プロフィール
ディスコグラフィー(参加CDなど)
ライブスケジュール
使用機材
試聴室
コラム
コラム(Blog)
音楽検定
ギャラリー
ダウンロード
掲示板
リンク
メッセージはこちらから
Topページへ ダウンロード ギャラリー メッセージはこちらから リンク 掲示板 音楽検定 レポート コラム(Blog) 試聴室 使用機材 ライブスケジュール ディスコグラフィー(参加CDなど) Topページへ プロフィール Topページへ Topページへ プロフィール Topページへ プロフィール プロフィール ディスコグラフィー(参加CDなど) プロフィール ディスコグラフィー(参加CDなど) プロフィール ディスコグラフィー(参加CDなど) ライブスケジュール ディスコグラフィー(参加CDなど) ライブスケジュール ディスコグラフィー(参加CDなど) ライブスケジュール 試聴室 ライブスケジュール 使用機材 ライブスケジュール 使用機材 試聴室 使用機材 試聴室 使用機材 試聴室 試聴室 コラム(Blog) 試聴室 コラム(Blog) 音楽検定 レポート コラム(Blog) レポート コラム(Blog) レポート 音楽検定 レポート 音楽検定 ダウンロード 音楽検定 ギャラリー 音楽検定 ギャラリー ダウンロード ギャラリー ダウンロード ギャラリー ダウンロード ダウンロード ダウンロード 掲示板 掲示板 リンク 掲示板 リンク 掲示板 リンク メッセージはこちらから リンク メッセージはこちらから リンク メッセージはこちらから メッセージはこちらから メッセージはこちらから

« 2007年08月 | メイン | 2007年10月 »

2007年09月 アーカイブ

2007年09月01日

Live!

日比谷公園小音楽堂にて円道一成氏の
Session Liveを行った。
いつものようなLiveではなく
今回はJam Sessionを日本に広めるイベントの
一環としてGuest出演で円道一成氏が出演し
Jam Session Bandと共演したわけである。
私は急に参加する事になったため
リハもなく本番へ向かったわけだが
さすがJam Sessionをいつもこなしているだけあり
Liveは大盛況で幕を閉じた。
以前SBC Sessionでお会いした万行志帆子氏にも
再会し、円道一成氏のステージで共演。
その後はOh! God Showでもお馴染みの
コーラスのtomo氏と円道一成氏が加わり
「コーラスグループでも作るか?」と言う
いきなりのユニット結成のお話。
まだどうなるか全く解っていないが
もしこのユニットのLiveが行われる場合は
是非ともいらして頂きたい。

070901isseicho.jpg

2007年09月02日

Live!

横浜Green Sheepにて
私のAcoustic BandのLiveを行った。
今回はPianoに中林万里子氏を迎え
彼女の新たなNord Stageもお目見え。
素晴らしいプレイと音色で盛り上げて頂いた。
次回は10月14日を予定しており
こちらは久々にGuitarを交えてのLiveとなる予定である。
お時間のある方は是非いらして頂きたい。

Set List
1st Stage
Girl From Ipanema(Nakaba Arr. Ver.)
All Of Me
Ribbon In The Sky
Feel Like Makin' Love(Cool Ver.)
Blue Bossa(Michel Camilo Ver.)

2nd Stage
September(Bossa Ver.)
中央フリーウェイ
Desperado
Englishman In New York
Spain

3rd Stage
Tristeza
Every Breath You Take(K.Ice Arr. Ver.)
Sweet Memories
Isn't She Lovely
You've Got A Friend

2007年09月03日

阿部離脱!・高原招集?

サッカー日本代表が参戦する間近に迫った
オーストリアでの3大陸トーナメントの
メンバーからDFの阿部が離脱。
どうやら腰をやってしまったらしく
遠征は難しいとの判断である。
また、先日発表された残りの選手は
巻、矢野、山瀬、田中達也、佐藤の5名。
今回は怪我で本調子ではない高原は外れた。
しかし本日までの練習でオシム監督は
エースの必要性を感じ、ギリギリまで見極めた上で
可能ならば高原を招集する可能性を示唆した。
ただ、一番はフランクフルトでの戦いを優先させる意向で
招集するかどうかは微妙である。
カメルーン戦で活躍した大久保なども外れているが
これはオシム監督の意志とは違う動きで活躍しても
今後のオシムサッカーには合致しないとの考えだろう。
さてこの3大陸トーナメント、初招集の松井を含め
非常に面白い日本代表が見られそうである。
大いに期待したい。

2007年09月04日

SBC Session & 再演!!村上ポンタ秀一氏

神泉Lanternにて、第1週のSBC Sessionを行った。
今宵はSBC誕生記念である。
Soul Bumpin' Crewは今月で4歳となった。
私は途中からSessionに顔を出し始め
その後ホストメンバーになったのだが
ついに4年の月日が経ってしまった。
私が顔を出し始めてからおそらく3年弱。
本当に色々あったが早いモノである。

今回のSBCは本当に素晴らしいSessionとなった。
まず驚きなのが、開始前から村上ポンタ秀一氏が。。
丁度円道一成氏との新しいBANDのリハーサルを終え
Lanternに訪れたのである。
村上氏は次の仕事があるため、長居は出来ない。
と、言うことで19時台からSessionスタート。
いきなり円道一成氏と村上ポンタ秀一氏との
強力タッグでのスタートである。
Pianoが不在だったため、私はPianoを弾きつつ
間でSaxとコーラスを入れる荒技に。
初っぱなから一気にテンションは急上昇。
次々に来場した参加者も、いつもは始まっていない時間から
円道一成氏と村上ポンタ秀一氏がプレイしている事に
唖然としつつも大いに盛り上がる。
そのまま3〜4曲演奏し、しばらくすると村上氏は
次の仕事のため、ここでお別れとなった。
序盤から一気に盛り上がってしまったので
こうなったSBCは止まらない。
参加者全員が素晴らしいプレイの応酬。
私も完全にスイッチが入ってしまい
いやはや楽しい事この上ない。
その後もDrumsの奥田やすひろ氏や
GuitarのMASA小浜氏、Vocalの恵須川行生氏など
大御所陣も参戦しテンションは最高潮に。

と、そこでサプライズ。
村上氏が仕事を終えてLanternに再登場!
会場が沸き立つ沸き立つ。
ここでGuitarのMASA小浜氏を交えて
再び円道一成氏と村上ポンタ秀一氏のコラボレーション。
PianoにはB-Sideでお馴染みの川島フトシ氏が入り
私はSaxとコーラスで参戦。
最高に盛り上がるSessionとなり、SBC4周年Sessionは幕を閉じた。

時間が経つのは本当に早いもので
今回のSessionはいつもより長目にやったのだが
本当にすぐに終わってしまった感がある。
終了後は村上ポンタ秀一氏と話す機会もあり
何とも盛りだくさんなSessionとなった。

次回のSBCは来週の火曜日に四ッ谷Sokehs Rockにて
B-Side Sessionが行われる。
こちらはしっとりとしながらも内容は熱く
そしてPA付きのLanternとはまた違った良さを
楽しむことが出来るSessionとなっている。
残念ながら今回からチャージを頂く形となるのだが
より多くの方々に楽しんで貰うべく
以前のB-Sideの半額に設定する事に成功。
是非とも奮ってご参加頂きたい。

色々あった末、明け方に帰宅した時に
なんとクワガタ発見。
何となく縁起が良いように感じたので撮影してみた。
彼曰く「今日のSessionは最高じゃー!」
070904kuwagata.jpg

2007年09月05日

新iPod発表

出た。
凄いモノが出た。
Apple社が新たなiPodを発表したのだが
これがもの凄いiPodなのである。
全てのiPodを一新し、その上新たなiPodを
衝撃発表したのである。
その名も「iPod Touch」である。
まず予想通りだったのはMacOSXを搭載し
iPhoneと同じくタッチスクリーン方式だった事。
しかし、Apple社はその上を行く製品を打ち出した。
なんとWi-Fi対応なのである。
いわゆる無線LAN対応というやつである。
そのため、屋外でインターネットが楽しめてしまう。
しかも価格は今までのiPodの上位機種と同じ程度の値段。
何なんだ、この商品は。。。

そしてお次はいつものiPodだが
今回から名前を変更し「iPod Classic」となった。
最大で160GBの大容量HDDを搭載し
バッテリーの持続性も抜群。
しかも価格がTouchの発表により下がっている。
基本的な路線は変わらないが、これは嬉しい。

今度はiPod nano。
これまた凄いことになっている。
今までのnanoよりも少し大きくなったのだが
この小さいnanoが動画対応となったのである。
これは気軽に持ち歩きたい学生には嬉しいだろう。
通勤など、荷物をあまり持ちたくない方にもお薦めである。

最後はiPod Shuffle。
こちらは大きな仕様変更はない。
ただ、カラーバリエーションが増えた。
1万円を切っているため
2台目には持ってこいと言えるだろう。

いやはやとにかく今回のiPodには驚かされた。
これは十分に購入価値のあるもので
コストパフォーマンスも非常に高い。
これで携帯オーディオプレーヤー市場では
またもAppleが独走態勢を強める事が決定的となったわけである。
私も今回のこのiPodは様子を見て前向きに考えたいところである。
皆さんも是非考えてみてはいかがだろうか。

2007年09月06日

Recording

鈴木達也氏の依頼でBGMのRecordingを行った。
今回は非常にノリの良いダンサブルな楽曲である。
スピード感に溢れながらもメロディアスであり
私が特に好きなタイプの曲風だったので
今回はいつも以上に力が入ってしまった。
A.SaxでのRecordingで、この楽曲はいつも通り
1〜1.5ヶ月後くらいにデパートやコンビニなどで
皆様の耳に届く予定である。
私の音が解る方は是非とも楽しみにして頂きたい。

2007年09月07日

日本対オーストリア

サッカー日本代表はオーストリアで行われている
3大陸トーナメントで初戦を
地元オーストリアと対戦した。
今回はフランスリーグの松井もメンバー入りしており
非常に期待のかかる試合になりそうである。

日本のスタメンはGKに川口
DFに加地、闘莉王、中澤、駒野
MFに中村俊輔、遠藤、鈴木、稲本
FWには田中達也と矢野が入る。
残念ながら松井が入っていない。
おそらくまだチームに馴染み切れていないか
羽生の様な途中出場で効果を発揮する選手なのか
どちらかだと思われる。

試合開始からまずはオーストリアのペース。
やはり地元と言う事もあり日本はしっかり守らないと
非常に厳しいことになるだろう。
序盤からオーストリアのペースで試合が進み
オシム監督もテクニカルエリアから必死に檄を飛ばす。

オーストリアの印象は、意外に強い。
欧州のチームなだけに、強いのは予想できたが
ホームチームの利点なのだろう。
予想以上に勢いがあり、日本にとっては良い相手となるだろう。
立ち上がりは完全なオーストリアペースだったが
日本も徐々にリズムを取り戻し、オーストリア優勢ながらも
日本が攻め上がる場面も見られるようになる。

気を付けたいのはオーストリアの当然のプレー。
オーストリアは非常に堅実で当たり前のプレーを
完璧にこなしてくるのである。
これは日本に取ってはやりたいプレーを
先にやられているので溜まったモノではない。
オーストリアは攻撃面ではパスがスムーズにつながり
守備面では素晴らしいプレスで日本の攻撃を潰してくる。
この辺りはさすが欧州のチームというしかないだろう。

そんな前半22分、チャンスが訪れた。
稲本と田中達也の活躍で得たフリーキックを
遠藤が枠に行くシュートを放つ。
相手GKが弾き、これを田中達也が詰める。
来たか?と思ったのだが、これがなんとゴールバーに。
残念ながら得点に至らなかったが
やはり日本のセットプレイは有効なようである。
中村俊輔と遠藤のフリーキックは
世界強豪国と言えど、止めるのは容易な事ではないのだろう。

日本のこのセットプレーから流れが変わる。
今までのオーストリアペースが逆転し
ようやく日本に流れが訪れる。
しかしながらオーストリアも最後でしっかりと防いでおり
止めなければいけないポイントでは
しっかりと止めて来ている。

そのまま試合は進み、前半終了近くになると
日本の攻撃が間延びし始める。
前線との距離が開き、攻撃面では全く良いところがない。
アウェイという事もあり、守備的になっているのは解るが
これでは得点には至らない。
この状態で前半終了間際にオーストリアに得点されてしまうと
日本に取っては非常に厳しい。
願わくば前半の間に立て直して欲しいが
まずは前半は無失点で乗り越え
後半へ向けてのオシム監督の立て直しを期待したいところ。

前半終了間際に、稲本から中村への素晴らしいパスが通り
もう少しでゴールという場面があったが
残念ながら中村のシュートは相手GKに阻まれてしまう。
そのまま前半終了のホイッスル。

後半での日本の選手交代はなく試合再開。
後半開始早々、田中達也が強力なドリブルから
シュートを放つなど、日本の立ち上がりは良い。
逆にオーストリアはあまりリズムに乗れず
どうやら日本のしっかりした守備が効果があったようである。

その後、オーストリアの攻撃が盛り返すが
どちらも決定打に欠ける展開となり
さすがのオーストリアの観客も痺れを切らす。

そんな後半23分ついにオシム監督が動いた。
田中達也に代えて最終兵器である松井の投入である。
そしてそれに続いて稲本に代えて中村憲剛を投入する。
松井はFWではなく、左サイドのMFでの起用のようである。

この交代で既存の選手も奮い立ち
松井も得意の強力なドリブル突破で
オーストリアを一気に攻め立てる。
これに続いてオシム監督は後半30分に
矢野に代えて巻を投入。
一気にチームをリフレッシュさせる。

オーストリアも交代枠を使うが、日本の猛攻にリズムを崩し
足が止まり、疲れの見える状態に。
ただ、交代したばかりの選手は強力に作用しているため
注意が必要である。

松井が入った後、日本は終始猛攻を仕掛け
非常に面白い場面が何度も見られるようになる。
面白いのは松井のプレー。
相手のマークが2枚付こうが、お構いなしに抜きにかかる。
これがまた強力なドリブルなため、見ごたえ十分。
後半終了間際、足を痛めた駒野に代えて今野を投入するが
結局試合は0-0のまま前後半を終えた。
この3大陸トーナメントでは引き分けはなく
ここからPK戦に突入する。

迎えたPK戦、オーストリアが先攻となる。
ゴールを守るのはもちろん神・川口。
オーストリアの1人目のシュートをしっかりと読み
触ったのだが、ゴールされる。

日本の1人目は中村俊輔。
こちらもGKに読まれつつもスピードに乗ったシュートで
ゴール右隅に決めた。

オーストリア2人目。
川口はまたも方向を読んでいたが
相手のシュートスピードが速く、決まってしまう。

日本の2人目は遠藤。
完全に相手GKをあざ笑う完璧なPK。
オーストリア観客も拍手するほどの
完璧なPKである。

オーストリア3人目。
このシュートも川口は完全に読んでいたが
やはりコースが厳しく手が届かない。

日本の3人目は中村憲剛。
こちらは落ちついて相手GKと逆方向に蹴り込み
これで3-3と同点のまま。

オーストリア4人目。
このシュートは川口の逆をつくシュートで
決まってしまう。

日本の4人目は今野。
なんとなく頼りない感じがしたのだが
それが的中してしまった。
相手GKに完全に読まれた上に
コースが甘く止められてしまう。

オーストリアの5人目は川口の逆を突くシュートだったが
これはクロスバーに当たり、日本は救われる。

日本最後のキッカーは中澤。
ここは決めてくれると信じていたが
なんと悪夢再来。
中澤のキックはクロスバーに当たって外れてしまう。
中澤はジーコジャパンの時のアジアカップでの
PKの悪夢があり、その後PKには気持ちを入れていたのだが
非常に残念である。

残念ながら日本はPK戦で敗れてしまったが
課題ははっきりした。
まず守備の面ではなかなかの結果を出したと言えるだろう。
しかし、やはり攻撃面ではあまりに決定力に欠ける。
FWの決定力というのもあるが、問題は中盤と前線の連携。
FWばかりが前線で孤立する場面が多く
チームで攻めている感じがしない。
この辺りをどう修正するかが次の課題となるだろう。

また、松井に関してはやはり非常に面白い。
次戦では是非ともフル出場でのプレイを見たいものである。
次は欧州の強豪スイス。
彼らを相手に日本がどう戦うか、注目したい。

2007年09月08日

日本対サウジアラビア

北京五輪最終予選で、サッカーU-22日本代表は
グループ最強のライバルであるサウジアラビアと激突した。
このサウジアラビアに勝利しない限り
日本の北京五輪への道は開かれないと言っても過言ではない。
それだけにこの一戦、非常に重要である。

日本のスタメンは驚きである。
GKに山本。
DFに水本、青山直晃、伊野波。
MFに内田、水野、家長、本田圭佑、梶山、本田拓也。
FWは森島のワントップ。
そう、平山がいない。
ついにあの不甲斐ないストライカーと呼べないストライカーが
ベンチスタートとなったのである。
個人的にはこれで目を覚まし、その身体能力を活かしたプレーで
本当のストライカーとして復帰して欲しいものである。

このサウジ戦はアウェーでの戦い。
この試合で日本が勝利する事が出来れば
今後の戦いに大きなプラスをもたらす事は間違いない。
アウェーでの勝利を目標に素晴らしい試合を展開して欲しい。

日本のキックオフで試合開始。
序盤は両チーム共に様子を見ながらの立ち上がり。
先に手を出したのはサウジアラビア。
日本はシュートまで持って行かれるが
安定したディフェンスで体を入れ、シュートの精度を大きく下げる。

日本はアウェイと言うこともあり、ゆっくりと試合を進める。
面白いのはやはり水野。
彼がボールを持った時は何かが起きそうな予感がする。
ファンタジスタとか、そう言うたぐいのものではなく
気持ちが違うのである。
非常に前向きで攻撃的なプレーで
相手のプレーを鈍らせ、そこに自分が切れ込んでいくと言う
完全に自分の持てる力を出し切ってのプレーは
観戦している方に取っても気持ちの良いモノである。

時間が経つにつれて日本が攻めに転じるかと思っていたが
前半20分を過ぎても日本は守りを中心にした試合展開。
基本的に日本のディフェンスが安定しているので心配ないが
気になるのは本田圭佑の辺り。
どうも本田圭佑へのパスが悪いのか
本田圭佑のトラップ力が無いのか
はたまたその両方なのか
彼のところでボールを奪われる部分が多く
そこから非常に危険なプレーに持ち込まれる場面が目立つ。
最終ラインでのディフェンスは良いのだが
本田圭佑の辺りで奪われると
どんなに最終ラインが優秀でもどうにもならない事が起きうる。
この辺り、修正して欲しいものである。

そんな前半23分近辺で、日本に痛恨の出来事が。
本田拓也と本田圭佑に続けてのイエローカードが出される。
本田拓也はタックルがファウルの判定。
そして本田圭佑はその後得たスローインで
味方を探している時間が長く、遅延行為を取られた。
まだこの戦いは最終予選第2戦。
ここで2枚もイエローを出されては今後の展開が思いやられてしまう。

その後、日本はようやく攻撃に転じ
水野や家長を中心にサウジアラビアに攻めかかる。
水野が枠に行く鋭いヘディングを放つが
相手GKがなかなかの腕前。
このGKから点を奪うのは一苦労するかもしれない。

日本が攻撃に転じたのもつかの間
前半30分近辺になると、サウジが流れを日本に行かせないように
再び猛攻を日本に仕掛けてくる。
日本も家長と森島でカウンターを仕掛けるなどして対抗するが
ここから緊迫した試合展開になる。

前半40分を越えると、サウジまで引いて守る展開。
日本は相手が出てきたところで一気に攻め上がるスタイルなので
サウジが攻めて来ないと、何とも戦いづらい。
それでいてサウジは緩急をつけて、日本の隙を突いて
いきなり攻め上がって来るのでタチが悪い。

試合は2分のロスタイムに入り両チーム共に一気にスピードアップ。
しかしながら得点には至らず前半終了。
出来れば前半中にリードを奪いたかったが仕方がない。
後半に期待したい。

サウジアラビアのキックオフで試合再開。
日本は驚きの交代劇が。。。
何と水野に代えて柏木を投入。
何も水野でなくても良いのでは?と思ってしまう。
特に前半非常に良い動きを見せただけに
柏木の投入は面白いが、スタミナのある水野を
ここで代えるのが果たして得策なのか。
大いに疑問である。

水野に代わって入った柏木の動きは良く
十分に水野の代わりを果たしている。
しかしやはり交代選手が水野である必要性は薄い。
試合は日本は相変わらずの守ってからのカウンター。
サウジも前半と同じく日本の動きを見ながら
緩急をつけて攻めるスタイルである。
ただ、気になるのは日本が攻められる場面が多く
少々心配な部分がある。
前半は水野の豊富な運動量で救われた部分もあるので
その辺りの影響が出ないことを祈るばかりである。

また、前半同様に本田圭佑などが上がった際に
カウンターを仕掛けられる部分が多く
そうなると最終ラインより一列前の選手が
守備に回らなければならないのだが
サウジ選手のスピードが速く、日本が置き去りにされてしまう。
この部分は後半になっても全く改善されておらず
反町監督のハーフタイムでの采配に疑問が残る。

そんな前半18分、日本に取って最高の展開が訪れる。
なんとサウジのMFトゥルキが2枚目のイエローで退場。
日本のリスタートを邪魔し、ボールを蹴り出した
行為に対してファウルを取られた。
これでアウェイでの試合で11-10と数的有利を得たのである。

このトゥルキの退場のおかげで、日本は一気に攻めに転じる。
サウジの中盤が薄くなった事で、パスがスムーズにつながり
それが攻め上がる起点となり始めたのである。
しかし、個人的には逆に心配な部分もある。
調子に乗って攻め上がってしまうと
サウジのカウンターを喰らう可能性が高い。
特にサウジの身体能力は高く、とにかく速い。
日本が攻め上がった事で、守りが薄くなり
そこを狙って一気にカウンター、そして日本の失点。
そんなシナリオは十分に考えられる。
サッカーは人数ではない。
退場などで1人少ないのにも関わらず
勝利したという試合はよくある話。
それだけにディフェンスはしっかりと気を付けて欲しい。

後半23分、サウジはエースストライカーのユセフを下げ
薄くなった中盤を補強するべくMFを投入。
攻撃力は下がるが、それでもサウジのスピードは十分あるため
日本に取ってはサウジの中盤が元に戻った分
FWが不在とは言え、11-11に戻ったと思って良いだろう。

そしてその交代の後、案の定サウジが猛攻を仕掛ける。
これに対して家長が相手を倒し、痛恨のイエロー。
場所も日本ペナルティーエリアのすぐ外側なだけに
このワンプレーで流れが変わってしまう可能性が高い。
このFKはゴールの枠を外れ、事なきを得たが
問題はここからである。
幸か不幸か、家長が倒したサウジの選手が負傷し
一時ピッチの外に出されたため、11-9と数的には有利。
この時間帯を使ってリズムを取り戻したいところ。

結局サウジの選手はしばらくして戻り、再び11-10となる。
その後家長がサウジ陣内の同じような場所で倒されるが
ノーファウルの判定となる。
ファウルっぽい感じがしたが、その前のプレーもあるので
文句は言えないと言ったところだろう。

日本はその後、家長がを放つ場面があるが
またも相手GKに防がれる。
このサウジのGK、侮れない。

後半31分、日本は梶山に代えて青山敏弘を投入。
ここまであまり目立ったプレイの無い梶山だったので
この青山には期待したいところ。

この辺りから再び試合は混戦となり
どちらの流れとも言えない展開となる。
残り時間も15分を切った事で、両チーム共に
一気に気合いを入れた格好となった。

そのまま両チーム決定打の無いまま試合は進み
後半42分、日本はここで森島に代えて平山を投入。
ここで平山が得点出来れば再びエースを名乗っても
まぁ許せると言っても良いかもしれない。

試合は2分のロスタイムに突入。
日本としてはどうにか押し込み、勝ち点3を取って
次のカタール戦に臨みたいところ。
最後の最後でサウジアラビアのコーナーキックとなり
日本はピンチを迎えるが、何とか防ぎ切り
0-0のまま引き分けで試合終了。

試合内容としてはディフェンス面では悪くない。
問題は攻撃面である。
決定力に欠ける展開はアウェイという事を考えると
守りから入るのがセオリーなので、仕方がないが
それでも日本の中盤には疑問が残る。
特に本田圭佑、本田拓也、梶山の辺りは
少々頼りない感は否めない。
また、一番の疑問は反町采配。
なぜ水野を下げたのか。
ここは大きく疑問である。
水野はフル代表でも活躍し、その無尽蔵のスタミナを
大々的に披露しており、疑いの余地はない。
あそこで柏木を代えるなら、梶山などと代えた方が
日本の攻撃力が上がったのではないかと思ってしまう。
反町監督に関してはあまり良い評価は聞かない。
それを鵜呑みにしてしまうのもどうかと思うが
この采配を見ている限りは私も疑問が残ってしまう。
この辺り、どう修正するかが今後のU-22日本代表の課題だろう。

この試合の結果、日本は勝ち点4となり
勝ち点ではカタールと並んだ。
しかしながらカタールは得失点差で+2とし
日本は+1となっているため
首位はカタールのまま。
ただ次はホームでのカタール戦。
これに勝利すれば文句なしに日本が首位に立つ事が出来る。
次のカタール戦、大いに期待したい。

2007年09月09日

異国の地で

レッドソックスの松坂が滅多打ち。
3回を投げて8失点でKOという
最低の記録を叩きだしてしまった。
このところの松坂はあまりに失点が多く
とても安心して見ていられない状況である。
メジャーという異国の地での投球に
まだ慣れていないのだろうか。
言葉がしっかりと通じなかったり
日本では当然の事が出来ないと言う現象が
ここまで彼の投球を不安定なモノにさせてしまった。
破格の値段でレッドソックス入りしただけに
メディアやファンもそろそろキレ出す頃だろう。
どうにか修正出来れば良いのだが
時間をかけるわけにもいかない。
何ともプロの難しい部分だろうか。
全ての職業に通じるモノがあるが
とりわけ私も非常に胸が痛い。
早く調子を取り戻し、その黄金の腕で
三振の山を築いて欲しいものである。

2007年09月10日

代表から消えた三都主

オーストリアで行われている3大陸トーナメントに
出場している日本代表のオシム監督ところへ
同じくオーストリアのザルツブルグに所属している
三都主が訪問した。
どうやら心中は代表復帰へのアピールのようだが
オシム監督の方は三都主に興味がない様子。
既にメディアに三都主は年で、スピードが無いと
きっぱり切り捨てている。

オシムジャパン発足時にはレギュラーで出場し
不動の地位を築きつつあったが、今では完全に度外視されている。
個人的にはこれは現在の日本サッカー界を憂う出来事。

と言うのも、三都主はオシムジャパンで活躍している最中に
このオーストリアのザルツブルグにレンタル移籍が決まった。
三都主も海外でのプレーで実力をつけるつもりだったのだが
ザルツブルグはそこまで強いチームではなく
Jリーグとあまり変わらないレベル。
しかも言葉が通じないため、語学堪能な宮本ばかりが起用され
三都主はあまり出番がない。

そう、必ずしも海外でプレーする事が
今の日本サッカー界に取って良い事ではないのである。
日本のサッカーはまだまだ弱い。
しかしながらそれは世界レベルと比べた場合の話。
海外の国全てが日本のJリーグよりもレベルが高いかと言えば
それは必ずしも高いとは限らないのである。
それなら常にレギュラーで出場出来るチームにいた方が
よほど力になり、能力も伸びるというもの。

つまり移籍とは諸刃の刃であり、三都主の場合は
それが悪い方向に向かってしまった例である。
海外に移籍してもレギュラーで出場出来なければ
Jリーグのレギュラーに劣ってしまう。
三都主にはオシム監督が以前発した言葉が
今になって重くのしかかっているだろう。
素晴らしい選手なだけに、非常にもったいないが
この事はJリーグの選手全てが教訓として
受け止めるべき事実だと言える。
今後の三都主の活躍に期待したい。

2007年09月11日

SBC Session & 日本対スイス

四ッ谷Sokehs RockにてSBCの
B-Side Sessionを行った。
今回も多くの方々がところ狭しと
Sokehs Rockのステージで素晴らしいアンサンブルを
繰り広げ、大いに盛り上がった。
やはりPAシステムがあると言う事で
Vocalなどのフロント楽器の方々からは
非常に好評を頂いている。
楽器的に少ないのはPianoとDrums。
まだSBCのB-Side Sessionを経験した事のない
Piano、Drumsのプレーヤーはチャンスである。
次回は10月15日の月曜日なので是非とも参加して頂きたい。


さて、サッカー日本代表が参加している3大陸トーナメントで
日本は第2戦をスイスと対戦した。
オーストリア戦では攻め切れなかった課題を
どのように修正しているか、大いに期待したい。

日本のスタメンは非常に興味深い。
GKに川口。
DFには中澤、闘莉王、加地、駒野。
MFは中村俊輔、遠藤、稲本、鈴木、そして松井。
FWは巻のワントップ。
オシム監督はついに松井をスタメン出場させてきた。
彼の活躍が日本を救うかどうか、注目である。

対するスイスはドイツワールドカップベスト16に入った強豪で
先日はオランダとの親善試合に勝利しており
この一戦は日本に取って大きな経験をもたらす事は間違いない。

スイスのキックオフで試合開始。
この試合、日本の立ち上がりが良い。
特に松井と遠藤の左サイドからの攻撃が良く
二人がバランス良く入れ替わって
スイスのDFの嫌なところでプレーしている。

しかし前半8分の辺りでスイスもエンジンをかけて来た。
スイスのサイド攻撃が非常に強力で
一気に突破を図ってくる。
これがまた止まらない。
日本はしっかりした守備で守ってはいるが
安心する事は出来ない。
完全に格上との試合で安心などあり得ないのである。

と思っていたら前半10分、試合が動いた。
スイスのサイド攻撃を押さえるべく
日本が自陣ペナルティーエリアのすぐ外でファウルを犯し
このフリーキックが日本のゴールをこじ開けてしまった。
さすがはスイス。
芸術的な弧を描き、日本の壁の外側から
川口が絶対に届かないところへ吸い込まれていった。

そしてその直後、またも日本に悪夢が訪れる。
前半12分、やはりドリブルで攻め込まれ
ペナルティーエリアで闘莉王が止めに行ったところで
相手の蹴ったボールが闘莉王の腕にあたりハンドを取られてしまった。
これで得たPKをスイスがしっかりと決めて
あっという間に0-2と日本は突き放されてしまった。
先ほどまで良い試合だと思っていただけに
この実力差には少々厳しいものを感じる。

0-2とリードされた後、このスイスの勢いに
日本は完全に守り一辺倒となり
どうにもしがたい状況に陥ってしまう。
どうにかして日本はスイスからボールを奪おうとするのだが
スイスの驚異的な組織力の前に、ボールが奪えない。
逆に日本のボールはスイスに簡単に奪われてしまう。
とにかく感じるのは個々の基礎能力の高さである。
まずトラップが上手い。
完璧にボールの勢いを殺して、次のプレーにつなげるあたりは
スイスは当然のようにこなしている。
またパスに関しても非常に精度が高く
短い簡単なパスでも完璧なコースで完璧なスピードでパスを出すので
受ける方も完璧なトラップをしやすいのである。
個人技などではなく、当然のプレーをしつつ
そこにチームとしての組織力を加えているスイス。
何とも恐ろしいチームである。
しかし本来はスイスの様な戦い方を日本はするべきであり
本当に良い見本となっている。

日本はその後も松井などが驚異的なスピードと
フィジカルの強さで一気にシュートまで持って行くなど
反撃しようと必死なのだが、ゴールが遠い。
見ていて嬉しくなってしまうのがこの松井大輔。
動くは動く。とにかく動く。
取れなさそうなボールに対しても全速力でぶつかっていき
十二分に相手にプレッシャーをかけ
取れそうなボールには一度引き離されても
何度も何度もトライするその姿は本当に心強い。
個人的にはこの松井のプレーが見られただけで
この試合、満足と言っても過言ではないほど
心を打つプレースタイルである。

前半30分近辺で、ようやく日本の時間が訪れる。
スイスの攻撃の手が緩んだところで
日本は一気に攻撃を仕掛け、スイスを攻め立てる。
スイスの組織的な守備に阻まれ、得点には至らないが
何度もトライする事で、世界トップレベルの強さを知り
あわよくば一気に進化するチャンスでもあるので
頑張って欲しいものである。

結局前半は日本は無得点で折り返す事になる。
後半に向けてハーフタイムでのオシム監督の作戦に
大いに期待したい。

日本のキックオフで試合再開。
日本に選手交代は無く、一方のスイスは2人代えてきている。
日本は立ち上がりからスイスを攻め立て
逆にスイスは2点のリードをしっかりと守る体制。

そして後半7分、相変わらず素晴らしい攻めを見せていた
松井が値千金のプレーを見せた。
左サイドから驚異的な突破力で相手を置き去りにした瞬間
スイスDFが松井をペナルティーエリア内で倒してしまう。
これで得たPKを中村俊輔がキッチリと決めて
日本は1-2と追い上げを開始した。
後半の早い時間帯での得点なだけに
ここから一気にスイスを攻め立てたいところである。

その後も闘莉王が素晴らしい上がりを見せるなど
この後半、日本の動きが良い。
縦パスが通り始めた事が直接の原因だが
見ていると縦パスが通り始めたのは
日本がダイレクトでパスを回し
それが相手につけいる隙を与えていないのである。
このペースでまずは同点まで持って行きたい。

そして攻め続けた後半22分
日本についに素晴らしいゴールが訪れた。
またも松井が得たFKを中村俊輔が絶妙のクロス。
それをスイスの高く強いDFを剥がして
巻が得意のヘッドでスイスのゴールへ流し込んだ。
この得点で日本は2-2と同点に追いついた。
このゴールは大きい。
まだ十分に時間がある状態なので
日本にはここから逆転、そして勝利を勝ち取って欲しい。

ここでオシム監督は後半25分、松井に代えて山岸を投入。
おそらくまだ松井は動けたとは思うが
オシム監督の考えは他の選手を試したかったのだろう。
あくまでこれはワールドカップではない。
それならばスイスという絶好の強豪相手に
色々な事を試しておきたいのだろう。

日本が同点に追いついたところで
ついにスイスが重い腰を上げた。
これまでリードしており、しっかりと守っていたが
ここにきて同点にされた事で
再び一気に日本に対して猛攻を仕掛けてくる。
しかし日本も前半とは違う。
このスイスの猛攻を防ぎつつ、追加点が欲しいところ。

そして後半32分、代わって入った山岸の突破から
上げようとしたクロスがコーナーキックに代わり
そこから上げたクロスがまたも巻のところへ。
そしてこの巻に対して、先ほど得点された事もあり
スイスDFが巻を引きずり倒し、このプレーで日本がPKを得た。
このPKを中村俊輔がキッチリと決めて
ついに日本が3-2と逆転に成功した。
本当に素晴らしいチームプレイでの得点であった。

オシム監督はこの直後、後半34分に巻に代えて矢野を投入。
様々な戦力を試したい考えのようである。

しかしこの直後の後半35分、日本のパスミスで
相手にコーナーキックを与えてしまい
このコーナーキックで上げたクロスをスイスに押し込まれてしまった。
丁度代わって入った矢野がマークを振り切られる形となり
少々残念ではあるが、ここからもう1点追加点を入れ
堂々の勝利を手に入れたい。

スイスは3-3と同点にしたところで
この試合一番の猛攻を仕掛けてくる。
このとてつもない猛攻は恐ろしい。
一瞬たりとも気が抜けないプレーの連続で
こういう時の集中力は驚異的なモノがある。
先ほどまで完全な日本ペースだったのが
あれよあれよと言う間にスイスペース。
これがサッカーの醍醐味であり、恐ろしいところだろう。

後半41分、日本は遠藤に代えて佐藤を投入。
この後半終了間際でスピードのある佐藤を投入する事で
相手を翻弄し、得点に持って行きたい考えである。

日本はロスタイムに中村俊輔に代えて中村憲剛を投入する。
そしてその投入直後、ロスタイム残り1分もなかったところで
左サイドからのクロスを中村憲剛がシュート。
しかしこのシュートを相手GKが弾く。
だがこの弾いたところに後半から入った矢野が詰め
相手ゴールに流し込む。
この土壇場に来て4-3と日本は再びリードしたのである。
あまりの素早い展開に、驚くばかりで感動できないほどであった。

この得点の後、残り時間が無いところで
スイスは全員攻撃で日本を攻め立てるが
最後は川口がしっかりと押さえて試合終了。

いやはや驚きの連続である。
この一戦がもたらしたモノは非常に大きい。
日本がこのスイスに勝利した事も大きいが
この一戦がもたらしたのはそれではない。

まず、日本がスイスのような強豪国と
対等に渡り合えた事実。
確かにスイスは強かった。
しかしそれに対して日本は組織でのプレーで
何とか立て直し、勝利まで持っていた。
この経験がまず大きな事実となる。

そしてこの試合で得た課題である。
前半は完全にスイスペースだった。
しかしそれはスイスが強かったからだけなのだろうか。
早い時間帯にあっという間に2点を取られた事で
完全に気後れしていた感がある。
立ち上がりから良い攻撃もあったが
やはりスイスという強豪国相手に
構えすぎていたところがあったのだろう。
それがこの試合、日本がスロースタートとなった原因であり
今後日本が技術だけでなく精神面に関しても
もっと鍛えなければいけない事を示している。

スイスが猛攻を仕掛ける時、そこに遠慮などはなく
本当に必死で日本ゴールを目指して来た。
その必死な姿勢、そしてその精神が生む集中力。
これは絶対に無視出来ない。
日本に取って足りないのはハングリー精神のような気がしてならない。
絶対に勝つ!と言う気持ちは勿論あると思う。
しかしそれが足りていないのだと思われる。
それはこのスイスを見ていれば解る。
気持ちで負けていれば、相手の攻撃は防げないし
ましてや自分たちの本当の実力など出せるわけもない。
日本より強い国は沢山ある。
その強豪国に勝つには、日本がいつでもベストを出す必要があり
そのためには、気持ちだけでも強豪国より強く持たなければならない。
まさにホーム&アウェイの状態が試合に影響するのと同じ事だろう。

ともあれ、勝利できたのは嬉しいことである。
このスイス戦で得た事を次の試合にも活かし
更なる進化を見せて欲しいモノである。
日本代表の次の試合に期待したい。
素晴らしい試合であった。

2007年09月12日

日本対カタール

サッカーU-22日本代表は北京五輪最終予選で
日本はついにホームでカタールとの直接対決に臨んだ。
グループ最大のライバルはサウジだと思っていたが
現在の首位はカタール。
サウジは最下位に甘んじている状態。
となればこのカタール戦に勝ち、首位を奪いたいところ。

日本のスタメンはGKに山本。
DFに青山直晃、水本、内田、伊野波。
MFに本田拓也、梶山、柏木、家長、水野。
FWは森島のワントップ。

事前情報では平山を起用するとの報道があり
非常に心配していたが、どうやら森島を使うようである。
とてもではないが、今の平山に以前のような怖さはなく
U-22日本代表に相応しいとは思えない。

また、この試合本田圭佑が累積イエローで欠場。
しかしながら、本田圭佑が不在でも
サウジ戦を見ている限りでは全く問題ない。
以前はあの驚異的なフリーキックや、中盤でのパスワークなど
良い面が全面に出ていたが、最近はどうも調子が出ていない。

アウェーでのサウジ戦からほぼ休み無い強行軍なので
ここでしっかり休養を取って貰う方が良いだろう。
今の日本には柏木や森島などの若く力強いメンバーが加わっており
この試合は彼らの力を中心に勝利を勝ち取って欲しいものである。

カタールのキックオフで試合開始。
日本は前半30秒で森島から水野へパスが通り
水野がいきなり右サイドから強力なシュートを放つなど
立ち上がりから攻撃的な姿勢で臨んでいる。
対するカタールはここが日本と言うこともあり
守りから入る慎重な立ち上がりを見せている。

そんな立ち上がりの中、前半6分にいきなり試合が動いた。
水野が攻めの姿勢から奪った右サイド遠い位置からのフリーキックで
水野自らが絶妙で最高のクロスを上げ、それを梶山がヘッドで押し込んだ。
日本はこの早い時間帯にまず1点を先制した。

この先制点で、日本は一気にペースを変えた。
まずはゆっくりと最終ラインでボールを回し
守りのカタールの選手を引き出し
穴の空いたところで攻撃を仕掛けるという
リードしているチームの戦い方に変更したのである。
個人的にはもう少し積極的に攻めても良い気がするが
相手が完全に守りの姿勢でいる以上は
攻めてスタミナを消費するよりは、こういった戦い方の方が
合理的であるとの判断だろう。
しかし、この戦い方の心配は相手に得点があった時に
今までスローペースで戦ってきた日本に取って
すぐに切り替えが出来るのかと言う部分であるが
そこは選手を信じるしかないだろう。

そんな流れの中で前半12分、カタールの強烈なロングシュートが
日本のゴールを襲ってきた。
このシュートが日本の流れを良い意味で変えてくれた。
スローペースだった日本がこのシュートで目を覚まし
再び積極的に攻撃に転じるようになり
水野がフリーキックでゴールを狙うなど
動きのあるサッカーに変わってきた。

カタールの守りの姿勢に、日本は最終ラインのパス回しから
入る姿勢は変わっていないが、先ほどとは違い
点を取るためのパス回しをしており良い流れである。
ただ、気になるのは日本の守備である。
大方大丈夫なのだが、少々危険な面がある。
時折カタールのカウンターにマークが付き切れていない場面があり
これが怖い場面につながっているのである。
カタールがカウンターのチームなだけに
攻撃している時も、日本は守備に気を遣う必要がありそうである。

しかし前半21分、そのカタールのカウンターが炸裂。
これを止めるために本田拓也がファウルを犯し
これがイエローの判定。
本田拓也は累積警告で次のアウェーでのカタール戦を
欠場しなければならなくなった。

このプレー以降、流れがカタールに傾く。
守りの姿勢は崩していないが、日本がカタール陣内に攻め込んだ時の
カタールのプレッシャーが強くなり、日本はとしては
注意し続けなければいけない時間帯となった。

しかしこの流れを変えたのが前半25分の森島のプレー。
中央から強烈なロングシュートを放ち
カタールの流れを一気に日本に引き寄せる。

その後もカタールに流れが行きかけるが
水野や柏木がしっかりとカタールの攻撃の芽を潰し
素晴らしい活躍を見せている。
しかし日本のパスミスでカタールが攻撃に転じる事が非常に多く
パスの精度などはもっと気を付けなければならない。

この試合、特に水野が凄い。
もう攻守に渡り、右サイドは彼一人が完全に支配している。
守備では1人でカタール選手数人をチェックし
パスを回されてもボールと同じようなスピードでチェックに行き
攻撃では圧倒的な突破力と驚異的なスピードで
カタール選手を抜き去り、カタールとしてはファウルで
止めるしか方法がないという状態。
全く持ってカタールにとっては堪ったモノではない。

そして試合が進むにつれ、もう一人変貌した選手がいる。
森島である。
とにかくどんな状態でもシュートに持って行く姿勢が
本当に心強く、心に残る。
これは日本にとって将来最高のストライカーになりうる選手が
ようやく登場したと言っても良い。
森島や水野のように、気持ちがまず前に行っている選手がいれば
日本はこれからもっともっと強くなる。
大いに期待したい選手である。

試合は2分のロスタイムに入り
日本は攻め続けるが、少々疲れも見えており
最後の最後でカタールに攻め込まれるも
どうにか守り切り前半は1-0で終了。

日本としてはハーフタイムでスタミナを回復し
しっかりと後半の確認を行ってから
後半も早い時間帯で追加点を取って
有利に試合を運びたい。

日本のキックオフで試合再開。
日本は後半のファーストプレイから森島の体の張ったプレイで
フリーキックを得て、最高のムードである。
このフリーキックを水野が思い切りシュートに行くなど
素晴らしい流れが後半開始から日本に来ている。
先日のA代表の松井、そしてこの試合の水野、森島など
やはりサッカーには気持ちが重要である事が
ここ数試合で深く理解できる瞬間である。

水野や森島の活躍の凄さに見落としがちだったが
柏木も非常に素晴らしい。
技術は水野には少々劣ってしまうが
気持ちは非常に前向きで、それが運動量に現れている。
若い世代やA代表にも選ばれたような選手が
現在のU-22日本代表を支えていると言えるだろう。
逆にそれ以外の選手はあまり目立ったプレイがない。
平山に頼ろうとする反町監督ではやはり厳しいのだろう。
今回はサッカー協会や他の多くの圧力で
ようやく平山依存を避けられた格好だが
個人的にはもう反町監督ではダメな気がしてならない。
オシム監督が兼任してくれれば最高なのだが・・・。

後半になり、カタールは少々高い位置から日本のボールを狙って来るが
これを森島や水野のプレーがカタールに流れが行くのを防いでいる。

そんな後半10分、少々心配な出来事が起こる。
センターサークル付近で梶山が相手と競った際に
足を伸ばした状態で着地してしまい、左膝を痛めて退場。
日本は代わりに青山敏弘を投入した。

しかしこの後も内田の超俊足を活かしたオーバーラップで
相手ゴール付近でFKを得るなど、若い世代がまたも活躍。
こうなるとこの試合、どうしても勝たせてやりたい気持ちになる。
そんな中、同じくA代表経験もある家長にもこの気持ちが伝染。
今までも前向きだったがそれがパワーアップする。
そしてそして、それにディフェンスの水本も追随し
守備で素晴らしいプレーで日本の危機を救っている。

後半、徐々に時間が経つにつれて
ついにカタールが攻撃に力を入れるようになり
カタールの攻撃時間が長くなる。
今まではカウンターだけだったのだが
このカタールの戦術変更で試合展開が速くなり
日本としてはこの辺りでの失点は絶対に避けたいところ。
逆にここで追加点を奪えれば、この試合相当楽になる。

そんな後半23分日本に悪夢が訪れた。
相手のフリーキックで本田拓也が本来の壁位置より
前に出てプレーしてしまい、この試合2枚目のイエロー。
そう、これでレッドカードで退場となってしまい
この大事な時間帯で日本が10人となり
大きなアドバンテージを与えてしまったのである。

そしてこの退場で日本は水野に代えてDFの小林を投入。
これまでの水野の活躍を考えれば個人的には
家長や森島を下げて小林を投入した方が良いと思うのだが
運動量的には水野が圧倒的に勝っていたため
スタミナを考えて後退させたのだろう。

日本は10人になっても家長や内田、森島の活躍で
攻め続ける姿勢を崩さない。
数的不利があるので少々守備の面で心配だが
ここは頑張って貰うしか方法がない。

後半33分、日本ゴール前で完全に相手がフリーになり
とてつもなく危険な状態になったが
ここで危機を救ったのがGK山本。
とんでもないスーパーセーブである。
この直後も山本が危険な状態を身を挺して救い
神・川口の後の次世代のGKがいる事を証明して見せた。
これまで少々頼りない感じがあったが
この試合の雰囲気で本来の力が出始めたと言える。

ここから試合は大混戦。
どちらに点が入っても不思議ではない目まぐるしい試合展開に。
こうなると一瞬の隙が命取りになる状態である。

そんな後半41分、森島にイエローカード。
ヒートアップした状態で相手DFに対して
何もしていないのにファウルを取られた事で
審判に対して文句を言ってしまい
この行為がイエローとなったのである。
ファウル自体でイエローになったわけではないだけに
非常に残念でならない。
現在のU-22のFWは彼以外は不甲斐ないだけに
累積警告なども考え、イエローだけは注意して欲しい。

そして試合はロスタイム5分の表示。
長すぎる。。。
途中色々あっただけに仕方がないが
今の日本は10人で運動量が増えており
この状態での5分は長い。
どうにか持ち堪えて欲しいものである。

ロスタイムになり、カタールは完全に攻撃モード。
守備の事などお構いなしで攻め上がって来る。
人数が足りないだけに日本に取ってはこれがきつい。

しかしこの流れを救うのが柏木、家長、森島の3人。
豊富な運動量で高い位置でボールをキープし続ける。

そして ロスタイム3分のところで日本は森島に代えて李を投入。
運動量を増やし、前線で踏ん張り時間を使う戦法に。

そしてここに来て家長が高い位置でボールを長い時間キープ。
カタールはこれをファウルで崩すしかなく
時間は徐々に過ぎていく。
そしてようやく試合終了のホイッスル。
最後の5分が本当に長かった。

試合は1-0で日本が勝利。
この勝利で日本はついに最終予選グループリーグで
単独首位に立った事になる。
本当に素晴らしい試合であり
得たモノは非常に沢山あった。
一部の前向きの選手の活躍がチーム全体に影響を与え
その事で実力を出せた選手が急成長。
自らの本来の力を出せた事で、今後の試合で
大きな力となるのは間違いない。
課題は今回力を出せなかった選手。
ベンチにいた平山や、出場していない本田圭佑などである。
彼らが次の出場する機会でどんな変貌を遂げてくれるかが
今後の日本の運命の鍵を握るのは間違いない。
現在の水野、柏木、森島などだけでは駒が足りない。
もっと日本は強くならなければ、本戦に出られたとしても
確実に世界トップクラスの国には負けてしまう。
マイアミの奇跡を再び起こしてもらうべく
今後のU-22には頑張って貰いたい。
最高の試合であった。

2007年09月13日

Joe Zawinul氏死去

またも偉大な音楽家が他界した。
Weather Reportの立役者であるJoe Zawinul氏が
オーストリアのウィーンの病院で11日に亡くなった。
Weather Reportと言えば70年代のFusionを牽引した
最高のFusion Band。
彼とWayne Shorterとで結成し
Mirosrav VitousやJoco Pastoriusなどの
強力なBass陣と共に最前線の音楽を展開してきた。
Vitousとは色々あったようだが
それも今では過去のモノとなってしまったのである。
私もBirdlandが収録された「Heavy Weather」を聞いて
衝撃を受け、BirdlandやTeen Town、A Remark You Made
などをよく演奏し、研究したものであった。
その他にもCucumber SlumberやNight Passageなども
演奏する機会に恵まれ
私がWeather Reportから得たモノは本当に大きい。
Michael BreckerやDon Alias、そしてJames Brownなど
本当に素晴らしいミュージシャンが次々に他界していく。
特に影響を受けた人々がいなくなって行くのは
何とも悲しい事だが、これは世代交代も意味すると思うのである。
やはりいつまでも変わらないものはなく
いつかは変化が訪れるものである。
彼らを超越するとか、彼らよりどうこうと言うのは
音楽としては違う気がする。
ただ、いつまでも偉大な彼らの後を追っていくだけでなく
新しい世代が彼らの影響を受け
そして新しいものを作り上げていく事こそが
本当にあるべき姿なのだと実感してしまった。
心からご冥福をお祈りする次第である。

2007年09月14日

Live!

銀座・砂漠の薔薇にてHEYSKE氏との初のDUO企画
HEY&K.IceのLiveを行った。
いわゆる高級なBarでのLiveである。
初の試みながらも、さすがはHEYSKE氏。
全く問題なく3ステージをこなして
Liveは無事終了となった。
観客の方々のウケも上々で、今後も大いに楽しみである。

さて、私はこのLive終了後から神戸へ向かっている。
明日行われる円道一成氏の神戸Liveに参加するのである。
今回は東京からコーラスのTomo氏とダンサーのミッチー氏
そして円道一成氏と私が東京から遠征し
現地のメンバーと共にLiveを繰り広げる予定である。
私としては以前に師匠のツアーについて行き
演奏させて頂いたサテンドール以来の
とてつもなく久々の関西Live。
以前はオマケで吹かせて頂いただけだが
ちゃんとしたLiveはこれが初めて。
関西にも師匠のツアーについて行った後は行っておらず
何とも楽しみな限りである。

2007年09月15日

Live! & 神戸ツアー 往路編

円道一成氏の神戸ツアーで昨日の深夜から
神戸に向けて出発した次第である。
HEYSKE氏とのLiveを終えてその足で出発したので
当然ながら徹夜である。
1時30分に三軒茶屋を出発し、東名でいざ神戸へ。
円道一成氏とtomo氏、ミッチー氏と私の
4人での長距離ドライブである。

道路状況はガラガラ。
おかげで順調に旅は進むわけだが
こういった旅には面白いモノがつきもの。
行きのサービスエリアでこんなモノが!?
070915sastrangemenu.jpg
明らかに浮いたメニューが。。。
円道一成氏によると、この料理自体は
非常に美味しいとの事。
しかし、このネーミングはどうだろう。
いったい誰と誰がフレンドリーなのだろうか。
いわゆる定番の「〜うどん」「〜そば」などのメニューの中に
いきなりこいつが現れると何とも目立つ。
東名高速のサービスエリアのどこかで販売しているので
気になる方は探してみるのも面白いだろう。

さて、と言うわけで道のりは順調。
ドライバー3番手の私が運転する頃には
京都の少し手前であった。
少しずつ空が明るんで来たところで
徹夜から来るハイテンションで
助手席のカメラ小娘と化したtomo氏が
手当たり次第にこの経過を撮りまくる。
下記の写真が彼女の作品である。
070915sky1.jpg
まずは空が明るみ始め

070915sky2.jpg
眩しいばかりの太陽が顔を出す。
何とも東京では味わえない澄み切った空だろうか。
窓を開けた時の空気が違う。
ちなみに彼女は後ろで仮眠をとっている無防備な二人まで激写。
さすがにそれは掲載できない。。。

兵庫県に入り、宝塚の近辺で2度ほど朝のラッシュにはまるが
何とか抜け出して11時前にようやく会場に到着。
今回のこのToyrunというイベントはハーレー好きのバイカーが集い
子供達へのおもちゃを持ち寄るチャリティーイベント。
もう20年以上も続いている歴史の古いイベントである。
キャンプ場を使用し、そこでLiveや食事・会話などを楽しみ
交流を深めつつ、おもちゃを持ち寄ったチャリティーで
会場には徐々にスタッフやメンバーが集まってきた。

私たちは近くに設営されているコテージで仮眠をとってから
13時よりリハーサルを開始する予定であった。
しかし、私は眠れなかった。
なぜなら、外でSaxの音が。。。
普通ならSaxの音くらいでは眠れない事はない。
なぜ眠れないのか?
それは気になるから。
なぜ?
どこかで聞いた事がある音色とフレーズばかり。
結局眠れないまま会場入りする事に。

13時に会場入りしてみると・・・おぉぉ。
なんと私の兄弟子の姿が。
私が土岐英史氏に師事していた時にお会いした
関西のSax Playerの横路竜昇氏がメンバーだったのである。

今回の円道一成氏のステージは東京からのメンバーに加え
BANDの演奏陣のほとんどは円道一成氏の関西の知り合いが
BANDメンバーとして入った。
実は私も関西メンバーの名前は知らされていなかったのである。

最後にお会いしたのは高校1年の時だろうか。
本当に私が全くダメダメな状態でしかお会いした事がなく
その時は彼を含め、兄弟子達に圧倒されっぱなしであった。
それから何年も時が過ぎ、私はついにプロとして歩み始め
全く感動の再会であった。
そう、私が気になっていたのは彼の音だったのである。
どこかで聞いた事があると思っていたが
まさしく私が中学高校の時にあこがれた兄弟子が
なんとウォーミングアップに師匠である土岐英史氏の
モノマネをしていたのだから当然。
いやはや本当に大きなサプライズであった。

そしてサプライズと言えばもう一つ。
今回、私は急遽キーボードを担当する事に!
直前に円道一成氏から依頼があり
一度も練習する事もなく、初見でいきなり。
いくら慣れ親しんでいるとは言え
初見でSaxと鍵盤を両立させるのはしんどかった。
しかも円道一成氏の曲だけでなく
tomo氏がメインの楽曲も演奏したのである。
しかし、人間その気になれば出来るモノである。
自分でも意外なほど出来て驚いてしまった。
このところ鍵盤を弾く機会が多かったからなのか
いつの間にか結構力がついている。
いや、ここで良い気になってはいけないと思いつつ
何とも嬉しい限りであった。

さて、リハーサルは無事終了。
と言うことで外を見てみると。。。
「なんじゃこりゅ〜?!」
もうそこら中がハーレーだらけ。
リハーサルに集中していて気がつかなかったが
各々が自慢の改造を施したハーレーが
数百台も所狭しと止まっているのである。
中でも特別目立っていたのがこのバイク。
070915harley.jpg
私たちメンバーが「カマキリ」と勝手に命名したこのハーレー。
いや、さすがにそれは長すぎるのでは。。。

夕食を済ませた後、ついにLiveスタートである。
さすがはバイカーのイベント。
とてつもない熱気に包まれ、大盛況である。
集まったバイカーの方々の盛り上がりもあり
Liveは順調に進み、ラストの目玉の「Born To Be Wild」に。
バイカーのイベントにこの楽曲がなければ始まらない。
そして会場全体で「ボーン トゥビー ワ〜〜イ」の大合唱。
その時、事件は起きた。
なんと会場のブレーカーが落ちたのである。
天井の明かりは付いていたが、BANDの音が出ない!
しかし!
普段からハーレーの巨体を操るバイカーが
このくらいの事で挫けるわけがない。
何事も無かったかのように大合唱が響き渡る。
楽器がない中、誰もが持つ最高の楽器を使って
辺り一面に魂の籠もった大合唱。
何と感動的な状態だろうか。

この大合唱の間に、どうにか電気が復旧し演奏再開。
そして最後は大きな歓声と共にLiveは幕を閉じた。

とにかく珍事と感動的な出来事が重なり合い
強烈な一日となった。
Live終了後はバイカーの方々との談笑を楽しみ
私はほぼ2日ぶりの睡眠をとる事に。

何とも熱く長い1日であった。

2007年09月16日

神戸ツアー 帰路編

昨日の熱いLiveから一夜明けて
短いながらもイベントは終了。
少し早く目が覚めたので外を見ると
既にイベントの片付けに入っている。
9時30分に目が覚めたのだが
このイベントは12時頃には撤収してしまうとの事。
非常に楽しく、興味深いイベントなだけに
何とも寂しいものである。
東京メンバー一同準備が整い、朝食を済ませたところで
お近づきになったバイカーの方々との記念撮影。
どうやらバイカーの方々は犬が好きらしく
会場では彼らも大いに盛り上がっていた。

070916dogcookie.jpg
とにかくミッチーにからかわれ尽くした犬のクッキー。

070916cookiemichi.jpg
そんなミッチーとクッキーの2ショット。

070916dogrodem.jpg
吠えるとまるでバイクの防犯装置の作動音の様な声を出すロデム。

070916zico.jpg
詳しくは知らないがブラジル人に囲まれて育ち
なぜか木の上で威張るサッカー犬(!?)ジーコ。

バイカーの方々も個性派揃いだが
彼らの家族である犬達も個性派揃い。
何とも面白い3匹であった。

そしてそんな個性派揃いのToyrunのスタッフや
参加者の方々がこちらである。
070916members.jpg

記念撮影も終了し、別れを惜しみつつも
次に再会する日を誓いながら私たちはイベント会場を後にした。
何とも心地よい疲れと共に少々寂しい。

そんなわけで東京へ。。。
と、そんなわけがない。
せっかくなので、どこか寄り道を!
という事になり、円道一成氏の実家近くにある
神戸の海岸沿いにある素晴らしいカフェ・レストランへ。
舞子という場所にあり、淡路島が一望出来る絶景のスポットである。
070916maikocafe.jpg
残念ながら(円道一成氏が超強力な雨男だから!?)雨で雲がかかっていたが
淡路島を一望しつつ、お茶を楽しみ
ようやく帰路についた。

順調に家路につけるかと思っていたら
なんと東名で25kmの大渋滞。
どうやら事故と故障車と自然渋滞が重なったらしい。
と言うわけで御殿場で東名を降り
中央道から帰る事になった。
少々時間がかかってしまったが、深夜に東京に到着。
無事に神戸ツアーは終了となった。
何とも濃いツアーとなり、音楽面でもそれ以外の面でも
非常に大きな収穫があった。
ハーレー好きの方は是非ともこのToyrunに
来年は参加してみてはいかがだろうか。

2007年09月17日

Recording

関西で今話題のユニットのデビューシングルの
Recordingに参加した。
今回はなんとコーラスのみ。
今までもコーラスのRecはあったが
コーラスだけというのは初めてである。

1500人のオーディションを勝ち抜いた8人による
このユニット、名前は「Real」。
そして彼らはホストなのである。
決してSessionなどのホストではない。
夜の町のいわゆるホストの方々である。
そう、1500人のホストの中から選りすぐりの8名が
結成したミラクルなユニットなのである。

まだどの曲がどうなるか解らないが
私がRecordingに参加した楽曲は全部で4曲。
そのうちの2曲はなんと、なんと。。
・・・・氏の作曲なのである。
まだ名前は明かせない。
正式にCDに収録される事が決定したら
改めてこのコラムでお知らせする次第である。
私も驚きのあの人なのでご期待頂きたい。

2007年09月18日

Live!

表参道Lapin Et HalotにてMCMの
4回目となるAcoustic Liveを行った。
11月末に歌と踊りと芝居が融合した本公演を控え
メンバー一同気合いが入ったLiveとなった。
私もサポートを初めてからもう随分たち
メンバー気分でLiveに参加させて頂いた。
今回はGuitarの大橋いさお氏が参戦するなど
バラエティーに富んだLiveとなった。
本公演にも出演予定なので
お暇な方はいらしてみてはいかがだろうか。

2007年09月19日

稲本の評価

このところサッカー日本代表であり
高原と同じフランクフルトに所属する
稲本の評価が急上昇している。
フランクフルトのフンケル監督は
放出したスイス代表MFよりも1ランク上の選手と
とにかく大絶賛である。
これは稲本が急成長したのか
もしくはようやく彼が本領を発揮出来るチームに
巡り会ったのか、どちらなのかは不明だが
これは日本代表に取って非常に
心強いニュースとなりそうである。
今後の活躍に期待したい。

2007年09月20日

大丈夫?

ちょっと厳しい。
と言うのも、年末までスケジュールがギッシリなのである。
LiveやRecording、Tour、制作作業と
いつの間にかギリギリの状態になってしまった。
キャパオーバーまでは行かなかったが
気が抜けない・・・。
全てに早めに手を打たないと厳しい事になるだろう。
1つずつ丁寧にこなして、手抜かりが無いようにしたい。
後は体調次第といったところだろう。
さて、私の運命やいかに?

2007年09月21日

Live!

銀座 砂漠の薔薇にて、HEYSKE氏と2回目の
Duo Liveを行った。
既に慣れたもので、全く問題なくLiveは終了。
連休前と言うこともあって会場は満員御礼状態。
今回は私たちの他にもベリーダンスなどもあり
会場は大いに盛り上がっていた。
次のLiveも決まり次第お知らせするので
銀座が遠くない方は是非とも遊びに来て頂きたい。

2007年09月22日

心配される北京五輪。

このところ中国のあまりに酷いマナーが
大いに話題を呼んでいる。
サッカーではもう有名だが、中国の観客のマナーは
とにかく最悪で、お話にならない。
国歌斉唱中だろうがお構いなしのブーイング。
特に過去の事もあり、日本には強いブーイングを浴びせている。
日本に対してどうだと言う話はどうでもよい。
それよりも心配なのは、あそこまで自国びいきの
運営の仕方を考えると、北京五輪で面白い記録が出るとは思えない。
記録に関係ない勝敗で決まるスポーツに関しても同じである。
宿の環境や、食事などの配慮。
そう言った事を考えると何とも心配でならない。
果たして注目の北京五輪、どうなるだろうか。

2007年09月23日

最初はボウズ

HEYSKE氏のお誘いで釣りに出かける事に。
このところ根詰めて作業しているので
息抜きには最高のお誘いであった。
朝の4時30分にHEYSKE氏の自宅へ集合し
そこから大井埠頭の辺りへ。
小さな頃に経験はあるが、そんなものが役に立つわけもなく
1から釣りの勉強となるのだが
これがまた面白い。
まずは序盤、ルアーで狙うが思ったところに落ちない。
とにかくひたすら振り続けて、ようやく良くなって来たと
自分で思い始めた辺りでHEYSKE氏の方を見てみると・・・。
あ、ダメだ。
あのレベルに到達しないと。
と言うわけでまたも振り続ける。
とは言え、そう易々と上手くなるはずもなく
当然ながら釣果はゼロ。
だが、HEYSKE氏も当たりがなく
場所を変える事にした。
今度は橋のたもとで餌釣りに挑戦するが
これも当たりがなく、大人になってから初の釣りは
ボウズに終わってしまった。
しかしながら、とにかく気分転換には最高の趣味である。
と言うのも、普段音が溢れている状況に身を置いているため
こんな静かな状況はまずない。
特に根詰めている時に、ちょっと出かけるだけでも
大きな効果が得られるのである。
と言うわけで、次回が楽しみな限りであった。

070923fishooi.jpg
朝の大井埠頭。

070923fishhey.jpg
仕掛けを模索中のHEYSKE氏。

2007年09月24日

もしかして風邪?

このところ、どうも眠いと思っていたら
どうやら風邪だったらしい。
それらしい症状が無かったので気がつかなかったが
季節の変わり目で小さな風邪をひいていたようである。
今回の私の症状はとにかく眠気が襲ってくる事。
私はいつも睡眠時間が短い方なので
それが原因かと思っていたが、ゆっくり眠れた時も
眠気があまりに襲ってくるので
漢方などを服用したところ、すっかり治ってしまった。
季節の変わり目には気を付けたいところである。

2007年09月25日

黄金世代再び?

元日本代表MFであり、サッカー解説や
コーチなどで有名な水沼氏の息子が
横浜マリノスのユースチームからトップチームへ
昇格する事が決まったようである。
いわゆるU-17ワールドカップで活躍した世代は
黄金世代と呼ばれ、日本サッカー界に大きな影響を
与えることが容易に予想できるとされている。
実際に先日のU-17ワールドカップでは
決勝リーグ進出こそ逃したが
非常に面白い試合を展開しており
彼らが北京の次のオリンピックを引っ張り
そしてその先のフル代表でのワールドカップと
今から楽しみな限りである。
もちろんU-17は水沼だけではない。
他にも個性豊かな選手が揃っており
今後に期待がかかる。
中田英寿らの黄金世代から時を経て
黄金世代復活となるだろうか。

2007年09月26日

次世代の神復帰

U-22日本代表GKで、靱帯損傷で戦列を
長期離脱していた西川が復帰しつつある。
神・川口に継ぐ次世代のスーパーGKとして
期待がかかっていただけに、U-22だけでなく
Jリーグからの離脱は非常に残念であったが
ようやく復帰し、徐々に調子を取り戻しているようである。
次のU-22が臨む北京五輪最終予選のカタール戦では
完全復帰を誓っているだけに大いに期待したいところである。

2007年09月27日

アジアCL

サッカーアジアCLでどうやら浦和レッズが
順調に勝ち進んでいるようである。
特に注目すべきは日本代表FWの田中達也。
個人的に非常に気に入っており
一時期怪我で日本代表では見られなくなり
すっかり招集されなかったが
最近になって復活し、このアジアCLでも大活躍。
是非ともこのまま突き進んで貰いたいモノである。

2007年09月28日

結局延長

Microsoft社がWindows XPの販売を
延長すると発表した。
来年1月末までの予定を5ヶ月延長し
6月末まで販売するという。
全く使えないVistaへの強制的な移行を
推し進めたが方々から非難囂々。
ようやく販売延長となったのである。
こんなバカバカしい愚行を行えば
文句が出るのは当たり前であり
それなら最初からゆっくり移行すれば良いところを
何とも情けない話である。
取りあえずは6月末まで延長されたが
それまでにアップデートなどでマシなOSに
変わっている事を期待したい。

2007年09月29日

ようやく勝った。

レッドソックスの松坂が待望の勝ち星を挙げた。
いやはや長かったが、今回は8回を投げて
2失点に抑える活躍ぶり。
最後はパペルボンが抑えて日本人投手最多となる
15勝目をマークし、チームは地区優勝となった。
取りあえず一安心だが、問題はこの試合で
このところの乱調ぶりが修正されたのかどうか。
まだ1試合勝っただけなので判断はしかねるが
この試合を機に復調したと考えたいところ。
今後の松坂の活躍が心配である。

2007年09月30日

Live! & 凄い!

池袋Miles Cafeにて円道一成氏率いるBANDで
Miles追悼Liveを行った。
いやはや、凄い。
本当に素晴らしいLiveであった。

メンバーは円道一成氏を始め
Guitarにコレノスなどで活躍する是方博邦氏。
Bassに爆風スランプなどで有名なBBQ和佐田氏。
Drumsに大御所、村上ポンタ秀一氏。
そこにOh! God Showのメンバーが加わり
実に熱い演奏が繰り広げられた。
是方氏は今回初共演、ポンタ氏はSessionで御一緒したものの
Liveでは今回が初共演となったわけだが
言葉に言い表せない。

是方氏は私が大学のサークル時代にFusionをやっていた際に
コピーバンドを良く組んでおり
その本人と共演出来るのは本当に嬉しい事であった。
また、村上ポンタ秀一氏は言わずと知れた大御所。
同じく大学時代にポンタBOXなどをちょっとアレンジして
Saxを入れつつ演奏したものであった。

尊敬する方々との共演とは言え、遠慮は無用。
ステージ上では全てのプレーヤーが同じ位置から
一つの空間を共有し、作り上げていくのがLiveである。
自分が出来る限りの事をしたつもりであるが
至らない部分も多々あった。
しかしそんな部分も含めて、そんな時間を共有し
一つのLiveを作り上げる事が出来たのは
何とも言葉にし難い感情がこみ上げてくる。
「嬉しい」とか「楽しい」とか「悔しい」とか
そんな簡単な言葉では表せない。
しかし一つ言える事は、今日のLiveに出演出来て
心から良かったと思える事。
そんなところだろうか。

あまり時間は空かないが、10月4日には
再びそんな最高の時間が待っている。
今回のLive以上のモノが生まれるように
それまで短い時間ではあるが
自分なりに頑張って行きたいと思う本日であった。