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SBC Session & 日本対スイス

四ッ谷Sokehs RockにてSBCの
B-Side Sessionを行った。
今回も多くの方々がところ狭しと
Sokehs Rockのステージで素晴らしいアンサンブルを
繰り広げ、大いに盛り上がった。
やはりPAシステムがあると言う事で
Vocalなどのフロント楽器の方々からは
非常に好評を頂いている。
楽器的に少ないのはPianoとDrums。
まだSBCのB-Side Sessionを経験した事のない
Piano、Drumsのプレーヤーはチャンスである。
次回は10月15日の月曜日なので是非とも参加して頂きたい。


さて、サッカー日本代表が参加している3大陸トーナメントで
日本は第2戦をスイスと対戦した。
オーストリア戦では攻め切れなかった課題を
どのように修正しているか、大いに期待したい。

日本のスタメンは非常に興味深い。
GKに川口。
DFには中澤、闘莉王、加地、駒野。
MFは中村俊輔、遠藤、稲本、鈴木、そして松井。
FWは巻のワントップ。
オシム監督はついに松井をスタメン出場させてきた。
彼の活躍が日本を救うかどうか、注目である。

対するスイスはドイツワールドカップベスト16に入った強豪で
先日はオランダとの親善試合に勝利しており
この一戦は日本に取って大きな経験をもたらす事は間違いない。

スイスのキックオフで試合開始。
この試合、日本の立ち上がりが良い。
特に松井と遠藤の左サイドからの攻撃が良く
二人がバランス良く入れ替わって
スイスのDFの嫌なところでプレーしている。

しかし前半8分の辺りでスイスもエンジンをかけて来た。
スイスのサイド攻撃が非常に強力で
一気に突破を図ってくる。
これがまた止まらない。
日本はしっかりした守備で守ってはいるが
安心する事は出来ない。
完全に格上との試合で安心などあり得ないのである。

と思っていたら前半10分、試合が動いた。
スイスのサイド攻撃を押さえるべく
日本が自陣ペナルティーエリアのすぐ外でファウルを犯し
このフリーキックが日本のゴールをこじ開けてしまった。
さすがはスイス。
芸術的な弧を描き、日本の壁の外側から
川口が絶対に届かないところへ吸い込まれていった。

そしてその直後、またも日本に悪夢が訪れる。
前半12分、やはりドリブルで攻め込まれ
ペナルティーエリアで闘莉王が止めに行ったところで
相手の蹴ったボールが闘莉王の腕にあたりハンドを取られてしまった。
これで得たPKをスイスがしっかりと決めて
あっという間に0-2と日本は突き放されてしまった。
先ほどまで良い試合だと思っていただけに
この実力差には少々厳しいものを感じる。

0-2とリードされた後、このスイスの勢いに
日本は完全に守り一辺倒となり
どうにもしがたい状況に陥ってしまう。
どうにかして日本はスイスからボールを奪おうとするのだが
スイスの驚異的な組織力の前に、ボールが奪えない。
逆に日本のボールはスイスに簡単に奪われてしまう。
とにかく感じるのは個々の基礎能力の高さである。
まずトラップが上手い。
完璧にボールの勢いを殺して、次のプレーにつなげるあたりは
スイスは当然のようにこなしている。
またパスに関しても非常に精度が高く
短い簡単なパスでも完璧なコースで完璧なスピードでパスを出すので
受ける方も完璧なトラップをしやすいのである。
個人技などではなく、当然のプレーをしつつ
そこにチームとしての組織力を加えているスイス。
何とも恐ろしいチームである。
しかし本来はスイスの様な戦い方を日本はするべきであり
本当に良い見本となっている。

日本はその後も松井などが驚異的なスピードと
フィジカルの強さで一気にシュートまで持って行くなど
反撃しようと必死なのだが、ゴールが遠い。
見ていて嬉しくなってしまうのがこの松井大輔。
動くは動く。とにかく動く。
取れなさそうなボールに対しても全速力でぶつかっていき
十二分に相手にプレッシャーをかけ
取れそうなボールには一度引き離されても
何度も何度もトライするその姿は本当に心強い。
個人的にはこの松井のプレーが見られただけで
この試合、満足と言っても過言ではないほど
心を打つプレースタイルである。

前半30分近辺で、ようやく日本の時間が訪れる。
スイスの攻撃の手が緩んだところで
日本は一気に攻撃を仕掛け、スイスを攻め立てる。
スイスの組織的な守備に阻まれ、得点には至らないが
何度もトライする事で、世界トップレベルの強さを知り
あわよくば一気に進化するチャンスでもあるので
頑張って欲しいものである。

結局前半は日本は無得点で折り返す事になる。
後半に向けてハーフタイムでのオシム監督の作戦に
大いに期待したい。

日本のキックオフで試合再開。
日本に選手交代は無く、一方のスイスは2人代えてきている。
日本は立ち上がりからスイスを攻め立て
逆にスイスは2点のリードをしっかりと守る体制。

そして後半7分、相変わらず素晴らしい攻めを見せていた
松井が値千金のプレーを見せた。
左サイドから驚異的な突破力で相手を置き去りにした瞬間
スイスDFが松井をペナルティーエリア内で倒してしまう。
これで得たPKを中村俊輔がキッチリと決めて
日本は1-2と追い上げを開始した。
後半の早い時間帯での得点なだけに
ここから一気にスイスを攻め立てたいところである。

その後も闘莉王が素晴らしい上がりを見せるなど
この後半、日本の動きが良い。
縦パスが通り始めた事が直接の原因だが
見ていると縦パスが通り始めたのは
日本がダイレクトでパスを回し
それが相手につけいる隙を与えていないのである。
このペースでまずは同点まで持って行きたい。

そして攻め続けた後半22分
日本についに素晴らしいゴールが訪れた。
またも松井が得たFKを中村俊輔が絶妙のクロス。
それをスイスの高く強いDFを剥がして
巻が得意のヘッドでスイスのゴールへ流し込んだ。
この得点で日本は2-2と同点に追いついた。
このゴールは大きい。
まだ十分に時間がある状態なので
日本にはここから逆転、そして勝利を勝ち取って欲しい。

ここでオシム監督は後半25分、松井に代えて山岸を投入。
おそらくまだ松井は動けたとは思うが
オシム監督の考えは他の選手を試したかったのだろう。
あくまでこれはワールドカップではない。
それならばスイスという絶好の強豪相手に
色々な事を試しておきたいのだろう。

日本が同点に追いついたところで
ついにスイスが重い腰を上げた。
これまでリードしており、しっかりと守っていたが
ここにきて同点にされた事で
再び一気に日本に対して猛攻を仕掛けてくる。
しかし日本も前半とは違う。
このスイスの猛攻を防ぎつつ、追加点が欲しいところ。

そして後半32分、代わって入った山岸の突破から
上げようとしたクロスがコーナーキックに代わり
そこから上げたクロスがまたも巻のところへ。
そしてこの巻に対して、先ほど得点された事もあり
スイスDFが巻を引きずり倒し、このプレーで日本がPKを得た。
このPKを中村俊輔がキッチリと決めて
ついに日本が3-2と逆転に成功した。
本当に素晴らしいチームプレイでの得点であった。

オシム監督はこの直後、後半34分に巻に代えて矢野を投入。
様々な戦力を試したい考えのようである。

しかしこの直後の後半35分、日本のパスミスで
相手にコーナーキックを与えてしまい
このコーナーキックで上げたクロスをスイスに押し込まれてしまった。
丁度代わって入った矢野がマークを振り切られる形となり
少々残念ではあるが、ここからもう1点追加点を入れ
堂々の勝利を手に入れたい。

スイスは3-3と同点にしたところで
この試合一番の猛攻を仕掛けてくる。
このとてつもない猛攻は恐ろしい。
一瞬たりとも気が抜けないプレーの連続で
こういう時の集中力は驚異的なモノがある。
先ほどまで完全な日本ペースだったのが
あれよあれよと言う間にスイスペース。
これがサッカーの醍醐味であり、恐ろしいところだろう。

後半41分、日本は遠藤に代えて佐藤を投入。
この後半終了間際でスピードのある佐藤を投入する事で
相手を翻弄し、得点に持って行きたい考えである。

日本はロスタイムに中村俊輔に代えて中村憲剛を投入する。
そしてその投入直後、ロスタイム残り1分もなかったところで
左サイドからのクロスを中村憲剛がシュート。
しかしこのシュートを相手GKが弾く。
だがこの弾いたところに後半から入った矢野が詰め
相手ゴールに流し込む。
この土壇場に来て4-3と日本は再びリードしたのである。
あまりの素早い展開に、驚くばかりで感動できないほどであった。

この得点の後、残り時間が無いところで
スイスは全員攻撃で日本を攻め立てるが
最後は川口がしっかりと押さえて試合終了。

いやはや驚きの連続である。
この一戦がもたらしたモノは非常に大きい。
日本がこのスイスに勝利した事も大きいが
この一戦がもたらしたのはそれではない。

まず、日本がスイスのような強豪国と
対等に渡り合えた事実。
確かにスイスは強かった。
しかしそれに対して日本は組織でのプレーで
何とか立て直し、勝利まで持っていた。
この経験がまず大きな事実となる。

そしてこの試合で得た課題である。
前半は完全にスイスペースだった。
しかしそれはスイスが強かったからだけなのだろうか。
早い時間帯にあっという間に2点を取られた事で
完全に気後れしていた感がある。
立ち上がりから良い攻撃もあったが
やはりスイスという強豪国相手に
構えすぎていたところがあったのだろう。
それがこの試合、日本がスロースタートとなった原因であり
今後日本が技術だけでなく精神面に関しても
もっと鍛えなければいけない事を示している。

スイスが猛攻を仕掛ける時、そこに遠慮などはなく
本当に必死で日本ゴールを目指して来た。
その必死な姿勢、そしてその精神が生む集中力。
これは絶対に無視出来ない。
日本に取って足りないのはハングリー精神のような気がしてならない。
絶対に勝つ!と言う気持ちは勿論あると思う。
しかしそれが足りていないのだと思われる。
それはこのスイスを見ていれば解る。
気持ちで負けていれば、相手の攻撃は防げないし
ましてや自分たちの本当の実力など出せるわけもない。
日本より強い国は沢山ある。
その強豪国に勝つには、日本がいつでもベストを出す必要があり
そのためには、気持ちだけでも強豪国より強く持たなければならない。
まさにホーム&アウェイの状態が試合に影響するのと同じ事だろう。

ともあれ、勝利できたのは嬉しいことである。
このスイス戦で得た事を次の試合にも活かし
更なる進化を見せて欲しいモノである。
日本代表の次の試合に期待したい。
素晴らしい試合であった。

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