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日本対サウジアラビア

サッカーAFCアジアカップ準決勝戦。
日本はサウジアラビアと激突した。
ついに準決勝まで来たが
ここまで来ると、余計に心配で仕方がない。
とにかく勝って欲しい。
見ている方としてはこの気持ちが強いわけである。
前大会ではサウジアラビアはグループリーグ敗退。
しかしながら今大会では生まれ変わって登場しており
全く持って気が抜けない。

さて、注目のスタメン。
日本のスタメンはGKにオーストラリア戦で
再び驚異的な神技を疲労した守護神・川口能活。
DFには井原の後を次ぐアジアの壁・中澤を筆頭に
世界に誇る両利きサイドバックの駒野。
経験豊富な攻撃的右サイドバックの加地。
そして中澤とコンビを組んで絶妙なラインコントロールをする阿部。
MFには日本、スコットランドだけでなく
今や世界が注目する中村俊輔を筆頭に
日本の中盤を支える遠藤、中村憲剛、鈴木。
FWにはキング・カズを受け継ぐキング・高原と
もう「利き足は頭」とは言わせない実力を
身につけ始めた巻。

対するサウジアラビアは
キャプテンでありサウジ最強のFWのヤセルや
怪我の具合が注目されていた攻撃的MFアル・カフタニ
そして小柄ながらスピードのあるFWマレクが出場。
最強の布陣で臨んできている。

日本はサウジとはアジアカップ予選で戦っており
その戦績は1勝1敗とお互いに譲らない。
個人的に有利と考えたいのは予選からの経過である。
日本は恐らく今大会のどの出場国よりも
1試合ごとに変化が大きいと考える。
そう考えるとサウジと今まで均衡した力を持っていたのなら
今なら勝利する事が出来ると考えたい。
この試合の直前に別会場で行われていたイラク対韓国の
準決勝戦ではPK戦の末にイラクが勝利を収めており
日本がサウジに勝てばイラクと対戦する事になる。
もし負けた場合も韓国との3位決定戦が残っているが
今はそんな事は考えたくない。
絶対に勝ち続け3連覇、史上初の4度目の優勝を成し遂げて欲しい。

日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりは両チーム共に
非常に安定したディフェンスを展開しており
お互いにこの試合に対する思いの強さが伝わってくる。
しかしサウジの方はやはり中東独特の荒いプレーで
ファウルの連続攻撃。
中東のサッカーの特徴は強い当たりなど
フィジカルが強いという部分なのだが
一歩間違えるとただの汚いラフプレー。
UAE戦でもそうだったように、後半になるにつれて
サウジがファウルトラブルで自滅してくれるのを願うばかりである。

サウジの攻撃陣はヤセル、アル・カフタニなど強力なメンバーが
揃ってはいるが、日本もオーストラリア戦で
ビドゥカ、アロイージ、キューウェルなどの欧州の強豪を
しっかりと抑える実力を持っている。
気を抜かなければこの試合、サウジを封じて勝てるはずである。

立ち上がり以降、序盤はお互いディフェンスは良い流れだが
日本の方が攻撃面で良い方向に向いている。
良いリズムで攻めているだけに前半の間に先制点が欲しいところ。
対するサウジは日本が中盤を支配しているので
なかなか攻めに転じる事が出来ていないが
非常に高い位置から日本のボールを虎視眈々と狙っており
日本が攻めているからと言って楽観視する事は出来ない。

今までの相手と違う部分はただ引いて守る相手ではないと言う事。
引いて守り、カウンターを狙うと言う相手ではなく
高い位置からしっかりとプレスをかけてボールを奪いに来る上に
日本が攻めに転じている時はDFが一気に引いて守るという
攻守の切り替えが非常にスピーディーで
守っている時も攻撃的であるという事なのである。
日本のミスはそのまま相手の得点に直接的につながるという
何とも緊張感溢れる試合になる事は間違いない。

前半中盤に来ると今まで沈黙していたサウジの攻撃が
一気に激化して襲ってくる。
日本のミスが原因という部分もあるが
サウジの攻守の切り替えが早く、しかも極端なのが問題である。
特に攻撃時の勢いは恐ろしいものがあり
とてつもないスピードで攻めてくる。
これまで良いリズムで試合を展開していた日本。
ここは我慢して流れを取り戻したいところ。

しかし前半中盤にサウジに一度流れが行ってから
日本の中盤が良くない。
ミスだけでなく、相手にパスを読まれ続け
なかなかスピーディーに試合を展開できない。
川口が再三ゴールマウスを守っているが
早くこの状態を打開しないと危険である。
しかもファウルが増え、プレーも荒い。
大いに危険である。

そんな前半35分、ついに試合が動いた。
日本のファウルで相手にフリーキックを与え
そこから流し込まれたボールがゴール前で乱戦となり
これを要注意人物であるヤセルに押し込まれる。
最悪の展開となってしまったが早くこの状態を回復したい。

と、思っていた矢先に日本が奮起した。
前半37分、日本のコーナーキックから
遠藤が絶妙なクロスをあげ、これを走り込んだ中澤が
強力な高い位置からのボンバーヘッド一撃。
長身を活かし、ヘディングで相手のゴールに叩き込んだ。
これで1-1と日本は同点に追いつく。
これまでも先制されながら日本はすぐに追いつき
そこから試合を支配し、勝利する事が多く
今回のアジアカップの傾向から行けばこの試合勝てる。

サウジはすぐに追いつかれた事で少々動揺が見られ
前半も残り僅かな事から、何とか追加点をあげ
良い状態で前半を終了したいところ。

1分のロスタイムが表示された後、前線で巻が倒され
良い位置でフリーキックを得る。
このボールを中村俊輔が面白いボールを蹴り込んだが
残念ながら得点には至らず、1-1で前半終了。

サウジの長所は攻守の切り替えが早く
試合が流れている時は非常に危険である事。
逆に弱点はサウジゴール前の乱戦や
セットプレーに弱く、GKが優れた選手でない事だろう。
後半に向けてのオシム監督がどう修正してくるかが
ポイントとなる事は間違いない。

サウジのキックオフで試合再開。
両チームともハーフタイムでの選手交代はない。
後半は日本が風上となりロングシュートも
より効果がある状態。
大いに期待したい。

立ち上がり、まずはサウジが攻める展開。
明らかに点を取りに来ており注意が必要である。

と思っていた矢先、後半2分に日本に悪夢が。
攻められている展開の中、右サイドから
放り込まれたクロスにマレクが飛び込んでヘッド。
これが綺麗に決まって後半開始早々に
再びサウジにリードされてしまう。

これは非常に良くない流れである。
サウジはハーフタイム時のミーティングで
後半開始から攻める事を考えており
それがしっかりと実行された展開。
今後ますます調子が上がってくる事が予想され
逆に日本は思い切り出鼻を挫かれた状態。
とにかく、今までと同様の早い段階での同点弾を期待したい。

ここから日本は意気消沈せずに一気に猛攻を仕掛ける。
そして後半7分、日本が再び奇跡を起こす。
猛攻から得た左サイドからの遠藤のコーナーキックを
ファーサイドの巻がヘッドで折り返し
これを阿部がまるでキャプテン翼を彷彿とさせるような
もの凄い打点からのオーバーヘッドキック。
オーバーヘッドでなければ間に合わないタイミングのボールを
完璧に相手ゴールに叩き込んだ。
これで2-2と日本は再び同点に追いついた。

ところが、ここからまた日本に悪夢が訪れる。
後半12分、左サイドから切り込んできたマレク1人に
完全に日本のDFが抜かれ、そのままゴールを割られるのである。
マレクのドリブルにしてやられた。
これでまた2-3とサウジがまたもリードする。

こうなったらもう攻撃あるのみ。
何点取られても1点多く取った方が勝つ。
2点でも3点でも取るしかないのである。
ここまでシュートまで持ち込む機会が少ないが
ここからは日本はとにかくシュートを打つしかなく
シュートの嵐を期待したい。

後半16分、サウジが1枚目のカードを切る。
怪我をしているという情報もあり、アル・カフタニを下げて
同じMFを投入してくる。

後半22分、今度は日本が最初のカードを切る。
巻に代えて佐藤寿人を投入。
スピードのある佐藤を投入し、とにかく1点を狙う構え。

サウジにリードされてから日本は再三攻撃を仕掛けるが
良い流れが来ない。
選手達の意識が乱れ、アイデアに誤差がある。
裏をかく動きなど非常に有効なのだが
どうにも上手く流れていかない。
サウジの選手達の動きが非常に鈍っており
疲れが見える時間帯なだけに、ここで同点にしておきたい。

そして後半29分、ここで日本が2枚目のカードを切る。
遠藤に代えて羽生を投入。
コーナーキックなどでは良かったが
この試合、ボールが動いている状態では
遠藤でボールが止まる事もあり、羽生の様な
動きの速い選手は非常に面白いところだろう。

その直後、後半31分にサウジもDFの選手を交代させ
ベテランの選手を投入しディフェンスの安定を図る。
この辺りからサウジが時間浪費作戦を展開し
日本にとっては嫌な状態である。

こうなった時に日本が1点取って同点にした場合
サウジの精神的ショックは計り知れない。
それを考えるとまだ時間は15分あるわけで
とにかく追加点をと言う状況。

羽生が入ってから、日本はようやく意識が変わり始める。
羽生のロングシュートをきっかけに駒野なども
ロングシュートを狙い、非常に面白い展開になっていく。

しかしなかなか得点が取れないまま試合が進み
後半40分、サウジが最後のカードを切って
MFを交代させる。
日本も同じタイミングで中村憲剛に代えて
FWの矢野を投入し、3トップで最後の得点を狙う。
この交代で両チーム交代枠は使い切った。

その直後に相手GKと矢野が接触した様に見えるプレーで
大した接触でもないのにサウジのGKが異常なまでに痛がり
時間を稼いでいく。
そして審判に促されて立ったGKは何ともなかったように
ボールを蹴り出す始末。
時間稼ぎもここまで来ると遅延行為としても良いのではないかと
思ってしまうプレーである。

そしてついに試合はロスタイムに突入。
ロスタイムは5分。
さすがに審判もサウジの時間稼ぎを見抜いて
ロスタイムを多く取ってくれたようである。
ロスタイムはサッカーで一番得点のある時間帯。
ここで得点し、同点にしたいところ。

日本はとにかく攻め続け、サウジにボールを渡さず
圧倒的有利のなか攻め続ける。
そして残りあと1分というところで、日本はコーナーキックを得る。
このコーナーキックを蹴るのは中村俊輔。
川口能活も上がり、まさに全員攻撃参加。
しかしこのコーナーキックを相手GKに弾かれ
その瞬間に試合終了。

もう何とも言い難い試合。
あまりのショックに何を思えば良いのか解らない。
ここまで攻め続けながら、なぜ勝てないのか。
サウジの気持ちに勝てなかったのだろうか。
オシム監督になってから明らかに強くなった日本代表。
それでも勝ち続けるのは本当に難しい事なのだろう。
そしてまだ日本サッカーは発展途上であり
今後、まだまだ伸びていくはず。
圧倒的にシュートが少なく、ボールを回す事を考えて
結果攻撃的な展開を作り出せなかった。
この辺りが敗因だろう。

これで日本の三連覇、史上初の4度目の優勝は消えた。
逆にサウジアラビアは史上初の4度目の優勝に向けて
決勝戦を戦うわけである。
日本は韓国との3位決定戦がまだ残っており
日本対韓国はまさに因縁の対決。
この試合での鬱憤をぶつけて大勝して欲しい。
日本代表の次の試合に期待しよう。

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