横浜Green Sheepにて私のAcoustic Bandの
Liveを行った。
今回はお盆シーズンという事もあり
とにかく移動がスムーズ。
道路もガラガラで、順調に事が運んだ。
その分、客足も心配していたのだが
Green Sheepほどの美味しいビールの飲める店は
神奈川県には非常に少なく、お盆シーズンなど
全く関係ないと言った感じである。
今回は音楽的かつ、しっとりとまとめる
セットリストで臨んでみた。
1st Set
ウキウキWhatching(笑っていいともメインテーマ)
All Of Me
Girl From Ipanema(Nakaba's Arr. Ver.)
オリビアを聴きながら
What's Going On
2nd Set
September
Every Breath You Take(SP Arr. Ver.)
Fly Me To The Moon(Acid Jazz Ver.)
Desperado
Spain
3rd Set
Isn't She Lovely
Fantasy(R&B Ver.)
Englishman In New York
Sweet Memories
I Need To Be In Love
今回の目玉は松本央氏アレンジのイパネマと
Fly Me To The Moonの
Acid Jazz Versionである。
両方とも松本央氏発案によるもので
普通のスタンダードの楽曲がここまで変化に富んだ
面白い事になるとは思わなかった。
やはり彼の目の付け所は興味深い。
Liveはこれらの楽曲を中心に高評価で
何とも嬉しい限り。
次回のLiveは現在調整中なので
決定次第、Scheduleに掲載する予定である。
さて、女子バレーワールドグランプリ2007で
日本はついに王者ブラジルと対戦した。
世界ランク2位ではあるが、この大会では
現在3連覇中で、今大会で4連覇を狙う
まだ負け無しの最強の相手。
この強敵を本調子でない日本がどう戦うか
非常に興味深い戦いとなりそうである。
昨日のオランダ戦ではフルセットの末の敗戦。
栗原以外の攻撃力が心許ないため
どうにも支えきれない状態だったが
このブラジル戦でどうなっているか注目である。
日本のスタメンは昨日のような変更はなく
竹下、栗原、荒木、高橋、庄司、木村
そしてリベロに佐野が入る。
対するブラジルはシェイラやカロリネなど
最強の布陣で臨んでいる。
注目の第1セット、まずはブラジルのポイントで始まり
そのまま連続ポイントとなってしまう。
しかし日本は高橋の技ありスパイクや
栗原のクロス、庄司のサーブポイントなどで
すぐに点差を詰め、3-3と同点とする。
しかしその後ブラジルのブロックに苦戦し
最初のテクニカルタイムアウトは6-8と
ブラジルリードで迎える。
そしてこのタイムアウトの後、ブラジルが止まらない。
シェイラがスパイクにブロックにと
圧倒的な存在感で日本を攻め立て、どうにもならない。
昨日のオランダも高かったが、ブラジルの方が
高い印象があるほどである。
日本は守りは佐野が、攻めは栗原を中心に対抗するが
やはり厳しい状況には変化がない。
リードされたまま2回目のテクニカルタイムアウトを迎え
そのまま12-20と大量リードを取られてセット終盤へ。
ブラジルの短所は立ち上がりの悪さだったのだが
この試合では全くそんな事はなく、序盤から絶好調。
結局14-24でセットポイントを握られ
1ポイント返すも、最後はファビアナに押し込まれ
15-25と言う大差で第1セットを落とす。
続く第2セット、ブラジルがいきなりのブロックポイント。
そのままブラジルの2連続ポイント。
このセットも序盤からブラジル優勢の流れ。
その後もブラジルが連続ポイントを重ね
最初のテクニカルタイムアウトは3-8で迎える。
このタイムアウトの後、ブラジルがミスを連発。
日本はこの隙に栗原のバックアタックなどで
徐々に差を詰め、8-10とする。
しかしこの流れをブラジルのシェイラが切る。
日本は波に乗りたいが、なかなか乗り気れない展開。
13-16と3点のビハインドを負って
2回目のテクニカルタイムアウトを迎え
ここから猛追を仕掛けたいところだが
そこはブラジル。
しっかりとタイムアウト明けに連続ポイントをとり
日本を勢いづかせない。
15-20で終盤に突入し、そのまま17-24で
またもブラジルにセットポイントを握られる。
日本は栗原の強烈なバックアタックなどで
2ポイントを返すが、最後は高橋がブロックに捕まり
19-25で第2セットも落とす。
絶体絶命となった第3セットもブラジルのポイントで始まる。
このセットもブラジルがそのまま連続ポイントを重ね
0-5と大量リードを取られ、日本はタイムアウトを取り
仕切り直して木村、高橋の強打で2連続ポイント。
しかしこの後、またもブラジルの攻撃を止められず
最初のテクニカルタイムアウトは3-8で迎える。
その後も日本は全く良いところがなく
ブラジルのミスで得点を取る状態のまま
6-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
そのまま9-20とセット終盤を迎え
完全なブラジルペースのまま12-24で
ブラジルのマッチポイント。
こうなるともう日本が止められるはずもなく
ブラジルのサーブミスで13-24となるが
最後は13-25でストレート負けを喫する。
この試合で今回の日本代表は
相当厳しい状態である事を再認識した。
怪我の菅山は仕方が無いとしても
なぜ杉山を入れなかったのか。
特にブラジルのようなチームには
スピードバレーが有効なのは目に見えていた。
しかし荒木や庄司のブロード、クイックなどでは
遅すぎてブラジルには通用しない。
クイック攻撃なのにブロックに2枚もつかれては
攻撃が通るはずもない。
今回の収穫は栗原の完全復活とリベロ佐野の安定感。
佐野がいれば菅山をリベロではなく
守備範囲の異常に広いアタッカーとして起用でき
木村の不調にも対応出来た。
個人的には竹下、杉山、菅山、高橋、荒木、栗原
そしてリベロに佐野と言う布陣で臨み
控えには小山、木村、宝来、庄司、多治見、板橋。
そんな日本代表なら、レギュラー陣が不調でも
どうにか出来ただろう。
日本代表選出の理由は解らない。
もしかしたらオシム監督のように目標にすべき
大会に向かって日本バレー全体のレベルアップを図り
そこから一気に大会へ向かう心づもりなのかも知れない。
だとしたら今大会のメンバー構成にも納得が行く。
しかしもしかしたら落合のように怪我が原因で
菅山、杉山などの主力選手が思った以上に
悪い状態にいる事も考えられる。
現在の全日本メンバーも木村は肩を負傷している。
高橋や荒木も本調子とは言い難い状態。
世界バレーの時を考えれば高橋、荒木がいれば
ここまで苦戦はしなかっただろう。
日本代表の状態は想像し難いが
とにかく残りの試合をどうにか頑張って欲しいものである。