渋谷Crocodileにて円道一成氏と共に
Red Chili Beans Special Session BandのLiveを行った。
急遽決まったLiveなので、告知が遅くなってしまったが
昨日に引き続き素晴らしいLiveとなった。
Oh! God Showのメンバーは私とロベルト小山氏だけ。
その他のメンバーはRed Chili BeansというBANDの
メンバーを中心とした本日初顔合わせの方々。
しかしながらとても初顔合わせの演奏とは思えない一体感で
リハーサルから非常に良い雰囲気でLiveを迎える事が出来た。
Liveは勿論大盛況で、多いに盛り上がる結果となった。
円道一成氏とのLive、次回は9月30日を予定している。
このLiveでは村上ポンタ秀一氏との共演が決まっており
是非とも遊びに来て頂きたい。
さて、女子バレーボールワールドグランプリで
日本は強豪、ポーランドと対戦した。
ポーランドはエース、スコブロニスカを有する強力なチーム。
昨日も世界ランク1位のロシアをストレートで下しており
全く持って気が抜けない相手である。
しかも日本は昨日のカザフスタン戦で栗原が捻挫。
あの状態ではこのポーランド戦出場は難しいと思われ
この危機を日本がどう乗り切るか、気になるところである。
気になる日本のスタメンはやはり栗原が離脱。
竹下、高橋、木村、荒木、庄司に加えて小山が入る。
リベロは今までと同様に佐野である。
対するポーランドの布陣はスコブロニスカが健在。
厳しい試合になることは間違いない。
まずは第1セット、竹下のサーブがネットにかかりながらも
相手コートに落ちて、日本のポイントから始まる。
しかしポーランドもすぐにクイックでやり返すなど
やはり簡単にはいかないようである。
日本はポーランドの高いスパイクやブロックに苦戦し
序盤から徐々に引き離され、最初のテクニカルタイムアウトは
4-8と大きくリードされて迎える事となる。
ところがタイムアウトの後、高橋の強打から相手のスパイクミスもあり
日本が一気に5連続得点で逆転に成功。
ここから日本はリードを何とか保っていたが
2回目のテクニカルタイムアウトの直前に14-14と追いつかれる。
しかし、ここでこの流れを切ったのが強力なバックアタックを放つ小山。
ポーランドに1点を返されるが、すぐに高橋が打ち込んで
16-15とリードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
日本の流れが来たかと思っていたら
タイムアウト明けにポーランドの高さとデータバレーが炸裂。
5連続ポイントで16-20と逆転された上に一気に引き離される。
しかしここで小山が尋常ではない強打で相手のレシーブを吹き飛ばし
高さやデータバレーではどうにも出来ないスパイクを放ち
それに庄司もブロックポイントとクイックで追随。
19-20と1点差まで詰め寄る。
だが、ポーランドもここで連続得点を叩き出し
22-19と日本は再度引き離される事に。
日本はここから1点を返すが、ポーランドとの点差は広がり
20-24でポーランドのセットポイントとなり
最後はポーランドのブロックにかかって20-25で
第1セットを落としてしまう。
続く第2セット、日本はいきなり木村がブロックに捕まるが
直後にもう一度強打で勝負し1-1。
その後ポーランドのスパイクミスで2-1と日本がリードの展開。
このセット、序盤から高橋が爆発。
ようやく日本最強のプレーヤーが調子を取り戻したようである。
それに竹下のブロックポイントまで出て
日本は最初のテクニカルタイムアウトを8-5で迎える。
その後も日本は攻めの全員バレーでポーランドを攻め立て
これにポーランドも調子を崩して16-9と大きなリードを奪い
2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
タイムアウト明けも日本の勢いは止まらず
何と8連続得点で19-9とついに10点差をつける。
このセットとにかく日本が気迫のこもった粘りの全員バレーで
24-13でセットポイントを迎える。
最後にポーランドに連続得点を許すが
木村がしっかりと決めて25-16で第2セットを取った。
第3セット、まずはポーランドの連続得点で始まるが
日本も庄司の強打、小山の強烈なジャンプサーブなど
2-4と逆転に成功し、第2セットの日本の勢いは衰えていない。
そのままリードを広げ8-5で最初のテクニカルタイムアウトを迎える。
その後も日本はリードを保ち16-13で
2回目のテクニカルタイムアウトを迎る。
しかし、このタイムアウトの後、ポーランドが3連続得点。
ここに来て同点に追いつかれてしまう。
その後、庄司のブロードがブロックされ
17-18でついにポーランドが逆転。
そのままポーランドが1~2点のリードを保っていたが
セット終盤に荒木がブロックポイント、強打と連続得点を叩き出し
23-23と同点に追いつく。
しかし3連続得点とまでは行かず、23-24でポーランドのセットポイント。
日本は頑張ったが、最後にポーランドのブロックにかかり
23-25で第3セットを落とす。
後のない第4セット、木村のスパイクがブロックにかかり
ポーランドのポイントから始まる。
そのままポーランドの流れとなり最初のテクニカルタイムアウトは
4-8とリードされて迎える展開。
日本は小山の強打が気持ちよく決まっている時は
良いのだが、小山が止められると厳しい。
やはり栗原との違いは安定性だろう。
小山の方が流れに乗った時は怖いモノがあるが
悪い時はどうにもならない。
この辺りを修正出来なければ小山のレギュラー復帰は難しい。
その後も小山が相手のブロックに捕まるなどして
日本になかなか流れが来ないまま
7-16と完全にポーランドペースで2回目のテクニカルタイムアウトとなる。
そのまま日本は反撃できずに13-24でポーランドのマッチポイントを迎え
高橋が1ポイント返すが、最後は日本のサーブミスで14-25で
第4セットを落とし、日本がセットカウント1-3で敗戦。
一時は高橋、木村、荒木などに復調が見られたが
それ以上にポーランドの高さとデータバレーにやられ
ポーランドのこの試合のブロック数は22。
それに対して日本のブロック数はたったの3。
これでは勝てるわけがない。
日本はこれで決勝ラウンド進出が非常に厳しくなったが
明日は世界ランク1位の最強のロシアとの対戦。
とにかく勝つしか道が残されていない状況で
相手は世界ランク1位のロシア。
果たして日本のワールドグランプリ2007はどうなるだろうか。