表参道Lapin Et Halotにて
Afro橘のLiveを行った。
今回はいつも御一緒している田中誠(Pf)のお誘いで
サポートで参加する事となった。
メンバーも最近御一緒しているGuitarの法西隆宏氏を始め
面識のあるメンバーが多く、初参戦ながら
非常にリラックスした雰囲気でのLiveとなった。
Liveは少々のトラブルなどがあったのだが
本番になれば全くそれを意識することなく
良い雰囲気でのLiveとなり、観客の方々も満足して頂いた様子。
やはり共演するメンバーのフィーリングは
本当に大事だと実感してしまう。
その後は打ち上げで、7年ぶりに再開した廣島リマ氏他
様々な出会いもあり、何とも嬉しいLiveとなった。
また是非とも御一緒したいBANDであった。
さて、東アジア選手権に出場している日本代表は
第2戦となる中国戦に臨んだ。
同じく最悪のアウェー環境の中での中国戦。
前回の北朝鮮戦よりもホームチームの中国との対戦と言う事もあり
試合環境は最悪と予想される。
注目の日本のスタメンは
GKに楢崎
DFに中澤、駒野、内田、今野
MFに遠藤、中村憲剛、鈴木、安田、山瀬
FWは田代のワントップ。
これまた大きく変更したものである。
GKはやはりこういう大会だからこそ
慣れている川口とサブの楢崎をバランス良く使い
GK陣の状態を整えておきたいのだろう。
DFの阿部の不在を考えればフルメンバーでは無いので仕方がない。
MFは不調の中村憲剛が復帰したが
安田を起用し新しい若い世代のメンツを試す意味があるだろう。
そして問題はFW田代のワントップ。
この決定力不足が露呈している状態での
この布陣はどうなるのだろうか。
2列目の飛び出しを中心に考えれば面白いかも知れないが
個人的にはまったく予想がつかない。
相変わらずの試合環境の中、中国のキックオフで試合開始。
立ち上がりから中国のプレスが強い。
やはりホームと言うこともありラフなプレーが多い。
こういった小さな大会での怪我だけは気をつけて欲しい。
注目の日本の立ち上がりだが、田代のワントップが
私個人の予想と反して、非常に面白い結果を出している。
メンバー全員が田代に向かってボールを集めていき
良いリズムが生まれつつある様である。
また、安田も非常に機能しており
今後の日本代表にとって大きな戦力となりそうである。
そしてそんな前半16分、いきなり試合が動く。
両利きのサイドアタッカー駒野が左サイドから一気に上がり
田代にクロスをあげる。
このクロスを相手GKが弾くが、これを山瀬が詰めてゴール。
これで序盤の早い時間帯に1-0とリードする事に成功した。
ところがこの日本の先制点以降、一変して中国ペースになる。
前半はとにかくホームの地の利を活かしたラフプレーで
徹底的に中国が攻めに攻め、日本は防戦一方。
代表での試合経験が不足している楢崎だが
この中国の強力な攻めを、必死に押さえファインプレーを連発。
日本のGKは川口だけで無いことを見せつける。
DF陣もこの楢崎を中心に中国の攻撃を防ぎ前半は終了。
後半に向けてどうにか修正し、追加点を狙わないと
嫌な雰囲気の中でのハーフタイムとなった。
日本のキックオフで試合再開。
ハーフタイムで日本は駒野に代えて加地を投入。
この辺りは色々試したいと言うのがあるのだろう。
後半の立ち上がりだが、前半とは違い
日本が一気に攻め上がる展開になる。
特に田代や安田を中心に良い流れで攻撃を仕掛け
追加点の予感十分という雰囲気となる。
しかし後半10分にあり得ない出来事が起こる
大いに活躍していた安田だったが
中村憲剛からのクロスに素早く反応し飛び出したところを
相手GKから跳び蹴りを喰らい倒れてしまう。
もちろん相手GKはイエローが与えられたが
この直後の後半14分には安田は負傷退場となり
日本は羽生を投入する。
個人的には1発レッドでもおかしくない。
幾らホームでラフプレー中心の中国とは言え
ここまでスポーツをバカにしたプレーは頭に来る。
サポーターはスポーツマンでは無いので仕方がないとしても
これはあまりにサッカーを侮辱した行為である。
その後の試合は見るに堪えない。
とにかく酷い有様で、安田の負傷退場の後も
何度も日本代表の選手が倒され
あまりの事に判定も段々不可解になって来る。
こんな試合の審判は大変だと思う。
これだけ酷いラフプレーの連続では
審判の判断力も段々とおかしくなってしまう。
しかしそれでも日本は何とか冷静に試合を運び
試合はロスタイムに突入。
ロスタイムに山瀬に代えて橋本を投入するが
もう時間もなく、試合は1-0で終了。
個人的には安田、田代、楢崎の存在感が目立つ試合となった。
彼らの実力が証明された事は、今後の日本代表にとって
非常に良い材料となることは間違いない。
試合としては、あまりに酷すぎてサッカーとしての収穫はなく
どちらかと言えばこういった厳しい試合を経験すると言う意味で
精神的な収穫が大きい気がしてならない。
安田の状態が心配ではあるが
次の試合でも元気な姿を見せて欲しいモノである。