本の連続ポイントでのスタートとなり
このままストレート勝ちと行きたいところである。
しかしこの直後、ドミニカが逆転し最初のテクニカルタイムアウトは
6-8と、初めて日本がリードされて迎える事になる。
ただ、日本もここで引き下がるわけがない。
タイムアウトの直後から栗原のサーブポイントなどで
同点に追いつく事に成功。
そのまましばらく一進一退の攻防が続くが
ここに来てドミニカにようやくエンジンがかかり
再びリードを取られる展開に。
日本は奮戦するが、2回目のテクニカルタイムアウトは
13-16とドミニカにリードされて迎える事になる。
しかし日本も再度喰らいつき、相手のミスもあって
終盤20-20ともう一度同点に戻す。
ここから一進一退の白熱した展開となるが
リベロの佐野の活躍により22-21とついにリードを奪い
そこから木村が知的な押し込みで連続得点。
そして直後にドミニカがミスを犯し24-21と
日本が逆転してマッチポイントを迎える。
ドミニカのポイントを挟んで、最後は高橋の強打で
25-22で2試合連続のストレート勝ち。
まだ全員が本調子という感じではないが
昨日の試合よりも調子は上がっている感はある。
明日はついに強豪キューバとの戦いとなるが
それまでに少しでも調子を取り戻して欲しい。
明日のキューバ戦、大いに楽しみである。

2007年08月05日

Live! & 日本対キューバ & 日本対ボツワナ

昨日に引き続き、沼津ツアー2日目。
本日はHEYSKE氏プロデュースによる
RH+Summer DivasのLiveと
お馴染み円道一成氏率いる
Oh! God Show RevolutionのLiveに参加した。
昼からリハーサルなのだが、昨日は1Stage分だが
本日は2Stage分と言う事で、、、暑い。。。
さすがの円道一成氏も一言「暑い~。」
リハーサルは両者共に問題なく終了。
特にOh! God Showの方は久々にジョー・山中氏や
Tpの川嵜氏との再演。
昨年からTpを本格的に始めた私としては
川嵜氏のプレイ全てが吸収すべき最高の教材。
さすがに本番は川嵜氏だけを見るわけにはいかないので
リハの時がチャンスなのである。
いやはや、本当に良い勉強をさせて頂いた。

リハーサル終了後は機材の整理をしながら
Gtの平井光一氏と少々話しをさせて頂いたのだが
映画「ボディー・ガード」の話になり
あの映画本来の意味を色々と聞かせて頂き
これまた非常に興味深い内容なのである。
あの映画を私はちゃんと見たことはない。
いわゆる恋愛モノだと思っていたのだが
本当の意味はそうではないそうである。
あれこそプロ意識をちゃんと映画にした作品で
それを理解してから見ると、本当に良いとの事。
これは近いうちに是非とも見てみたい。

さて、そうこうしているうちに本番である。
まずはRH+Summer Divas。
1曲目から多いに飛ばし、昨日のDANNYに匹敵する
素晴らしいGrooveの中でメンバー全員が
最高のプレイを打ち出す。
東京で行ったリハ、そして沼津でのリハを通して
とにかく今までで一番良い出来映えでの
Liveと言って良いステージであった。
こういうLiveは非常に嬉しい。
どんなに技術的に上手くても、本番を一番良い状態にするのは
本当に難しく、なかなか出来ることではない。
各自一人一人ならよくあるが、BAND全体での場合
それはなかなか困難である。
観客の方々も多いに喜んで頂けたようで、万々歳である。

ただ1つ、、、、私のAltoが壊れた。。。。
ソロ中の出来事である。
吹き終わりに近づいたところで、ネックが折れたのである。
これは前代未聞、私も聞いたことがない壊れ方である。
即座にTenorに持ち替えて、しのいだが
これは東京に帰ってすぐに修理に出さなければ。。。
思えば、昨日のステージで少々ネックの部分の調整が
おかしくなっており、ステージ終了後に
私が修理したのだが、それが前兆だったのだろう。
私のプレイスタイルは時折非常に激しい事があり
そう考えると散々今まで付き合ってくれて
とにかく大変な思いをさせてしまった。
東京に帰って、何とかしてやりたい。

そして続いてはいよいよ大トリ。
Oh! God Show Revolutionのステージである。
円道一成氏を始め、強力な大御所が名を連ね
その素晴らしいプレイを最高のGrooveと
アンサンブルの中でお送りするSuper Soul Live。
この中に私がいると言う事。
本当に幸せな限りである。
今年1月に大絶賛となったLiveを展開した事もあり
大歓声の中、Liveは進んでいく。
私も円道一成氏と共にステージから降りて桟橋を渡り
河川敷の観客席へ飛び入り、吹きながら走り回るなど
とにかく力の限り奮戦させて頂いた。
もちろんステージは大盛況で幕を閉じた。

終わってみれば2日間は本当に短く、長いものであった。
本当に沢山の出来事があり過ぎて
それを全てはとてもじゃないが、書き切れない。
この2日間の沼津ツアーは今後の私の活動に
大きく影響する事は間違いない。
DANNY、RH+SummerDivas、Oh! God Show Revolutionと
3つの素晴らしいBANDに参加する事ができ
そして沼津の素晴らしい自然と、暖かい人柄に触れ
本当に充実したツアーであった。
1秒たりとも無駄な時間のない2日間。
是非ともまたこんな経験をしてみたいものである。
まずは東京に戻ったらこのツアーを思い起こしながら
この貴重な経験をゆっくりと自分のモノへと変換したい。
沼津、最高!


さて、女子バレーワールドグランプリ2007で
日本はついに強豪キューバと激突した。
これまで日本は2連勝。
しかしそれは格下相手での話。
今回は格上のキューバである。
相手チームにはこれまで苦しめられてきた
最強のエース、カルデロンがいる。
彼女をどう抑え、そして攻めるかが試合を決めるキーになるだろう。

日本のスタメンはこれまで通り。
竹下を始め、高橋、庄司、荒木、栗原、木村。
そしてリベロには佐野が入る。
対するキューバもカルデロンはもちろん、カリーヨなどの
お馴染みの強力な布陣で臨んできている。

第1セット、まずはキューバのいきなりのサーブポイント。
しかし日本は高橋がこれを一発で切って落とす。
それに庄司も続いてダイレクトで叩き落とし2-1とリード。
ところが今度はカルデロンが負けじとスパイクを決め
日本はそれに対して栗原で応戦。
とにかく序盤から素晴らしい白熱した試合が展開され
見ている方としても力が入る。
この混戦を制したのは日本。
最初のテクニカルタイムアウトを8-4と大きくリードして迎える。
これまでと同じなら、キューバ最大の弱点は立ち上がりの悪さ。
決めるならこのままストレートで一気に
キューバを下しておきたいところである。
しかしながらキューバも徐々に目覚めて攻めに転じ
日本は4点のリードをじわりじわりと縮められる。
日本は庄司などの活躍により一時は同点に追いつかれるも
何とかリードを保ち2回目のテクニカルタイムアウトを16-15と
僅かなリードで迎える事が出来た。
リードしていると言ってもキューバの猛攻を防げていないのは
明らかであり、このタイムアウト中に策を練らなければ
このセットを落としてしまう事になるだろう。
後半から調子を上げるキューバを倒すには
とにかく序盤のセットを落とすのは良策ではない。
ここから日本、キューバどちらも譲らない展開が続く。
キューバが同点に追いつけば日本がリードを取り返す展開。
しかし終盤に入り20-18とついに日本がリードを広げ
そのまま流れを引き寄せ始める。
ここで日本は庄司や高橋が次々とキューバを攻め立て
キューバもここれミスを連続してしまし
ついに24-19と日本のセットポイントを迎える。
最後はカルデロンのサーブミスで25-20で
日本は大事な第1セットを先取した。

続く第2セットは日本のポイントから始まる。
しかしながらキューバの立ち上がりが良く
序盤はキューバにリードされる展開。
だが日本も栗原、荒木、高橋などが奮戦し
5-4と逆転に成功し、そのまま最初のテクニカルタイムアウトを
8-7で迎える事となる。
このタイムアウトの後、キューバがまたも猛攻を仕掛け
4連続ポイントで8-11とリードされる。
日本はここでタイムアウトを取り、立て直しを図るが
キューバの猛攻が止まらず、10-16で
2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
日本はこのタイムアウトで何とか立て直し
一気に4連続ポイントを取り、14-16と2点差に詰め寄る。
しかし再度キューバが引き離し、18-24で
キューバのセットポイント。
最後は木村のスパイクが止められて18-25で
第2セットはキューバに取られてしまう。

第3セットはキューバのサーブミスで
日本のポイントから始まる。
日本はこの試合絶好調の庄司が続き
その後、キューバのミスなどもあって
このセットいきなりの4連続ポイント。
このまま一気にキューバを切り崩したい。
結局日本の連続ポイントは7連続で続き
最初のテクニカルタイムアウトは8-2と
序盤から大量のリードを奪って迎える。
そのまま日本はキューバの猛攻を
どうにか受け流し、2回目のテクニカルタイムアウトは
16-11と5点リードで迎える。
このまま行けば第3セットは貰ったも同然だろう。
ここから逆転されてしまうようだと
そのままキューバを勢いづかせる事になり
このセットを落とすと言うこと以上に危険である。
しかし予想に反して終盤に来てキューバが爆発。
20-18と2点差に詰め寄られる。
日本はここから何とかキューバの攻撃をかわしながら
栗原や木村、庄司などの活躍で24-20とセットポイント。
最後は栗原がしっかりと打ち切って25-21で
第3セットも日本が取り、これでセットカウント2-1となった。

迎えた第4セット、まずはキューバのポイントから始まる。
このセットに勝利すれば日本の勝利が決定する。
キューバ相手に長期戦は明らかに不利と言う事を考慮すると
このセットで確実に決めたいところ。
日本は序盤からエンジンのかかった栗原の活躍で
何とかキューバに対抗するが
最初のテクニカルタイムアウトは6-8とキューバにリードされる展開。
その後も日本は庄司のサーブポイントなどで応戦するが
キューバの猛攻がどうしても止まらず
2回目のテクニカルタイムアウトも14-16とリードを縮めることが出来ない。
そのまま日本はキューバを止める事が出来ずに
20-25でついにフルセットへともつれ込んだ。

正念場のファイナルセット、ここに来てキューバが
いきなりの連続ポイントで序盤からリードをとる。
日本は庄司や木村の活躍で7-7と同点に追いつくが
最初のコートチェンジは7-8で迎える。
キューバはここで連続ポイントを取り7-9と
日本は2点のビハインドを負う。
しかし日本はここで気迫の奮戦を見せ
10-11とどうにか1点差に詰め寄る。
そしてここでエース栗原のサーブポイント。
11-11とついに同点に追いついた。
ところがキューバはこの直後にまたも連続ポイントで
11-13と再び日本を引き離す。
日本は荒木の強打や木村のブロックポイントで
このリードをもう一度叩き潰して13-13と同点。
しかしキューバも負けずにポイントを取り
13-14とついにキューバにマッチポイント。
日本は粘るが、最後にキューバに押し込まれ
13-15でフルセットの末にキューバに敗れてしまう。
多いに残念だが、このキューバとのフルセットの死闘は
今後の日本代表に取って大きな力となるだろう。
最初の3連戦、全勝とは行かなかったが
日本の次の試合に期待したい。


そして今度はサッカー。
中国で行われている4ヶ国対抗戦で
日本は最終戦でボツワナと激突した。
相手は完全に格下のボツワナ。
ここは内容のある試合で大勝を狙いたいところ。

日本のスタメンは
GKに武田。
DFに一柳、千葉、田中、福元。
MFに枝村、増田、菅沼、青山。
FWにはカレン・ロバートと李。
どうやら格下相手と言う事と、今後を考えて
日本はGKを含め、スタメンに変化が見られる。

ボツワナのキックオフで試合開始。
日本は立ち上がりから枝村がシュートを放つなど
良いリズムでボツワナ陣内へ攻め込んでいく。
しかしながらボツワナも可変的な攻撃で
日本のディフェンスを苦しめる場面もある。
ボツワナは中盤から飛び出し、1トップから4トップ辺りまで
非常に前線の人数が変化するため
多いに注意が必要である。
特に武田はあまり国際試合の経験がなく
この状態で緊張などから堅くならない事を祈りたい。

個人的にはこの試合、カレン・ロバートに得点が欲しい。
私が贔屓にしていると言う事もあるが
日本に足りないのはドリブル突破のあるスピードに溢れたFW。
カレンは運動量豊富で、彼のようなFWが育てば
今後の日本サッカーの未来は明るくなる事は間違いない。

このボツワナ戦も審判は中国人。
先日の中国戦同様に完全に日本を蔑んだ判定が多い。
現在日本と中国は勝ち点で並んでおり
得失点差で中国が勝っているが、この試合に日本が勝つと
中国に取っては非常に嫌な展開になる事は間違いない。
ホスト国とは言え、ここまで酷い大会は前代未聞だが
日本としてはその馬鹿馬鹿しい中国の戦略を
あざ笑うようにこのボツワナ戦で大量リードで勝ち
この4ヶ国対抗戦の優勝をさらって行きたい。

前半33分カレン・ロバートに決定的なチャンスが訪れたが
残念ながら相手GKの動きが良く、防がれてしまう。
ここは相手GKを誉めるべきだろう。

日本は非常に多くのコーナーキックを得るが
どうにも得点出来ない状態が続き
そのまま前半終盤へと試合が展開する。

前半終盤は日本のディフェンスが乱れ、ボツワナが猛攻を仕掛ける。
特に武田の判断に迷いがあり、時折非常に危険な場面も。
この辺りは試合経験の差なのかも知れないが
ピッチに出た以上は頑張って貰いたい。

結局日本は何とかボツワナの猛攻を防ぎ切り
前半は0-0で折り返すことになる。

迎えた後半、日本に交代はなく
日本のキックオフで試合再開。
しかしこの試合再開の直後、日本に悪夢がやって来た。
中途半端なパスを前線で取られ、それを使って攻められ
人数は完全に足りていたが、ボツワナの超ロングシュートが
決まってしまうのである。
後半1分しない時間帯での失点となってしまった。
私もまさかあそこから打ってくるとは思わなかったが
やはり油断大敵というやつなのだろう。
ただ、センターサークルとペナルティーエリアとの間
少しセンターサークル寄りからの強烈なシュートであった。
さすがは身体能力の高いボツワナ、侮れない。

0-1と後半早々にやられた事で
日本は後半4分に千葉に代えて河本を投入。
先日ゴールを決めた事もあり、ここは得点を期待したい。

後半分、またもカレン・ロバートに決定的なチャンスが訪れる。
しかし、不運の男カレン・ロバート。
カレンが放ったヘッドはゴールに相手GKがいないのにも関わらず
何とたまたま相手DFがいたところへ。
そのままクリアされてしまいゴールならず。
完全に運に見放された状態と言って良いだろう。
しっかり枠に行っており、あれを止められたのなら
運で片付けても良い気がしてならない。

このプレーの直後から、日本は安田と岡崎が
交代の準備を始める。
日本はこの早い時間帯で一気に交代を使うようである。
おそらく予想以上のボツワナの強さに
強力な選手を入れざるを得なくなったのだろう。
増田に代えて安田を、カレン・ロバートに代えて岡崎を投入。
カレンは非常に残念だが、今後も頑張って貰いたい。

日本はその後も後半17分に青山に代えて上田を投入。
どうにか流れを日本に引き戻したい考えだろう。

この矢継ぎ早の交代で日本は徐々に流れを取り戻すが
とにかく決定力が足りない。
何度かチャンスを掴むのだが、枠に行かなかったり
相手の身体能力の高さに阻まれたりと
とにかく上手く試合が展開しない。

そこでついに日本は平山に準備を命じる。
後半29分、一柳に代えて足を痛めている平山を投入。
大事を取ってこの試合はスタメンから外したようだが
そうも言っていられない状態にまで追い込まれた。

その平山が後半35分にスルーパスを出し
それを岡崎が相手ゴールに流し込んだが
VTRでは完全に入っているボールを
すぐにボールを蹴り出したDFが間に合ったとの判定で
ノーゴール、そして日本にファウルの判定まで与えられる。
完全にサッカーをバカにした最低の試合。
先日の中国戦も酷かったが、この試合も酷い。
中国サッカーと言うのはここまでスポーツマンシップに
乗っ取っていない最低のモノであることが露呈した。
これを恥じない審判も審判である。
情けないことこの上ない。

こうなった以上、日本は文句のつけようのないゴールで
ボツワナを下すしか方法がない。
残り時間は少ないが、どうにか頑張って欲しいものである。

しかしその後も5分という長いロスタイムを得ながら
日本は得点出来ない。
平山が入った事で高さに余裕が出たのだが
やはり怪我の影響か、今ひとつな感は否めない。
結局そのまま0-1で試合終了。
日本は最終戦を格下のボツワナ相手に敗戦を喫してしまう。
北京五輪最終予選でなかったのが幸いしたが
未だにこの状態では、今後のU-22は少々厳しい。
主力選手の多くが欠如している事もあるが
それでもこの状態では前途多難である事に間違いない。
パス、トラップ、シュートの精度やディフェンスの連携。
また決定力に関しては相当厳しい。
しかし、逆に考えれば中国の最低の審判団の中で
この様な厳しい試合が出来た事は
今後のU-22に取っては収穫だろう。
恐らく北京五輪の本戦でも中国の陰謀は
何らかの形で影響する事は間違いない。
その下準備が出来たと思えば良いのかもしれない。
次はいよいよ北京五輪最終予選。
今度はベストメンバーでの試合となると思うが
多いに期待したいところである。

2007年08月06日

沼津ツアー後記

2日間の沼津ツアーから
東京に戻って来て一段落ついたところである。
私は3日のLiveの後、深夜に別BANDの
リハーサルに参加し、そこから明け方沼津へ出発。
3日~5日まで音楽三昧の3日間であったが
とにかく濃い3日間であった事は間違いない。
既に書いたが、全てのLiveで様々な出来事があり
それら全てが本当に貴重な経験であり
本当に心に残る最高のLiveとなった。
おそらく明日のSBC Sessionでは
これらの経験に影響されたプレイとなる事は間違いない。
またこんなLiveが出来るよう
日々精進したいと思う今日この頃であった。

2007年08月07日

SBC Session

第1週火曜に行われるSBC Sessionを開催した。
今月も多くのミュージシャンが駆けつけ
それぞれがアンサンブルを多いに楽しんでいた。
先月、このColumnで公言していた通り
今月から少々やり方を変更して行ったのだが
どうやら喜んで頂けたようで何よりである。
私も沼津ツアーの経験を活かしつつ
緩急つけたプレイを心がけた次第である。
このところ少々SBC Sessionのバランスが
崩れていただけに、立て直せるか心配だったのだが
この分なら全く問題なく今後は盛り上がる事だろう。
ただ、人数は相変わらず異常なまでに多いので
ゆったりと演奏したい方は四ッ谷Sokehs Rockで
今月30日の木曜日に行われるSBC B-Side Sessionに
是非とも参加して頂きたい。
こちらもチャージは無料。
多いに楽しんで頂ける設定となっている。
PAさんもいるので、モニターはしっかりしており
しっかりと音楽を楽しむ事が出来る。
是非とも遊びに来て頂きたい。

2007年08月08日

新iMac,Mac mini登場

ついにApple社が新たなMacを発表した。
今回発表されたのはiMacとMac miniである。
iMacの方はデザインに大きな変更が見られ
酸化防止アルミニウムを使用し非常にスリムな外見である。
仕様に関しては多少のパワーアップがされただけで
大きな変更はない。

私が注目したいのはMac Miniの方である。
これは非常に革命的で素晴らしい。
今までのMac miniはIntel Macとは言え
CPUはCore Duoを使用している。
つまり32ビットまでで64ビット対応ではない。
それが今回の発表ではCore2 Duoになっており
この差は非常に大きい。
従来のMac miniより最大33%のスピードアップ。
そして注目したいのは価格である。
今までと変更無く10万円を切っているのだが
よく考えてみよう。
Mac Bookとほぼ同スペックなのにこの値段。
Mac Proは高すぎる、iMacのような液晶はいらない。
そんなユーザは非常に多かったのではないだろうか。
かく言う私もその一人である。
この価格でCore2 Duoのマシンが手に入るのは
非常に嬉しい限り。
持ち歩く必要がなく、少しでも出費を抑えたい方は
是非このMac miniを購入してみてはいかがだろうか。

2007年08月09日

ドメインに問題が。。。

私が以前使用していたドメインに問題が起きた。
残しておいたサイトのデータにもアクセス出来ず
メールも現在見られない状態である。
日本にまだ安価なレンタルサーバがなかった頃に
アメリカのサーバと契約したのだが
どうも最近ずさんな経営が目立つ。。。
このままメールが不通となった場合は
非常に困った事態に陥ってしまう。
もし私の以前のドメインでのメールを送信して
戻ってきてしまっている方は
このサイトのメールから送ってみて欲しい。

2007年08月10日

日本対チャイニーズタイペイ

女子バレーワールドグランプリ2007で
日本は第4戦、チャイニーズタイペイと対戦した。
先日のキューバ戦ではフルセットの末
惜しくも敗れてしまったが、それ以外は全て白星。
この試合も格下相手と言う事もあり、快勝して欲しいものである。

日本のスタメンに変化はない。
竹下、高橋、栗原、荒木、庄司、木村
そしてリベロに佐野が入っている。
木村や高橋が今一歩の部分が気になるが
この試合でどこまで調子が上がっているか
非常に興味深いところである。

第1セット、まずは高橋のアタックがブロックにかかり
チャイニーズタイペイのポイントで始まる。
日本は立ち上がりが悪いながらも、相手のミスに救われる展開。
しかしながら栗原の奮戦により徐々に調子を取り戻し
最初のテクニカルタイムアウトは7-8とほぼリードされる事なく迎える。
その後、しばらく一進一退の攻防が続き
2回目のテクニカルタイムアウトは15-16と
点差に変化は見られない。
チャイニーズタイペイの調子が良いと言うより
日本の立ち上がりが非常に悪いと言う印象がある。
やはり木村や高橋の復調は見られないのだろうか。
日本は相手のミスもあり、逆転し20-17とリードし
そのまま24-18で最初のセットポイントを迎える。
チャイニーズタイペイに1点返されるが
最後は高橋の強打で25-19で第1セットを先取する。

第2セットもチャイニーズタイペイのポイントから始まり
そのままいきなりの2連続ポイント。
日本も木村のフェイントなどでやり返すが
高橋も含め、絶好調には程遠い出来映え。
日本の攻撃は栗原が中心となり
それに荒木と庄司が続く。
しかしながら荒木も前大会のような活躍ぶりは見られない。
また、攻撃のバリエーションも杉山がいた頃のような
横を使ったブロード攻撃が少なく
チャイニーズタイペイに完全に攻撃を読まれている展開。
最初のテクニカルタイムアウトはどうにか8-7と
リードして迎えるが、この先非常に心配である。
日本はその後、栗原の強打や庄司のブロックポイント
そして佐野の好レシーブなどでリードを奪い
2回目のテクニカルタイムアウトは16-10で迎える事となる。
ここから荒木のブロックが一気に調子付き19-10と
セット終盤へ大きなリードを手に入れる。
その後も荒木が大爆発し、日本は24-15とセットポイントを取り
チャイニーズタイペイに連続ポイントを許すも
最後は高橋のスパイクが決まり25-17で第2セットも連取した。

迎えた第3セット、日本は荒木を下げて先野を投入。
日本のポイントから始まったこのセットは
序盤から非常に佐野の活躍が目立つ。
ようやく全日本の雰囲気に慣れた感がある様に思える。
それに続いて栗原などの好調の選手が続き
日本は序盤からリードを奪ったまま
最初のテクニカルタイムアウトを8-2と大量リードで迎える。
その後も日本の攻撃が止まらない。
木村のバックアタックや高橋のサービポイントなど
不調の選手も奮戦し何と10連続ポイント。
前代未聞の連続ポイントで日本は16-4と
余裕のリードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
このテクニカルタイムアウトの後
日本は庄司に代えて多治見を投入。
超ベテランが入ったところで、この多治見がいきなりの強打。
ここから多治見は2本連続で強打で決める好調ぶり。
既に2度のオリンピックを経験しただけに
プレイが安定しており、安心して見ていられる。
これに木村がアタック、ブロックを決めてまたも連続ポイント。
20-4と言う前代未聞の得点差である。
しかし、ここで日本代表は止まらない。
ここでまたも多治見が2連続ブロックポイントを決めて
これで6連続ポイントと、もうもの凄い状態。
この全日本の好調ぶりがチャイニーズタイペイにも伝染し
ミスを犯し、ここでまたも多治見がブロックポイント。
見ている方としてもわけが解らない程の強さで
24-4とついに日本がマッチポイントを迎える。
そして最後も多治見が強烈なブロード攻撃を決めて
25-5で第3セットを取り、終わってみればストレートで
チャイニーズタイペイを下してしまった。

しかしながら、まだ前大会のエース達の調子は良くない。
多治見がラストで圧倒的な力を見せつけたが
栗原、多治見クラスの活躍を高橋、荒木、木村あたりが
見せてくれないと、この先の世界トップレベルの国との対戦は
非常に苦しくなると予想される。
果たして全日本の今後はどうなるだろうか。

2007年08月11日

Live! & 修復 & 日本対オランダ

盛りだくさんの1日であった。
まずは修復から。
先日の沼津ツアーで実はAlto Saxのネックが
折れてしまったのである。
これには周囲の管楽器の大御所の方々も
「今まで見た事がない」と前代未聞の壊れ方。
沼津の素晴らしい環境に囲まれて嬉しくなり
ガンガンに動いていたら壊れてしまったのである。
と言うわけで、先日渋谷のSelmer Japanに持って行ったところ
現在私の使っているスターリング・シルバーのネックは
非常に柔らかい素材で出来ているため
修復不可能かも知れないとの事。
しかしながら、無理言って修復を試みて貰ったのだが
さすがはSelmer Japan。
最強のリペアマンが私のネックを見事に修復中。
まだ途中だが、修復できそうな予感。
ただ、全て銀で出来ているため
一度折れ曲がってしまうと、曲がり癖がついてしまう。
そのため、本日スターリング・シルバーのネックを
急遽入荷して頂き、選定して来たのである。
全7本から選んだのだが。。。
モンスターがいた。
異常なほど素晴らしいネックが一本見つかったのである。
吹いた瞬間に「これだ!」と思わせる素晴らしい一品。
現在修復中のネックをサブのネックとして使用し
このモンスターネックをメインのネックとして使用すれば
もう何があっても怖いモノはない。
それほど驚異的なネックが見つかったのである。
今までのメインのネックが金属疲労もあり壊れてしまったのは
非常に残念だったが、これも何かの縁だろう。
幸い壊れたネックも修復出来そうで、それに加えて
最高のネックを入手することが出来た。

と言うわけで、ホクホク気分で四ッ谷Sokehs Rockへ。
先日の沼津ツアーで御一緒させて頂いた
Dance&Vocal美人双子ユニット「S-Sence」のLiveを行った。
同じく沼津ツアーで御一緒した海老沼氏やお馴染みのHEYSKE氏。
そしてStudio「Takatan」でも有名な加藤隆之氏と加藤洋一氏という
強力なメンバーと一緒に息のピッタリ合ったS-Senceの
バックを務めさせて頂いた。
LiveはSokehs Rockで見た事がないほどの満員御礼。
立ち見は当然と言った雰囲気の中、メンバー一同奮戦。
沼津に引き続き、素晴らしいGrooveの中でのLiveとなった。
Liveには沼津のドン、私も散々お世話になったスモーキー氏も訪れ
Live終了後は沼津の話で盛り上がった。
私も沼津の経験が甦り、是非またあのステージに立ちたいと
切に思ったわけである。
このS-SenceのLive、こちらも是非また御一緒したいものである。
素晴らしいLiveであった。


そして最後は女子バレーワールドグランプリ2007。
日本は第5戦で世界トップクラスの強豪、オランダと激突した。
ここまでの日本はキューバ戦での黒星以外は全勝。
しかし、それは全て格下相手での話。
この平均身長で10cm近く差があるガリバー軍団を相手に
勝利して、初めて今回の全日本の強さが証明されるというものである。

さて、注目の日本のスタメンはこれまでと大きく変わる。
竹下を筆頭に栗原、高橋、木村までは同じだが
ここに先野と大村が入ったのである。
荒木と庄司が抜けたわけだが
個人的には肩に負傷を負っている木村のを代えた方が
良いのではないかと考えてしまう。
またリベロには変化はなく調子を上げてきている佐野が入る。

新たなスタメンで迎えた第1セット、まずは木村のスパイクが決まり
幸先良く日本のポイントからゲームが始まる。
しかしオランダもエースのスターレンスがキッチリ決め
オランダはその勢いに乗って栗原のスパイクもブロック。
日本はいきなりリードされるが、オランダのミスや
先野のクイックなどで対抗し最初のテクニカルタイムアウトは
大きく離されることなく、6-8で迎える。
その後も日本は好調の栗原を中心にオランダに攻めかかるが
オランダになかなか追いつけない。
とにかく日本の攻撃が通らず、オランダの驚異的な高さの前に
全てブロックにかかってしまうような展開。
攻めている感はあるが、得点できない。
この展開は少々日本に取って厳しいモノである。
ただでさえ高いオランダに、攻撃まで読まれてしまっては
非常に苦しいところである。
そのまま徐々に点差が広がり、2回目のテクニカルタイムアウトは
11-16で迎える事になってしまう。
日本の調子が全く上がらないまま
11-19と大きく引き離されたところで
日本はついに大村を下げて荒木を投入。
荒木が入った事でようやく日本に攻撃の幅が広がり
日本は徐々に点差を詰めていく。
しかし点差が大きく、17-24とオランダのセットポイント。
日本は栗原で1ポイント返すが18-25で
第1セットを落としてしまう。
第2セットでどうにか日本はオランダの読みを外さないと
このままズルズルとやられてしまう可能性が高い。

続く第2セット、日本は先野を下げて庄司を投入。
これまでのスタメンに戻して仕切り直すようである。
オランダのポイントから始まり
このセットも序盤はオランダのブロックが好調。
どうにかこのブロックを外さないと厳しい。
しかし日本は3-5とリードされた辺りから
荒木が徐々に機能し、オランダのブロックに対して
段々と対応できるようになる。
完璧に対応しているとは言えないが
このまま行けば非常に面白い展開になるだろう。
最初のテクニカルタイムアウトは7-8と
オランダリードで迎えるが、今後に期待がかかる。
タイムアウト後の日本は庄司のクイックと
荒木のブロードなどが良く通りようやく対等の立場で
試合を展開し、14-13とついに逆転に成功。
ここからが正念場となる。
そのまま日本はリードを広げ、2回目のテクニカルタイムアウトは
16-14でついに日本リードで迎える。
日本はリードを何とか保って試合を展開するが
第2セット終盤に20-20と、ついに同点に追いつかれてしまう。
ここで日本はねばりきれ粘りきれず、21-24と
オランダがセットポイントを握る。
しかし日本は引き下がらず、荒木のクイックや
栗原の強力なジャンプサーブなどで相手を崩し連続ポイント。
この土壇場で24-24とデュースに持ち込んだ。
特に栗原の攻撃的なサーブが有効で
これでオランダは崩され、25-24で今度は日本のセットポイント。
しかし今度はオランダが荒木のクイックをオランダがブロック。
そのまま木村もブロックで止められ、25-26で
またもオランダのセットポイント。
ところが、ここで木村が技有りのスパイクで同点とし
そのままポイントを重ねて27-26で再びセットポイントを握る。
この後、長い長いラリーが続くがオランダが痛恨のタッチネット。
これによりこの激戦となった第2セットを日本が勝利。
セットカウント1-1と追いつき、ここから流れに乗って
一気にオランダを潰してしまいたい。

迎えた第3セット、オランダのサーブミスで
日本のポイントから始まるが
日本も木村がサーブミスを犯し1-1。
そのまま一進一退の展開となるが
日本は荒木のクイックやブロード。
それを囮にしてのバックアタックなどで
オランダを翻弄し、第2セットの良い流れを保って試合を展開。
ただ、このセット日本のサーブミスが少々目立ち
最初のテクニカルタイムアウトは8-7と
思ったほどリード出来ずに迎える。
こういった展開の試合の場合、1つのミスが
結果に直接つながる事が多いので、攻めの姿勢は崩さず
かつミスはしないと言うシビアなプレイが求められる。
ここから両者全く譲らない展開のまま
オランダが一歩抜けだし14-16で
2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
しかしこのタイムアウトの後、日本が徐々に押され始める。
やはりオランダの猛攻を日本は粘りだけで支えているため
オランダ有利は変わらず、厳しい展開。
苦しい時には栗原が決めているが
さすがに毎回決まるわけではない。
こう言った時に今までの日本には杉山、菅山、小山などの
戦力があったが、メンバーに入っていなかったり
入っていても試合に出ていない状態。
また、高橋や木村、荒木と言った辺りも
以前と比べると絶好調には程遠い不調ぶり。
エースクラスの選手層の薄さが日本の粘りバレーを
支え切れないでいるのは間違いなさそうだ。
そして試合は19-24でオランダのセットポイント。
第2セット同様にここで粘れれば
日本は大きなアドバンテージを得ることが出来る。
しかし、最後は木村がブロックに捕まり20-25で
第3セットを落とし、セットカウント1-2で窮地に立たされた。

正念場となってしまった第4セットは
木村のスパイクがアウトとなりオランダのポイントで始まる。
しかし日本は栗原のフェイントで1-1とするが
このセットは序盤から支えきれず5-8で
最初のテクニカルタイムアウトを迎える。
日本は粘るのだが、決定力不足は否めず
また、苦し紛れのフェイントは全てオランダの長い手足に拾われる。
ポイントを取ったとしても内容が悪い事が多く
綱渡りな感はぬぐい去る事が出来ない。
しかしながら幸いオランダも少々ばたついており
オランダのミスもあり、途中日本が逆転。
日本は2回目のテクニカルタイムアウトを16-14とリードで迎える。
栗原の孤軍奮闘状態ながら、非常に良いタイミングで決めるため
これがチームを活性化させ、最後の支えとなっている。
ただ、新たなエースの登場は喜べても
今までのエースが不調ではエースが交代しただけ。
やはり相乗効果が見られなければ厳しく
16-17とオランダがタイムアウトの後に逆転。
そのままオランダが抜け出し、リードを取られるが
セット終盤で23-23と何とかオランダに追いつく。
しかしこの後オランダが決めて23-24と
ついにオランダのマッチポイント。
ところがここで日本は荒木のクイックで24-24としデュースへ。
ただ、オランダも黙っておらず24-25で再び日本は窮地に。
しかしこの窮地を栗原が強打で救い25-25。
そしてこの大事な場面で木村が決めて26-25で
日本がついにセットポイント。
そのまま日本が粘り、最後はオランダのスパイクがアウトになり
苦しい第4セットを勝利しセットカウント2-2と同点。
試合はファイナルセットに持ち込まれる。

運命のファイナルセット、オランダの連続ポイントで始まる。
このセット、日本選手の顔つきが一気に変わる。
やはり苦しい第4セットを勝利した事で
険しく、非常に集中しているのが解る。
だが、それはオランダも同じ。
ここまで日本を追い詰めながらもファイナルセットへ持ち込まれ
必死の形相で攻めかかってくる。
序盤から日本はオランダに押され6-1と引き離される。
ファイナルセットは15点先取なだけにこの点差は痛い。
しかし日本は栗原の強打や荒木のブロックポイントで
食い下がりコートチェンジの時には点差を詰めて
5-8で迎える事となる。
日本はその後も栗原を中心に、木村、高橋などの
活躍で粘りに粘るのだが、オランダの高いブロックの前に
攻撃が通らず、9-14とついにオランダのマッチポイント。
ここから日本は庄司のツーアタック、荒木のブロックポイントで
2点を返すが、最後にオランダのスパイクが
ラインギリギリに決まって11-15でファイナルセットを落とし
オランダに屈してしまう。

やはり決定力不足が厳しい。
攻撃は栗原だけが大事な場面で決めてくれるが
高橋や木村の攻撃は気まぐれで通る感じで
庄司や荒木は大事な場面では止められる事が多い。
メンバー的には以前活躍した実績のある小山という選択肢もあるが
個人的には今の日本代表に足りないのは攻撃のバリエーション。
杉山のような神速ブロードやクイックがないため
前後での動きはあっても、左右に大きく動くような
コート全体をくまなく使用した攻撃は見られない。
荒木のブロードや庄司のクイックも決して悪くないが
杉山の神速ぶりには未だ劣っており、安定感もない。
この大会、柳本監督の考え次第だが
もしかしたらオシムジャパン同様に新たな若手を育てる人選なのか
それとも本当にこのメンバーがベストという選択なのか。
この辺りにどうも疑問が残るが、決まった以上は
このメンバーを応援する以外に方法はない。
次戦はついに因縁のブラジル戦。
オランダ戦の雪辱を次戦で一気に晴らして欲しいものである。

2007年08月12日

Live! & 日本対ブラジル

横浜Green Sheepにて私のAcoustic Bandの
Liveを行った。
今回はお盆シーズンという事もあり
とにかく移動がスムーズ。
道路もガラガラで、順調に事が運んだ。
その分、客足も心配していたのだが
Green Sheepほどの美味しいビールの飲める店は
神奈川県には非常に少なく、お盆シーズンなど
全く関係ないと言った感じである。
今回は音楽的かつ、しっとりとまとめる
セットリストで臨んでみた。

1st Set
ウキウキWhatching(笑っていいともメインテーマ)
All Of Me
Girl From Ipanema(Nakaba's Arr. Ver.)
オリビアを聴きながら
What's Going On

2nd Set
September
Every Breath You Take(SP Arr. Ver.)
Fly Me To The Moon(Acid Jazz Ver.)
Desperado
Spain

3rd Set
Isn't She Lovely
Fantasy(R&B Ver.)
Englishman In New York
Sweet Memories
I Need To Be In Love

今回の目玉は松本央氏アレンジのイパネマと
Fly Me To The Moonの
Acid Jazz Versionである。
両方とも松本央氏発案によるもので
普通のスタンダードの楽曲がここまで変化に富んだ
面白い事になるとは思わなかった。
やはり彼の目の付け所は興味深い。
Liveはこれらの楽曲を中心に高評価で
何とも嬉しい限り。
次回のLiveは現在調整中なので
決定次第、Scheduleに掲載する予定である。


さて、女子バレーワールドグランプリ2007で
日本はついに王者ブラジルと対戦した。
世界ランク2位ではあるが、この大会では
現在3連覇中で、今大会で4連覇を狙う
まだ負け無しの最強の相手。
この強敵を本調子でない日本がどう戦うか
非常に興味深い戦いとなりそうである。

昨日のオランダ戦ではフルセットの末の敗戦。
栗原以外の攻撃力が心許ないため
どうにも支えきれない状態だったが
このブラジル戦でどうなっているか注目である。

日本のスタメンは昨日のような変更はなく
竹下、栗原、荒木、高橋、庄司、木村
そしてリベロに佐野が入る。
対するブラジルはシェイラやカロリネなど
最強の布陣で臨んでいる。

注目の第1セット、まずはブラジルのポイントで始まり
そのまま連続ポイントとなってしまう。
しかし日本は高橋の技ありスパイクや
栗原のクロス、庄司のサーブポイントなどで
すぐに点差を詰め、3-3と同点とする。
しかしその後ブラジルのブロックに苦戦し
最初のテクニカルタイムアウトは6-8と
ブラジルリードで迎える。
そしてこのタイムアウトの後、ブラジルが止まらない。
シェイラがスパイクにブロックにと
圧倒的な存在感で日本を攻め立て、どうにもならない。
昨日のオランダも高かったが、ブラジルの方が
高い印象があるほどである。
日本は守りは佐野が、攻めは栗原を中心に対抗するが
やはり厳しい状況には変化がない。
リードされたまま2回目のテクニカルタイムアウトを迎え
そのまま12-20と大量リードを取られてセット終盤へ。
ブラジルの短所は立ち上がりの悪さだったのだが
この試合では全くそんな事はなく、序盤から絶好調。
結局14-24でセットポイントを握られ
1ポイント返すも、最後はファビアナに押し込まれ
15-25と言う大差で第1セットを落とす。

続く第2セット、ブラジルがいきなりのブロックポイント。
そのままブラジルの2連続ポイント。
このセットも序盤からブラジル優勢の流れ。
その後もブラジルが連続ポイントを重ね
最初のテクニカルタイムアウトは3-8で迎える。
このタイムアウトの後、ブラジルがミスを連発。
日本はこの隙に栗原のバックアタックなどで
徐々に差を詰め、8-10とする。
しかしこの流れをブラジルのシェイラが切る。
日本は波に乗りたいが、なかなか乗り気れない展開。
13-16と3点のビハインドを負って
2回目のテクニカルタイムアウトを迎え
ここから猛追を仕掛けたいところだが
そこはブラジル。
しっかりとタイムアウト明けに連続ポイントをとり
日本を勢いづかせない。
15-20で終盤に突入し、そのまま17-24で
またもブラジルにセットポイントを握られる。
日本は栗原の強烈なバックアタックなどで
2ポイントを返すが、最後は高橋がブロックに捕まり
19-25で第2セットも落とす。

絶体絶命となった第3セットもブラジルのポイントで始まる。
このセットもブラジルがそのまま連続ポイントを重ね
0-5と大量リードを取られ、日本はタイムアウトを取り
仕切り直して木村、高橋の強打で2連続ポイント。
しかしこの後、またもブラジルの攻撃を止められず
最初のテクニカルタイムアウトは3-8で迎える。
その後も日本は全く良いところがなく
ブラジルのミスで得点を取る状態のまま
6-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
そのまま9-20とセット終盤を迎え
完全なブラジルペースのまま12-24で
ブラジルのマッチポイント。
こうなるともう日本が止められるはずもなく
ブラジルのサーブミスで13-24となるが
最後は13-25でストレート負けを喫する。

この試合で今回の日本代表は
相当厳しい状態である事を再認識した。
怪我の菅山は仕方が無いとしても
なぜ杉山を入れなかったのか。
特にブラジルのようなチームには
スピードバレーが有効なのは目に見えていた。
しかし荒木や庄司のブロード、クイックなどでは
遅すぎてブラジルには通用しない。
クイック攻撃なのにブロックに2枚もつかれては
攻撃が通るはずもない。
今回の収穫は栗原の完全復活とリベロ佐野の安定感。
佐野がいれば菅山をリベロではなく
守備範囲の異常に広いアタッカーとして起用でき
木村の不調にも対応出来た。
個人的には竹下、杉山、菅山、高橋、荒木、栗原
そしてリベロに佐野と言う布陣で臨み
控えには小山、木村、宝来、庄司、多治見、板橋。
そんな日本代表なら、レギュラー陣が不調でも
どうにか出来ただろう。
日本代表選出の理由は解らない。
もしかしたらオシム監督のように目標にすべき
大会に向かって日本バレー全体のレベルアップを図り
そこから一気に大会へ向かう心づもりなのかも知れない。
だとしたら今大会のメンバー構成にも納得が行く。
しかしもしかしたら落合のように怪我が原因で
菅山、杉山などの主力選手が思った以上に
悪い状態にいる事も考えられる。
現在の全日本メンバーも木村は肩を負傷している。
高橋や荒木も本調子とは言い難い状態。
世界バレーの時を考えれば高橋、荒木がいれば
ここまで苦戦はしなかっただろう。
日本代表の状態は想像し難いが
とにかく残りの試合をどうにか頑張って欲しいものである。

2007年08月13日

緑のあいつは3位。

大分前にコラムで取り上げたガチャピンの
エアギター大会出場の話だが
その後の続報が届いた。
先日書いた時は結果が出ていなかったが
エアギター大会2007で、緑のあいつは
3位に輝いたようである。
登場時から「夏だ!盛り上がっていこーぜ」と
大絶叫で観客を盛り上げていたとの事。
にくい緑のあいつ、どこまで進化するのだろうか。。。

2007年08月14日

キリンカップメンバー

先日のアジアカップの敗戦の後
日本代表の次の試合となるカメルーン戦の
メンバーが一部発表になった。
今回発表となった選手にはサプライズはない。
GKの川口、楢崎、DFの駒野、加地、中澤
そして怪我でアジアカップを離脱していた闘莉王。
MFには今野、阿部、橋本、中村憲剛、鈴木、遠藤。
このメンバーに加え、後日6人を追加招集するとの事。
今回のキリンチャレンジカップ2007のカメルーン戦では
同日行われるU-22に選出された選手と
シーズンが始まったばかりの海外組は招集されていない。
オシム監督の次のビジョンへ、どのような人選になるのか
また、その人選でどのような戦いが見られるのか
大いに楽しみである。

2007年08月15日

オシムジャパンのFW

現在オシムジャパンのカメルーン戦の
メンバーは12人のみで、FWはゼロ。
果たしてこれが意味するところは?
つまりは攻撃力である。
今の日本の守備力は非常に安定しており
特にDF陣は良い雰囲気を出している。
しかしながら、中盤と前線がまだ微妙である。
中盤はまだ希望の光が見え隠れするが
前線、つまりFW陣に関しては危ない。
高原以外の選手には安定感がなく
日本にはストライカーが1人しかいない状態。
これでは今後世界の強豪国と戦うのには厳しい。
今回は巻や山岸などのオシム監督の古巣である
ジェフ千葉の選手が一人もおらず
これはオシム監督がオシム流が浸透したところで
次のステップへとチーム作りを進めるシグナルと言える。
今度のカメルーン戦でFWに選出される選手は
果たして誰なのだろうか。
大いに気になるところである。

2007年08月16日

世界戦決定

ボクシングWBCフライ級世界王者決定戦が
10月11日に決定した。
現チャンピオンは先日チャンピオンになり
初防衛戦となる内藤。
挑戦者は亀田3兄弟の次男、亀田大毅。
個人的には内藤の方が強いだろうと思っているが
亀田は本番で実力以上の力を発揮するタイプ。
しかし、亀田大毅は長男の亀田興毅のような
クレバーさは今のところ見受けられない。
これが世界王者決定戦という大舞台で
どのような影響を及ぼすのか非常に興味深い。
果たしてこの戦い、どうなるだろうか。

2007年08月17日

Live! & 日本対カザフスタン

新中野「弁天」にてSHINOBU氏と
ChaiのLiveに参加した。
今回は当初SHINOBU氏のLiveのみの予定だったのだが
急遽ChaiのLiveにも参加する事となったのである。
Liveは大盛況で大変な盛り上がりであった。
Chaiは以前Guest参加した事があったのだが
今回は大分メンバーが変わっており
新しいChaiの最初の一歩となるLiveだったようである。
また、SHINOBU氏はLanternのSessionなどでお会いし
以前からいつか一緒に何かLiveをと言っていたのだが
なかなか実現しなかった。
それが今回主催の関氏の取り持ちで実現したわけである。
そして、このLiveはこの2BANDだけではない。
メンバーのほとんどが面識のある最高のアーティストをお呼びした。
円道一成氏、その人である。
今回は私も参加しているOh! God Showでやっている楽曲を
5曲ほど用意し、それを若手ミュージシャンで再現。
いつもは大御所の方々とやっている曲だが
こちらもなかなか新鮮で楽しいことこの上ない。
円道一成氏にも気に入って頂けたようで嬉しい限りである。
この関氏主催のLiveは今後も続くようで
予定が決まり次第お知らせしたい。
今回見逃してしまった方は是非とも次回は遊びに来てはいかがだろうか。


さて、女子バレーボールワールドグランプリで
日本はカザフスタンと対戦した。
このところ世界トップレベルの強豪に手痛い敗戦を喫しているだけに
この試合はきっちりと勝っておきたいところである。
カザフスタンとは既に第1戦で戦い、ストレートで勝利している。
調子が低迷している日本としてはこのカザフスタンを足場に
一気に調子を上げていきたい。

日本のスタメンはこれまでと変化はない。
しかしこの試合、私が大好きな選手が帰ってきた。
神速プレーヤーの杉山である。
その杉山はスタメンからは外れているが
この試合、是非ともみたいモノである。
スタメンは竹下、栗原、高橋、木村、荒木、庄司
そしてリベロに佐野が入る。
個人的には木村の怪我、高橋の不調が
どこまで回復しているかが気になるところ。
この2人が回復すれば荒木や庄司なども
より勢いづく事は間違いない。

対するカザフスタンはエースのパブロワを中心に
しっかりと日本対策をしている模様。

第1セット、まずはパブロワのフェイントが決まり
カザフスタンのポイントから始まり
そのままいきなりの連続ポイント。
しかし日本も庄司、木村、高橋、栗原の連続ポイントで
一気に逆転し、序盤から良い立ち上がりを見せる。
佐野も非常に安定した守備を見せ
この試合、日本代表の復調が見られそうである。
ところが、カザフスタンもこの直後にやり返し
両チーム縺れ合いながら最初のテクニカルタイムアウトは
6-8とカザフスタンリードで迎える。
そしてこのタイムアウトの後、日本は3連続ポイントで
一気に逆転に成功。
やはり高橋や木村、荒木、庄司などが明らかに復調しており
徐々に以前の心強い日本代表に戻りつつある。
その後も日本はリードしたまま2回目のテクニカルタイムアウトを迎え
リードを広げながら20-14でセット終盤を迎える。
栗原の好調ぶりは相変わらずだが
高橋、荒木の復調が目覚ましく、木村の怪我も大分良いようである。
結局日本は24-18でセットポイントを迎え
カザフスタンに2ポイントを返されるが
最後は庄司のブロードからのフェイントが決まり
25-20で第1セットを先取する。

続く第2セット、最初のポイントは栗原のアタックがアウトになり
カザフスタンのポイントから始まる。
そして直後に木村のアタックがブロックされ
最初からカザフスタンの連続ポイント。
日本は庄司のアタックで1ポイントを返すが
今度は栗原のサーブが外れて1-3とリードされる。
しかしその後カザフスタンのサーブミスなどもあり
最初のテクニカルタイムアウトは8-6と
日本リードで迎える事となる。
しかしながらこのセット日本の立ち上がりが悪く
カザフスタンのミスに救われている印象。
そんな中でも栗原だけは別格である。
鋭いクロス打ちで相手の高いブロックを
ものともしない素晴らしいスパイクで
悪い流れを全て断ち切っている。
それに続くのは荒木。
栗原ほどの安定感はないが、力強いスパイクや
ブロード、クイックなどが非常にシャープになっており
彼女らの活躍もあり、2回目のテクニカルタイムアウトは
16-12で日本がリードを広げて迎える事となる。
日本はそのままリードを保って試合を展開するが
終盤に少々ドタバタした場面が続き23-22と
カザフスタンの徐々に追い詰められる。
しかしながら栗原の活躍により24-22とセットポイントを迎え
最後は庄司のクイックで25-22で第2セットも連取。
これでセットカウント2-0と勝利に王手を掛けた。

迎えた第3セット、ここで日本は庄司と荒木を下げて
多治見と杉山を投入する。
まずは日本のポイントから始まるが
序盤は両チーム白熱した展開となる。
しかし日本は杉山の神速ブロードが決まり盛り返す。
やはり杉山を見れば一目瞭然、荒木や庄司では
相手にならない神速ぶり。
なぜ柳本監督は杉山をスタメンから外したのだろうか。
この圧倒的なスピードに試合感が加われば
素晴らしい攻撃力が加わる事になる。
杉山の活躍があったものの、高橋がブロックや
サーブミスなどを連発し、最初のテクニカルタイムアウトは
5-8とカザフスタンにリードされて迎える。
この試合、基本的に序盤はカザフスタンにリードされる展開で
日本としては立ち上がりに課題が残る。
序盤から一気に飛ばして勝利と行って欲しいところである。
最初のテクニカルタイムアウトの後、これまでのセットの通り
日本は栗原を中心に反撃に入る。
しかしこの試合、栗原のサーブミスが多く、少々気になるところ。
非常に攻撃力のあるサーブなだけにもったいない。
日本は同点に詰め寄り2回目のテクニカルタイムアウト直前に
15-15とし、ここから杉山がネット際で押し込み
16-15と逆転に成功し2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
ところがこのタイムアウトの直後、日本に悲劇が起こる。
これまで絶好調で日本を支えてきた栗原が
スパイクを打った時に相手の足の上に乗ってしまい
VTRで明らかに捻挫とわかるほど足を捻ってしまう。
日本は即座に栗原の代わりに小山を投入。
栗原が心配ではあるが、代わりに入った小山が
いきなりのポイントを奪い、それに多治見も続く活躍で
日本は20-17とリードを広げる。
そしてこの栗原の離脱をきっかけに木村も
強力なスパイクを放ち21-17と日本は連続ポイント。
そのまま日本は24-19とマッチポイントを握り
最後はパブロワのスパイクを杉山が止めて
25-19で日本が再びカザフスタンをストレートで下した。

試合には勝ったが、気になるのは栗原の怪我。
私も元スポーツ選手の端くれ。
あの曲がり具合は1日2日で治るようなものではない。
たとえ試合に出られたとしても悪影響は免れない。
日本代表には優れたドクターがいるのは解っているが
あの状態をどうにか出来るものなのだろうか。
明日からはポーランド、ロシアと世界の強豪との2連戦。
果たして栗原離脱の危機を日本はどう乗り切るのだろうか。
明日以降の日本代表の試合に注目したい。

2007年08月18日

Live! & 日本対ポーランド

渋谷Crocodileにて円道一成氏と共に
Red Chili Beans Special Session BandのLiveを行った。
急遽決まったLiveなので、告知が遅くなってしまったが
昨日に引き続き素晴らしいLiveとなった。
Oh! God Showのメンバーは私とロベルト小山氏だけ。
その他のメンバーはRed Chili BeansというBANDの
メンバーを中心とした本日初顔合わせの方々。
しかしながらとても初顔合わせの演奏とは思えない一体感で
リハーサルから非常に良い雰囲気でLiveを迎える事が出来た。
Liveは勿論大盛況で、多いに盛り上がる結果となった。
円道一成氏とのLive、次回は9月30日を予定している。
このLiveでは村上ポンタ秀一氏との共演が決まっており
是非とも遊びに来て頂きたい。


さて、女子バレーボールワールドグランプリで
日本は強豪、ポーランドと対戦した。
ポーランドはエース、スコブロニスカを有する強力なチーム。
昨日も世界ランク1位のロシアをストレートで下しており
全く持って気が抜けない相手である。
しかも日本は昨日のカザフスタン戦で栗原が捻挫。
あの状態ではこのポーランド戦出場は難しいと思われ
この危機を日本がどう乗り切るか、気になるところである。

気になる日本のスタメンはやはり栗原が離脱。
竹下、高橋、木村、荒木、庄司に加えて小山が入る。
リベロは今までと同様に佐野である。

対するポーランドの布陣はスコブロニスカが健在。
厳しい試合になることは間違いない。

まずは第1セット、竹下のサーブがネットにかかりながらも
相手コートに落ちて、日本のポイントから始まる。
しかしポーランドもすぐにクイックでやり返すなど
やはり簡単にはいかないようである。
日本はポーランドの高いスパイクやブロックに苦戦し
序盤から徐々に引き離され、最初のテクニカルタイムアウトは
4-8と大きくリードされて迎える事となる。
ところがタイムアウトの後、高橋の強打から相手のスパイクミスもあり
日本が一気に5連続得点で逆転に成功。
ここから日本はリードを何とか保っていたが
2回目のテクニカルタイムアウトの直前に14-14と追いつかれる。
しかし、ここでこの流れを切ったのが強力なバックアタックを放つ小山。
ポーランドに1点を返されるが、すぐに高橋が打ち込んで
16-15とリードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
日本の流れが来たかと思っていたら
タイムアウト明けにポーランドの高さとデータバレーが炸裂。
5連続ポイントで16-20と逆転された上に一気に引き離される。
しかしここで小山が尋常ではない強打で相手のレシーブを吹き飛ばし
高さやデータバレーではどうにも出来ないスパイクを放ち
それに庄司もブロックポイントとクイックで追随。
19-20と1点差まで詰め寄る。
だが、ポーランドもここで連続得点を叩き出し
22-19と日本は再度引き離される事に。
日本はここから1点を返すが、ポーランドとの点差は広がり
20-24でポーランドのセットポイントとなり
最後はポーランドのブロックにかかって20-25で
第1セットを落としてしまう。

続く第2セット、日本はいきなり木村がブロックに捕まるが
直後にもう一度強打で勝負し1-1。
その後ポーランドのスパイクミスで2-1と日本がリードの展開。
このセット、序盤から高橋が爆発。
ようやく日本最強のプレーヤーが調子を取り戻したようである。
それに竹下のブロックポイントまで出て
日本は最初のテクニカルタイムアウトを8-5で迎える。
その後も日本は攻めの全員バレーでポーランドを攻め立て
これにポーランドも調子を崩して16-9と大きなリードを奪い
2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
タイムアウト明けも日本の勢いは止まらず
何と8連続得点で19-9とついに10点差をつける。
このセットとにかく日本が気迫のこもった粘りの全員バレーで
24-13でセットポイントを迎える。
最後にポーランドに連続得点を許すが
木村がしっかりと決めて25-16で第2セットを取った。

第3セット、まずはポーランドの連続得点で始まるが
日本も庄司の強打、小山の強烈なジャンプサーブなど
2-4と逆転に成功し、第2セットの日本の勢いは衰えていない。
そのままリードを広げ8-5で最初のテクニカルタイムアウトを迎える。
その後も日本はリードを保ち16-13で
2回目のテクニカルタイムアウトを迎る。
しかし、このタイムアウトの後、ポーランドが3連続得点。
ここに来て同点に追いつかれてしまう。
その後、庄司のブロードがブロックされ
17-18でついにポーランドが逆転。
そのままポーランドが1~2点のリードを保っていたが
セット終盤に荒木がブロックポイント、強打と連続得点を叩き出し
23-23と同点に追いつく。
しかし3連続得点とまでは行かず、23-24でポーランドのセットポイント。
日本は頑張ったが、最後にポーランドのブロックにかかり
23-25で第3セットを落とす。

後のない第4セット、木村のスパイクがブロックにかかり
ポーランドのポイントから始まる。
そのままポーランドの流れとなり最初のテクニカルタイムアウトは
4-8とリードされて迎える展開。
日本は小山の強打が気持ちよく決まっている時は
良いのだが、小山が止められると厳しい。
やはり栗原との違いは安定性だろう。
小山の方が流れに乗った時は怖いモノがあるが
悪い時はどうにもならない。
この辺りを修正出来なければ小山のレギュラー復帰は難しい。
その後も小山が相手のブロックに捕まるなどして
日本になかなか流れが来ないまま
7-16と完全にポーランドペースで2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
そのまま日本は反撃できずに13-24でポーランドのマッチポイントを迎え
高橋が1ポイント返すが、最後は日本のサーブミスで14-25で
第4セットを落とし、日本がセットカウント1-3で敗戦。

一時は高橋、木村、荒木などに復調が見られたが
それ以上にポーランドの高さとデータバレーにやられ
ポーランドのこの試合のブロック数は22。
それに対して日本のブロック数はたったの3。
これでは勝てるわけがない。
日本はこれで決勝ラウンド進出が非常に厳しくなったが
明日は世界ランク1位の最強のロシアとの対戦。
とにかく勝つしか道が残されていない状況で
相手は世界ランク1位のロシア。
果たして日本のワールドグランプリ2007はどうなるだろうか。

2007年08月19日

日本対ロシア

女子バレーボールワールドグランプリ2007で
日本は最終戦をロシアと戦った。
昨日のポーランドとの試合で敗戦となり
本日このロシア戦を前に、ポーランドが勝利したため
日本はロシア戦を待たずして
決勝ラウンド進出が不可能となった。
今回の日本代表はあまりに不調な選手が多く
とてもではないがベストな状態とは言えない。
ある意味で世界の厳しさを知った大会となっただろう。
世界の強豪チームではここまでの不調はあまりない。
日本は世界トップレベルには食い込んでいるが
まだその地位を不動のモノとしていない事が明らかとなり
今後の成長の材料にするには良い経験ではないだろうか。
そして最後がこのロシア戦。
近年日本はガモワを止める事が出来ず
ロシアには負けを喫してきた。
このロシア戦で高さと強さに対抗する策を少しでも見いだして欲しい。

その日本のスタメンはこれまでのものと同じ。
そう、栗原が捻挫を乗り越えて復帰したのである。
竹下、栗原、高橋、荒木、木村、庄司
そしてリベロに佐野という布陣でロシア戦に臨む。

対するロシアは驚きのガモワがスタメン落ち。
この屈辱的な扱いを後悔させてやり
ガモワを引きずり出し
ガモワに対してどう対処するかを考えたい。

第1セット、まずはロシアのクイックが決まり
ロシアのポイントからスタートする。
しかし直後にロシアがサーブミス。
これに対して日本は栗原の強烈なジャンプサーブ。
ロシアのリベロに尻餅をつかせるサーブで
挨拶代わりの一発をお見舞いする。
この活躍に高橋や庄司も続き4-2と
日本は序盤からリードを取る。
ところがロシアが意地を見せ3連続ポイント。
5-4と逆転される。
この直後、ロシアがサーブミス。
そしてそれに対し日本は木村の
技有りのループサーブなどで再度逆転。
7-5とロシアを引き離しにかかる。
しかしここでまたもロシアの逆襲を受け7-7。
最初のテクニカルタイムアウトは荒木が決めて
8-7と日本リードで迎える事になる。
その後も日本は荒木のクイックや庄司のブロードで
ロシアの高いブロックをかわし11-8とリードを広げる。
個人的にはこの瞬間も杉山のクイックやブロードと比べると
やはりまだまだ劣っているのが気になるところ。
なぜ杉山を使わないのだろうか。
日本がリードを取っていたのもつかの間
ロシアは4連続得点で11-12と逆転。
この流れは栗原が一発で切って落とし、12-12とするが
やはりこの体格差は大変なものである。
日本はこの体格差を全員バレーの粘りでしのぎ
2回目のテクニカルタイムアウトも16-14とリードで迎える。
そして17-15となったところで、ついに荒木のブロックが炸裂。
これが毎試合出ていれば。。。
そのまま日本はロシアの追撃を許さず
24-20でセットポイントを迎え、最後はロシアのサーブミスで
25-21で日本が第1セットを先取した。

続く第2セット、まずはロシアのポイントから始まるが
日本も負けずに木村が応戦。
序盤から両チーム共に白熱した試合を展開。
最初のテクニカルタイムアウトはロシアが抜け出し
5-8と日本は3ポイントのビハインドを負って迎える。
タイムアウトの後、ロシアのブロックが一気に爆発。
日本は完全にシャットアウトされ攻撃が通らない。
しかしロシアもサーブミスを連発。
2回目のテクニカルタイムアウトはロシアのミスに救われ
13-16と離される事なく迎える。
その後日本は栗原、庄司の活躍で1点差まで詰め寄り
ロシアのスパイクミスで21-21でついに同点に追いつく。
ここでロシアが粘り、22-24でロシアのセットポイント。
ロシアのスパイクミスで1ポイントを返すが
最後はロシアのスパイクが決まり23-25で
第2セットはロシアが勝利し、セットカウント1-1となる。

第3セット、日本は荒木に代えて杉山を投入。
杉山の神速クイックとブロードでロシアのブロックを
混乱させる作戦に出たようである。
このセット、まずは庄司のブロックが連続で決まり
いきなり2-0と日本がリードする。
その後、ロシアに逆転されるが
日本は栗原の活躍もあり6-8と少しのビハインドで
最初のテクニカルタイムアウトを迎える。
しかしこの後ロシアが猛攻を仕掛け4連続ポイントなどもあり
10-16と大きく引き離されて2回目の
テクニカルタイムアウトを迎える。
タイムアウトの後、日本は杉山の神速ブロードで
対抗するが、それ以外の攻撃が通らず
逆にロシアの攻撃はほとんど通ってしまう。
12-20と完全にロシアペースでセット終盤を迎え
15-24でロシアのセットポイント。
日本は庄司がアタックとブロックで2ポイントを返し
ロシアのミスもあり3ポイントを返すが
最後は高橋のスパイクがアウトになり18-25で
第3セットを落としセットカウント1-2と日本は後がなくなった。

迎えた第4セット、日本のポイントから始まり
そのまま両者譲らぬ戦い。
ロシアが高さなら日本は杉山のスピードで対抗。
やはり杉山は速い。
竹下のトスが上がりきる前に打ってしまったり
中央付近から飛び出し、ロシアのブロック陣を
完全に置き去りにした上に
ポールギリギリのところから打ってくるので
ロシアとしては高さが無効化されたまったものではない。
これで杉山がバックアタックを打とうものなら
最強のプレーヤーとなってしまうだろう。
庄司や荒木ではやはりボールが上がり切った瞬間に
打つのでロシアのブロックも間に合ってしまうのである。
結局最初のテクニカルタイムアウトは7-8で迎える。
この後、日本のミスで点差が2点に開き
日本はしばらく食いついて行ったが、徐々に引き離され
2回目のテクニカルタイムアウトは11-16と
またもロシアに引き離されて迎える事となる。
この辺りになると、ロシアも杉山、栗原、高橋で来るのが
解っているようで、杉山の神速攻撃もブロックされ始める。
終盤にかけて、日本は猛反撃を仕掛けるが
19-24でついにロシアのマッチポイント。
結局最後はロシアのスパイクが決まり19-25で
ロシアにまたも敗れてしまった。

これで日本のワールドグランプリ2007は終わった。
終わってみれば世界トップレベルの強豪国には
全く歯が立たない状態であった。
個人的には人選、調整の2つに疑問が残る。
確かに私は杉山をひいきしているが
それはあのスピードが十分世界レベルに
対抗しうる完成されたものだと思っているからである。
今回の大会を通して、日本は相手のブロックに捕まり
攻撃と言えば高橋の技有りのワンタッチを狙ったスパイクか
栗原の強打が中心でその他は安定度が低かった。
その2人の攻撃でも止められる事が多かったのはなぜか。
それは基本的に日本が縦の攻撃だけで横の攻撃が
弱いからではないだろうか。
縦の攻撃は栗原や木村、小山のバックアタックがあった。
しかし横の攻撃は庄司や荒木のブロードだったが
これが全く通用していないのは明らか。
あまりに遅すぎたのが原因と思える。
彼女達のスピードはもちろん速い方だと思う。
しかしそれは日本での話で世界レベルでは通用しなかった。
やはりスピードに関しては杉山を越える人材が出てきていない。
今後の人選に関してはその辺りを考えないと厳しい。

また、仕方ないが調整不足も否めない。
情報によると、高橋はチームへの合流が遅れ
木村は怪我、期待していた菅山も
怪我からの復帰が間に合わなかった。
高橋の合流は所属チームの事情もあるので仕方なく
木村、菅山も怪我はどうにもならない。
そう、これらは仕方がなかった。
ただ今回の日本の戦いはどうもドタバタ感があり
この辺りは結束力の強い日本らしくなかった。
やはりあの結束力は強さを出すには
ある程度の期間が必要なのだろうか。

とにかく今大会はあくまでワールドグランプリ。
最終目標である北京五輪ではない。
北京五輪までに日本代表の更なる発展を期待したい。
その時こそベストメンバーがベストなコンディションで
試合に臨める事を祈るばかりである。

2007年08月20日

頂きました。 & 日本代表決定

Oh! God Showでもお馴染みで
最近よく御一緒させて頂いている
SpecialなKeyboardistのHEYSKE氏から
頂いてしまいました。
シイラと黒鯛。
いやいや、ビックリしましたよ。
まずは写真を。
070820heyshiira.jpg
これがシイラです。
2Lペットボトルより全然でかい!
そしてこれで子供です。

070820heytai.jpg
こちらは黒鯛を3枚にしたところ。
すみません、魚の状態で写真取り忘れました。

と言うわけで、こんな立派な魚が来たわけです。
沼津でクルージングに出かけたそうで。
HEYSKE氏に調理法を習ったのですが
これがまた最高。
このシイラ、いわゆるファーストフード店で
出てくる魚バーガーの中身だとか。
もちろん、こんな新鮮ではないでしょうが。
お陰様でしばらく良い思いが出来そうです。
HEYさん、有り難うございました。


さて、話は変わって、明後日に迫ったサッカーの
日本A代表対カメルーンA代表の
日本の残りのメンバーが決まった。
今回は千葉から招集無し。
代わりに狭間の世代と言われていた五輪世代から
大久保嘉人や田中達也が久々のA代表復帰となる。
個人的に注目したいのはやはり田中達也。
あの切れ味鋭いプレーは驚異である。
また、FWだった大久保がMFでの招集となっているのも
興味深いところである。
今度のカメルーン戦でのオシム采配は
面白いことになりそうである。

2007年08月21日

Lantern Session

恒例の第2週Lantern Sessionに参加した。
今回は第2週がお盆休みだったため
第3週に移動したのである。
第3週に移動した事もあり、人数は少なめ。
しかしながら松田肇氏を始めとする
素晴らしい大御所の方々が集まり演奏は熱い。
そしてLanternになんとレズリースピーカーが。。。
私も数曲弾かせて頂いたが、最高である。
腕に覚えのあるレズリー好きの方は
第2週の大御所Sessionに遊びに来るのも
面白いかもしれない。

2007年08月22日

日本対カメルーン & 日本対ベトナム

サッカー日本A代表はキリンチャレンジカップで
アフリカ最強のカメルーンと対戦。
カメルーンと言えばエトー有するチーム。
日本は海外組不在とは言え、新たな戦力が多いだけに
内容のある試合を期待したい。

日本のスタメン、これが非常に面白い。
GKはキャプテンの川口。
DFに駒野、加地、中澤、そして復帰した闘莉王。
MFに阿部、遠藤、鈴木、そしてオシムジャパンになってから
初招集となる大久保。
FWは前田と田中達也。
個人的には闘莉王、大久保、田中の3名の活躍に期待したい。
闘莉王、田中の両名は今までも実力の程を見てきたが
気になるのは大久保である。
FWだった彼が最近はJリーグでMFを務め
日本代表にもMFでの登録。
進化した大久保をオシム監督がどう組み込んだのか。
この辺りが非常に興味深いポイントだろう。

対するカメルーンはエトーが先発メンバーに入り
ベストメンバーで臨んで来ている。

日本のキックオフで試合開始。
まずは落ち着いて様子見の雰囲気であるが
その雰囲気を一気に変えたのが大久保。
インターセプトから素早いドリブル突破で
カメルーン陣内に切れ込んでいく。
得点には至らなかったがなかなか面白いプレーである。
この大久保のプレーで試合が一気に動く。
両チーム様子見だったのが、攻撃的な流れに変わる。
日本は闘莉王、田中、前田、阿部などが
積極的な攻めを見せ、非常に良いリズムで試合が展開する。
しかしカメルーンも独特の身体能力の高さでこれを防ぎ
南アフリカワールドカップへの前哨戦としては
最高の試合展開となっている。

前半15分、ファウルとなったがカメルーンのエトーが
加地へ異常なスピードで襲いかかる。
危険なプレーであり、感心は出来ないが
これがアフリカ勢のバネとスピードなのだろう。
ロナウジーニョと組める能力があると言うことは
攻撃だけでなく、守備にも十分な効果を発揮する。
加地はこのファウルを受け、しばらくピッチの外へ出ており
怪我が心配されたが、どうにか復帰。
やはり怪我だけはして欲しくない。

この試合、日本の攻撃が非常に面白い。
オシム監督は大久保を超攻撃的MFとして起用したのである。
持ち前のスピードでカメルーン選手を抜き去り
素晴らしい突破からチャンスを作っていく。
また、同じく田中達也も得点の匂いのするストライカー。
高原は既に結果を出し、素晴らしいストライカーだが
国内では田中達也は最高のストライカーだろう。
是非ともこの試合で得点して欲しいものである。

そして前半25分ついに試合が動いた。
ペナルティーエリア左付近で田中達也が得たFKを
遠藤が蹴り、これを闘莉王が芸術的なヘッドで
カメルーンゴールに流し込む。
久々の復帰となり、アジアカップへ出場出来なかった鬱憤を
一気に晴らす素晴らしいヘッドであった。
カメルーン選手がしっかりとマークについているのにも関わらず
完全に競り勝った闘莉王の身体能力はやはりさすがと言うしかないだろう。
これで日本は1-0とアフリカ最強のカメルーンを相手に
前半からリードを奪った。

問題はここからである。
カメルーンもこの得点で一気にエンジンがかかる事が予想され
全く油断ならない状況となる。
予想通りカメルーンは異常なほどのスピードを使い
日本陣内に攻め込んでくる。
このカメルーン選手のスピードの伸びは恐ろしい。
長い距離を走らせてしまうと、後半にかけてグングン伸び
追いついて対処するのは非常に厳しくなってしまう。

カメルーンが攻撃的になっても、日本の攻撃の手は緩まない。
特に大久保と田中達也の超スピードコンビは素晴らしい。
カメルーンと言えど、完全に対応できないスピードで
2人だけでも一気に得点のチャンスを作ってしまうほどである。

カメルーンの身体能力を経験すると共に
この試合非常に良い経験となると予想されるのが
当たりの強さである。
非常にギリギリのプレーになるので
ファウルになる事が多いが、このプレーが通ってしまうと
とんでもなく危険な状態に陥る可能性が高い。
日本のサッカーはクリーンだが、当たり負けする事が多いのは
こういうプレーを経験する機会がない為である。
それだけにこのカメルーン戦で怪我さえなければ
カメルーンの当たりを経験する事は
次の南アフリカワールドカップでは大きな成長材料となる。

その後も日本は何とかカメルーンの攻撃を防ぎ
試合は前半終盤へ。
この辺りになるとカメルーンも日本の危険な選手を理解し
大久保や田中に対してファウルを犯してでも止めてくる。
日本はカメルーンの激しい当たりに苦労するが
この中で得点出来てこそ結果が残せると言うものである。

前半終了間際、カメルーンのコーナーキックとなり
非常に危なかったが、ここで日本の危機を救ったのは
守護神・川口である。
完璧なキャッチングでカメルーンのヘッドをしっかりと掴み
この直後に前半終了の笛。
果たしてハーフタイムでオシム監督がどのような策を
選手達に授けるのか、後半に注目したい。

カメルーンのキックオフで後半開始。
両チーム共に1名のメンバーチェンジがあった。
日本は駒野に代えて今野を投入。
前半で駒野は足を痛めた感もあり
少々前半終盤は危険だった事が理由だろう。
そして後半開始早々から大久保が倒される。
明らかなファウルだが、審判の位置が悪く
ファウルの判定はない。
大久保は顔面からピッチに倒れ込み
顔面と肩を強打、一時はピッチに戻ったが
大事を取って大久保に代えて山瀬を投入。
後半4分という早い時間帯での出来事であった。

代わって入った山瀬も現在Jリーグ得点数でトップを走る
大久保に続いて2位の得点力のある選手。
大久保のスピード溢れるプレイが見られないのは
非常に残念だが、この山瀬の活躍を期待したい。

山瀬が入った直後、後半6分に日本はばたついたところを
カメルーンに突かれ、あわやゴールという状態に。
左サイドからスッと流し込まれたボールを
ペナルティーエリア内左からグラウンダーのシュート。
しかしこのシュートに反応したのは神・川口。
横っ飛びで左手で触り、どうにかゴールを防ぐ。
トラブルがあったとは言え、この辺りのばたつきは気を付けたい。

これを機会にカメルーンはまずは1点を返しに
しっかりとした組み立てで日本陣内へ攻めてくる。
日本は鈴木の豊富な運動量でこれをカバー。
また、攻撃面では山瀬や加地も良い動きをしており
カメルーンの攻撃を防ぐのに一役買っている。

それでも大久保が抜けた後のばたつき感は残存し
オシム監督はこれを払拭するために
田中達也に代えて佐藤寿人を
前田に代えて高松を投入する。
この試合の交代枠はフィールドプレーヤーで6人。
それに加えてGKの交代枠が1人あり
全部で7人の交代枠が認められている。
オシム監督はこの試合のこのルールを使い
大胆な選手交代で様々な実験をする考えである。
特に攻撃陣に関してはメンバー発表の時も
ギリギリまで悩んだ事もあり、色々と試したい事が
山積みなのだと考えられる。

後半18分、オシム監督は遠藤に代えて中村憲剛を投入。
矢継ぎ早に選手をチェンジし、布陣を変更。
遠藤より攻撃的な中村憲剛の投入で
どう日本代表が変化するか、興味深いところである。

中村憲剛が入る以前から日本は中盤が危険な状態。
それは中村が入った後も変わらずである。
中盤でボールをカメルーンに持たれた際に
中盤が引いてしまう為か、カメルーン選手が中盤で
非常に自由な状態なり、これが致命的な状況を
作り出してしまっているのである。

それに業を煮やしたオシム監督は後半28分
鈴木に代えて無尽蔵のスタミナを誇る橋本を投入
どうにか中盤を立て直したいところである。

しかし日本はカメルーンの中盤での早い寄せに
対応できずに中盤のばたつきが解消出来ない。
それでの日本は途中で入った橋本や
闘莉王、中澤の強力なコンビで
カメルーンの攻撃をどうにか防いでおり
試合は後半残り15分を切る。

後半35分、驚いたのはカメルーンのスローイン。
スタンディングで助走のない状態から
フィールド中央へ届く超ロングスロー。
それは反則だろう。。。
フリーキックとほとんど変わらない。
ここまでの身体能力があると普通のプレイが
強力な必殺のプレイへと変化してしまう。
何とも恐ろしいものである。
日本の早い寄せからの攻撃も
カメルーンに同じ事でそれ以上のプレーを
やられてしまっており、完全にカメルーンペース。
これで得点に至っていないのは
これがワールドカップではないからだろう。
つまりカメルーンのモチベーションが
それほど高くないため、120%の状態では攻めてこない。
もちろん中澤や闘莉王、川口の活躍もあるが
どちらかと言えば、カメルーンのモチベーションに
助けられている部分が大きいと考えられる。

0-1で試合は動かないまま後半残り5分を切った。
依然日本は守り一辺倒となり、攻撃に転じるどころではない。
クリアしたボールが前線へ運ばれる事があっても
それはパスではなく、すぐにカメルーンにボールを奪われてしまう。
特に高いボールは身体能力で上回るカメルーンに
ほとんど取られてしまい、日本のボールにはならないのである。

しかしそんな後半43分、驚きのゴールが生まれた。
日本が得たコーナーキックで闘莉王が上がった事により
カメルーン選手の注意が闘莉王に行ったその時
グラウンダーのボールがペナルティーエリア外中央付近に飛ぶ。
これをスピードに乗った状態で一気に蹴り抜いた選手がいた。
山瀬である。
完璧にクリーンヒットしたボールは
一直線にカメルーンゴールへ突き刺さり
この土壇場で2-0と日本は追加点をあげたのである。

しかしその直後、日本にピンチが訪れる。
ロスタイムに入ったところで、ペナルティーエリア付近で
闘莉王がファウルを犯してしまう。
このファウルに闘莉王が怒り、ボールを外に蹴り出す。
これを見た審判が闘莉王に対してイエローを出す事態に。
これまで非常に審判に隠れて色々とカメルーンの
ラフプレイにやられてきただけに怒りが込み上げたのだろう。
恐らくこれはテストマッチでイエローが大きな意味を持たないため
こういった行為に行ったしまったのだろうが
ワールドカップなどの大きな大会では気を付けて欲しい。
そして、このフリーキックを蹴るのはエトー。
完全に枠に行ったエトーの強力なシュートを防いだのは
やはりこの男、神・川口である。
キャッチとまでは行かなかったが、しっかりと弾いて
日本の危機を防ぎ、その直後試合終了のホイッスル。

気がつけば、日本は2-0でカメルーンを下してしまった。
試合内容としては、後半特にカメルーンペースだったが
そこで引き下がらずに、数少ないチャンスをしっかりと
手中に収められたのは非常に大きい所だろう。
後半のカメルーンペースは、大久保などの
急な選手交代によるバランスが崩れた事によるものだが
実際の大会で、このような事態は良くある事。
それを経験し、勝利出来たのは日本としては
大きな収穫と言えるのではないだろうか。
また、大久保や田中達也と言った素晴らしい選手の台頭。
そして闘莉王という強力な攻撃的DFの復帰は
今後の日本代表の安心材料となる事は間違いない。
今回のメンバーには海外組と、この後行われるU-22日本代表の
メンバーは含まれていない。
つまり、この試合での日本代表はベストメンバーではないのである。
以前の日本代表から考えると、本当に選手層が厚くなった印象があり
今後に期待をかける事が出来る状態になったと言えるだろう。
日本代表の次の試合に期待したい。


さて、次はサッカーU-22日本代表である。
北京五輪最終予選の初戦で
日本はベトナムと対戦した。
まずは格下のベトナムが相手だが、油断は禁物。
しっかりとした内容の試合で、フル代表に続いて
快勝と行きたいところである。

気になる日本のスタメンは
GKに山本
DFに細貝、水本、青山直晃
MFに水野、本田圭佑、本田拓也、梶山、柏木
FWは平山と李のツートップである。
個人的には梅崎がスタメンだけでなく
控えにも入っていない事である。
前回の試合であれだけ結果を残したのに
なぜなのだろうか。
それだけU-22の中盤が厚いと言う事なのだろうか。
それは試合を見なければ解りそうにない。
オシム監督とは違い、私としては反町監督に
好印象はなく、この采配に不安が残る。

また、カレン・ロバートも代表メンバーに入っていないが
結果を残していないだけに、仕方がない。。。
個人的に好きな選手だったので残念である。

日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりから日本は攻撃的に攻め
水野がいきなり右サイドを駆け上がり
ファウルを貰ってフリーキックを得るなど
良いリズムでベトナムを攻め立てる。

日本は右サイドの水野、左サイドの本田圭佑の
サイド攻撃と、中央平山のポストプレイなどが
非常に有効に機能し、序盤から完全に日本ペース。
ベトナムはフル代表の選手が多数いるが
それは選手層が薄いと言う事と同じとも考えられる。

この試合非常に興味深いのが
平山のボールコントロールである。
今まで最低のボールコントロール能力で
平山がドリブルすれば確実にボールを奪われていたが
この試合ではボールキープだけでなく、トラップ1つ見ても
以前よりも非常に安定したボールコントロール能力を
発揮しており、あとはこれが得点に結びつくだけと言う感がある。
しかし、それでも十分ではない。
やはり本田圭佑や水野、家長といった辺りと比べると
厳しいものがあるだけに、今後も精進が必要だろう。

対するベトナムは、アジアカップ同様に引いて守る布陣。
しかし今回はアジアカップのようにホームではなく
ベトナムからすれば日本はアウェイ。
アジアカップ以上に引いて守っており
日本も果敢に水野などがドリブルで切り裂いて行くが
フィニッシュのシュートなどが厚い壁に阻まれ
日本が猛攻を仕掛けながらも得点に至らない。
グループリーグを考えれば、ベトナムはアウェイでは
引き分けで十分と考えており
逆に日本は勝って当然。
この試合で勝ち点3を得なければ
この後に控えるカタール、そしてサウジアラビアとの試合で
大きなビハインドを負うことになってしまう。
それだけにこの試合、なるべく早い段階で得点し
ベトナムの引いた守りを切り崩して行きたいところである。

時間が経つにつれて、日本の攻撃で目立ってきたのが
U-20から昇格した柏木である。
運動量豊富で前線からのプレスや切れ込んで行くスピード
そしてセットプレイでは正確なボールを放つなど
左利きの水野と対になる動きでベトナムを翻弄し
幾度となくチャンスを作っていく。
後は決定打だけである。

前半も残り10分を切っても
未だ日本のゴールシーンが見られない。
ベトナムは後半15分辺りから猛攻を仕掛けると
記者会見で発表しているだけに
どうにか前半中に日本としては得点が欲しいところ。
試合は完全に日本が攻めている展開だが
ベトナムとしては攻めさせてやっている状態。
スペースが全く無い状態ではあるが
どうにかベトナムの赤い壁を打ち崩して欲しいものである。

しかし2分のロスタイムに入ったその時、ついにゴールが。
柏木のコーナーキックが一度は相手DFに跳ね返されたが
それがもう一度コーナーキックとなり
再びそのコーナーを柏木が蹴る。
綺麗な弧を描いたそのクロスに合わせたのはDFの青山。
この青山のヘッドがしっかりと決まり
日本は待望の先制点を前半中に手に入れたのである。
この先制点はベトナムの計算を狂わせる得点なだけに
非常に大きなワンプレーである。

この直後、試合再開してすぐに前半終了の笛が響く。
日本は苦しい展開となりながらも、どうにかベトナムの
厚い守りを切り崩し、先制点をあげて1-0で前半を折り返した。

迎えた後半、ベトナムのキックオフで試合開始。
日本に選手交代はなく、ベトナムはFWに代えて
MFを1人投入して来た。
この試合、日本としては勝って当然の試合。
それだけでなく、今後のグループリーグでの
得失点差を考えれば大差をつけて勝利したいところ。
1-0で満足する事なく、5点差くらいつけて
大勝して欲しいものである。

後半早々、李から平山へ決定的なパスが通るが
このパスを平山が完全なトラップミス。
やはり平山のボールコントロールは
まだまだ安心できるレベルに達していないという事だろう。

日本は後半の立ち上がりから
前半同様にベトナムに対して猛攻を仕掛ける。
ベトナムの方は前半ほど引いて守っている感はない。
やはり既に先制されている事もあり
守り一辺倒ではどうにもならないためだろう。
しかしベトナムの十八番は守りからのカウンター。
日本としては調子に乗って攻めている中での
カウンター一閃には大いに気を付けたいところである。

日本は依然として本田圭佑や水野、柏木などが奮戦し
攻め立てるが、中央に平山だけでは厳しい。
本来は平山ともう一人中央にいれば
もっと楽に得点が出来るはずなのだが
中央に人数が必要な時にいないのである。
そう考えるとU-22にはストライカーがいない。
平山も年齢を考えれば良いかも知れないが
同じ世代の水野、水本などのレベルを考えれば
ストライカーと呼ぶにはまだまだである。
個人的には李や岡崎などに可能性を感じるのだが
どうも平山を中心に考えるチーム作りが
彼らの成長を邪魔している感じが否めない。
確かに平山の高さは大きな武器だが
それだけで勝てるほど世界は甘くないと思うわけである。

後半20分を過ぎた辺りから、日本のサイド攻撃が弱ってくる。
さすがにこれだけの運動量では当然だろう。
しかしそれでも中央で決めるはずの平山が
再三決定的なチャンスを貰いながら
不甲斐ないシュートばかりで決めてくれない。
GKと1対1の状態でGKの真正面に蹴ったり
ヘディングを狙っていたら肩に当たったりと
何とも詰めの甘さが目立つプレーが多い。
個人的には一度代表落ちさせて
目を覚まさせるくらいでないと難しいのではないだろうか。
とにかくプレイに甘さが見え、腹立たしい。
今までのゴールも基本的にはごっつぁんゴールであり
平山自らが切り開いたゴールとは言い難い。
反町監督が平山に肩入れしている限り
日本の進化はないのかも知れない。
平山以外のメンバーが頑張るしかないのだろう。

後半30分、日本はこれまで大回転での活躍を見せた
柏木に代えて強力なドリブラー家長を投入。
この家長の投入で一気に攻撃的にリフレッシュされる為
ここからの日本の攻撃に期待したい。

この交代の直後、日本はFWの岡崎を準備。
後半32分、李に代えてその岡崎を投入。
これで日本の攻撃はより攻撃的になった。

その家長が相手を振り切る完璧なフェイントから
早速中央へクロスを入れるが、これを台無しにしたのが平山。
何とこのクロスをトラップするのにハンド。。。
もう話にならない。
その自信なさげな甘さの残る雰囲気が腹立たしい。

後半35分には本田圭佑がドリブルでサイドを切り崩し
一気に中央の平山へ鋭いグラウンダーのクロスを送るが
またも平山がGKの正面へ蹴り、完璧なチャンスを潰す。
実況ではあの位置にいれば良く、10本に1本入れれば
良いと話しているが、そんなわけはない!
あれだけ決定的なチャンスを味方にお膳立てして貰いながら
決められないのはストライカーとは言わない。
ルーニー、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドを基準に考えれば
こんな最低の状態を養護する気にもならない。
日本が目指すのは北京五輪に参加する事ではなく
北京五輪でのメダルを獲得する事。
つまり同世代での世界トップレベルに食い込む事が目標なら
ルーニー、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドなどの
同世代のプレーヤーを基準に考えなければ
メダルなど獲得できるわけがない。
この平山のダメさ加減には、この試合で本当に飽き飽きしてしまった。

そうこうしているうちに、試合は残り5分を切った。
驚くべきは水野のスタミナ。
ここに来てもまだ走る走る。
何とも素晴らしい選手だろうか。
やはりフル代表へ招集され、試合で使われるだけある。
この試合、水野がいなければ確実に負けていただろう。

後半41分、日本は自陣ペナルティーエリア付近で
ファウルを犯し、ベトナムにフリーキックを与えてしまう。
得点には至らなかったが、フリーキック時の壁の作り方が
非常に甘く、GKの山本が弾いたから良いものの
得点されていても全くおかしくない状態。
今まで攻めに攻めていただけに、いきなり攻め込まれると
一気に弱く見えてしまう。

このワンプレーからベトナムか一気に猛攻を仕掛ける。
まるでこの時間を待っていたようである。
日本は流れを一気にベトナムに持って行かれ
この終了間際にいきなり苦しい展開となる。
そしてロスタイムは3分。
前半よりも長いロスタイムである。
前半では日本がロスタイムに得点したが
サッカーでは同じ現象が逆のチームに起こる事は珍しくない。
何としても土壇場で同点に追いつかれドローで
初戦を終わる事だけは避けたいところ。

最後、細貝が怪我で一瞬抜けるアクシデントがあったが
日本は何とかベトナムの猛攻を防ぎきって
念願の勝ち点3を獲得した。

しかし、試合内容は最悪。
水野、本田圭佑、柏木、家長などの強力な選手がいたため
どうにかなったが、肝心のストライカー平山が
あの状態では話にならない。
平山はJリーグでは既に控えに甘んじており
試合感が鈍っている事も間違いない。
平山を絶対的なストライカーとして考えたチーム作りを
している限りは日本のこの北京五輪は非常に厳しくなるだろう。
次の試合は9月8日のサウジアラビア戦。
それまでに日本がどうにかこの状態を打開してくれる事を
切に、切に願うばかりである。

2007年08月23日

XP終了!?

Microsoftがまたもや暴挙に出た。
来年1月をもってWindows XPのOEM版の
販売を終了するとのことである。
このOEM版というのは、いわゆるパソコンに
標準で搭載されているOSの事。
つまり来年の1月でWindows XPが最初から
インストールされているパソコンが市場から消えるのである。
と言うことは・・・
新品のパソコンでOSがインストールされているモノは
全てVistaと言う事になってしまうのである。
なんとはた迷惑な話だろうか。
ただでさえ使えるアプリケーションが少なく
しかも互換性もまだ曖昧で
とてつもなく重くて使い物にならないOSを
強引な手法でユーザに浸透させるとは
何とも最悪の行為だろうか。
Vistaが非常に優れているOSならば話は別だが
これではただの押し売りである。
私もちょくちょく店頭などでVistaをチェックしているが
相変わらず最悪である。
売りのポイントのほとんどはMacOSXのパクリで
目新しいモノは全くない。
しかも、最新の最高スペックのパソコンでも
少々重たい感は否めない。
しかしながらまだXPを入手する事は出来るので
このMicrosoftの暴挙、誰か止める人はいなかったのだろうか。

2007年08月24日

培養表皮承認。

患者本人の皮膚細胞から培養表皮を作り
それを販売する事が認められた。
これは非常に画期的である。
やけどなどの治療に大きく貢献し
他にも多くの使用用途が考えられる。
特に注目すべきは、患者本人の細胞から
作ったモノなので拒絶反応もほぼなく
何とも嬉しい事である。
個人的にはこのまま臓器や骨、筋肉など
事故や病気で失われた部分まで認められれば
多くの人々が救われる事は間違いない。
クローン技術なども頭から反対ではなく
病気や怪我で苦しんでいる人々の為に
何とか柔軟にやりくり出来れば
素晴らしい世界になると思うのだが。
待ち遠しい限りである。

2007年08月25日

親父ギャグかよ。。

Yahooを見ていたら「iPod!」という
見出しのニュースがあったので
ん?いきなり新型発表か?
と思い、クリック。
すると。。。
「iPod!」逆から読んでも「iPod!」。。。
って、親父ギャグかよ!
まぁ、発見した時は感動モノだと思うが
それをNewsで取り上げるYahooもYahooだと思うわけで。

2007年08月26日

Live!

渋谷Crocodileにて私がサポートで参加している
Blue MinorのLiveを行った。
今回はコーラスにSJCでお馴染みのJUNKO氏を迎え
新曲を多数用意してのLiveとなった。
驚いたのは出演していたもう一つのBANDに
先日の沼津ツアーで御一緒した海老沼崇史氏が
Bassで参加していた事である。
急遽サポートで参加したとの事でLive Houseの表示が
間違っていたようである。
すっかりまた意気投合し、東京でも2人でLiveを
企画しようとの話になり、今後が非常に楽しみである。
Liveの方はもちろん大盛況で幕を閉じた。
次回は12月頃にとの話もLive中に飛び出し
また次のLiveが決定し次第、Live Scheduleのページで
お知らせする予定なので、楽しみにして頂きたい。

2007年08月27日

ついに新iPodお目見え?

とある情報によるとアメリカ時間の9月5日に
Apple社が新たなiPodを発表するとの事である。
Apple社は基本的に情報を一切公開しないので
この情報が本当かどうかは解らないが
今回新たに発表されるiPodは予測の段階では
とてつもなく期待出来そうな製品化もしれないのである。
と言うのも、まずHDDは使わずに
iPod nanoの様にフラッシュメモリが搭載され
インターフェイスには何とiPhoneの様に
MacOSXが搭載されている可能性が高いとの事。
これは非常に面白い。
私が現在所有するのはPhotoの60GB。
Videoにしたいと思ってはいたが踏み切れずにいた。
しかしこの新たなiPodは非常に興味深く
その価値がある可能性が高い。
今から大いに楽しみである。

2007年08月28日

まだあいつがいた!

すっかり忘れていたが、日本サッカーには
まだあの怪物がいた。
現在19歳ながら、イタリアのセリエAで
今期いきなりゴールをあげた森本である。
日本にはストライカーがいないと思っていたが
彼がいるではないか。
イタリアでも絶賛されており、U-22でも
十分に通用する実力なのは間違いない。
不甲斐ない平山よりはずっと頼りになる。
ただ、個人的には森本にはイタリアでの地位を
しっかりと確立して欲しい気持ちもある。
現在のU-22日本代表の危機も救って欲しいが
やはりサッカーと言えばワールドカップ。
南アフリカ大会の時にA代表に招集されるべく
U-22の招集でイタリアでのサッカー生活に
支障を来してしまうのは得策ではない。
早くイタリアで完璧な地位を手に入れ
日本に凱旋して日本サッカーを
一気に引き上げて欲しいものである。

2007年08月29日

どうした松坂。

レッドソックスの松坂がまた負けた。
このところ見ているとほとんど本塁打で
完膚無きまでに叩きのめされる試合で負けている。
勝った試合も本塁打を喰らいながらも
味方の援護により助けられている事が多く
ピッチング内容が思わしくない。
色々な批評を見ている限りでは
球は走っているようだが、甘いところに入った時に
確実に持って行かれているのである。
これは対戦相手が松坂の癖を掴んでいるのか
もしくは松坂のコントロールが問題なのか。
私は試合を見ていないので解らないが
大きなプレッシャーの中で頑張っている選手なだけに
早く良い方向へ向かって欲しいモノである。

2007年08月30日

SBC Session

四ッ谷Sokehs RockにてSBCの
復帰後3回目となるB-Side Sessionを行った。
今回は熱かった。
多くの方々の参戦はもちろんだが
その一人一人が素晴らしいプレイヤーばかり。
個人的には先日沼津ツアーで御一緒した
海老沼崇志氏の参戦が嬉しい限りであった。
彼とは近々Liveを一緒に計画する予定なので
大いに楽しみにして頂きたい。
また、参加者からはとにかく音が良く演奏しやすいと
好評を頂き、嬉しい限りであった。
Sessionは勿論大盛況の大盛り上がりで
最後は円道一成氏にキッチリ締めて頂き幕を閉じた。

本当に色々とご好評を頂き嬉しい限りなのだが
残念な事に現状、チャージ無料でやっているが
大人の事情により、そのうちチャージが必要になる可能性が
高くなって来てしまった。
しかし、それならより一層ホストメンバー全員が
腕に磨きをかけて、参戦する方々と
素晴らしいSessionを繰り広げられるように
頑張っていく所存なので、もしそうなっても
心暖かい応援をお願いしたい。
日本で一番暖かく、音楽的なSessionを目指して行くので
皆様の応援は絶対に欠かせないのである。
次回のSBC B-Side Sessionは9月11日の火曜日。
今回参加した方も、参加出来なかった方も
奮って参戦して頂きたい。

2007年08月31日

日本代表に松井招集!

ついにこの日が来た。
サッカー日本代表のメンバーが発表された。
9月にオーストリアで行われる3大陸トーナメント用の
メンバーとなるのだが今回の発表はFW以外。
しかし、この段階で非常に嬉しい発表がある。
それはフランスリーグのル・マンに所属するMF松井。
そう、ついに彼がオシムジャパンに初招集となったのである。
私の予測ではオシム監督の考えているサッカーが
ようやく実現しうるところまで日本代表が
達しようとしているため
ここで最終兵器の松井が登場したのだと考えられる。
さて9月の3大陸トーナメントでの日本代表の試合は
果たしてどうなるだろうか。
大いに期待したい。